□□□□□□□□□ 3 月 16 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-漢字アクティビティ「似ている漢字」
1年生で習った漢字を思い出し、似ている漢字は何個あったか書いてもらいました。
少し漢字の認知度が上がったようで、似ている漢字の区別がつくようになってきました。
-「いいこと いっぱい、1年生」
みんなと一緒に1年生を振り返り、どんな学習やアクティビティをしたか思い出してみました。
単元では、「くじらぐも」が、印象に残っていたようで、一緒にくじらぐもに乗る振りをしたね!など、意外と授業内容を覚えてくれていたので嬉しかったです。
1学期の初めに読んだ「いいてんき」のページを見て「え?こんなに簡単だったの?」と、おどろいている子もいました。自分の成長を知れた瞬間でしたね。
最後に宿題で書いてきてもらった、1年生の思い出作文を1人ずつ発表してもらいました。
大きなかぶの朗読発表会、休憩時間のお弁当、楽しかったアクティビティ、がんばった漢字など、それぞれの思い出を語ってくれました!
3時間目
⭐︎ゲーム大会⭐︎
-物知り博士
お題を聞いて、同じ仲間のものを多く答えるゲーム。
「くだもの」というお題で、たくさん果物の名前が上がりました。
キュウリやパプリカは、野菜か果物か?という議論も生まれました。調べたところ、定義は国や生産者によって違うようです。。。ちなみにキュウリは果菜と言うそうです。
-ラインナップ(番付ゲーム)
・背の高い順
・誕生日順
・あいうえお順
・靴のサイズ順
いろいろな順番で並ぶだけというゲームですが、子どもたちが「ああだ。こうだ。」と相談しているところが面白かったです。
-ひらがなカウントダウン
ばらばらに選ばれたひらがな8コを使って、時間内に出来るだけ多くの言葉を作るゲーム。
(本家Countdownのゲームは、どれだけ長い言葉を作れるかで競います。)
協力し合って11個の言葉を作ることが出来ました!1番長い言葉は4文字でした。
1年前に比べると、みんなの語彙力も上がり、ゲームの説明をすぐに理解し、自分たちで協力し合って答えを考える頼もしい一面が見られました。
あっという間に1年が過ぎ、4月の始めの授業で緊張して何も話せなかった子どもたちが、今では自信を持って手をあげて発言するようになり、音読もしっかりできるようになりました。
漢字は、まだまだですが興味はあるようで、2年生で頑張りたい事が、みんな共通して「漢字をがんばる」でした。2年生の漢字は、160コあるよ!がんばろう!とみんなに伝えたところ、戦々恐々としていました。。。春休みを挟み、読み書きに触れる機会が減ります。2年生進級前にレベルを落とさないようお家でも日本語学習を続けましょう。
それでは、2年生になっても、これまでの意欲や元気を忘れず学習に取り組んで下さい。これからも、みんなの成長を楽しみにしています。
□□□□□□□□□ 3 月 9 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目/2時間目
-ウォーミングアップ!「いろいろな気持ち」
本文に入る前に、人の気持ち(感情)にはどんなものがあるか確認をしました。
ほめられたとき(うれしい)、ひとりぼっちのとき(さみしい)、かみなりがなったとき(びっくり)、ゲームにまけたとき(くやしい)など、
人には、いろいろな感情がありますね。
-「ずうっと、ずっと、大すきだよ」
今日は読解力をつけてもらうため、問いかけ!問いかけ!問いかけ!の授業となりました。
まずは、本文から気持ちが表現されている文章を[赤:たのしい、うれしい、あたたかい、やさしい気持ち][青:かなしい、さみしい、ざんねんな気持ち]と印をつけて分けてもらいました。
[赤:あたたかい気持ち]
・「ずうっと、ずっと、大すきだよ。」と伝えているところ。
・エルフは、世界でいちばんすばらしい犬です。
・エルフとぼくは、まい日いっしょにあそんだ。
・みんなは、エルフのことが大すきだった。
[青:かなしい気持ち]
・エルフは、年をとって、ねていることがおおくなった。
・すきなら、すきといってやればよかったのに、だれも、いってやらなかった。
・エルフが、しんでいた。
・みんな ないて かたを だきあった。
・ぼくだって、かなしくて たまらなかったけど。。。
さて、今日はこの単元の2回目でした。前回は「大すき」と言っているところが何個でてくるか数えました。少しお話の印象が変わるかと思いましたが、まだ全員「かなしいお話」として読み取っていました。
[あたたかい気持ち]は、直接的な言葉「すき」「大すき」と書かれた部分から探しているようでした。
「ぼく」の行動から、そういった気持ちを読み取れますか?と聞くと文章から探すのは難しかったようです。老いたエルフを助けたり、となりの子にエルフのバスケットをあげたり、「ぼく」の行動から、やさしい、あたたかい気持ちを読み取ることも出来るんだよと話しましたが、みんなに伝わったでしょうか。。。
まだまだ、1年生にとって他の人の気持ちになって考えることは難しかったなと感じました。これは、日本語の理解の問題だけではなく、人生の経験値や想像力、共感力があるかどうかも読み取りの鍵になっていきます。
人の気持ちには、いろいろな面があり一つの経験から様々な感情がうまれることがあります。
最後にそういった経験をしたことがありますか?と質問をすると、
「自分のおもちゃを貸す時、嫌だなって思うけど、相手が喜んでくれたら嬉しい気持ちになる」と、教えてくれた子がいました!最後に少しほっとしました。
1年生の物語の単元はこれで最後となりました。
これまで、いくつか物語はやりましたが、ここまで人の気持ちを題材にしているものがなく、1年生にとってはかなりのチャレンジでした。読解力を高めるためにも、たくさん本を読むこと、たくさん映画を観ることをおすすめします!自分が体験せずともいろいろな人の経験や人生を知ることができますよ。
□□□□□□□□□ 3 月 2 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-漢字アクティビティ3つ
・体で表現!この漢字なーんだ??
体を使って漢字を表し、どの漢字か当てるゲーム。
大、十、手、山、入、口が出題されました。
・同じ形さがし
1年生で習った漢字の中から、同じ形が使われている字は何個あるか探しました。
「口」「日」が使われている漢字を探してもらいました。
「口」は、口、名、右、石、足 5つ
「日」は、日、車、百、白、音、草 6つ ありました!
・漢字コグトレワークシート(くるくる漢字、かいてん漢字)
角度がかわっても、バラバラになっていても漢字を認識できる力をつける練習。
3学期に入り、2学期に習った漢字、新出漢字が覚えられない状態が続きました。
ただ書くだけの練習やテスト直前の練習があまり効果がないように思ったので、今学期は、少し違うアプローチをして漢字学習を進めてきました。
今日は、漢字を一度想像することにフォーカスし、1時間いっぱい使って漢字のアクティビティをしました。
3時間目
-「ずうっと、ずっと、大すきだよ」
本文の読解をする前に、いくつか質問を投げかけました。
[登場人物は誰ですか?]
・エルフ ・ぼく(男の子)
・おとうさん ・おかあさん
・おにいさん ・いもうと
・となりの子 ・となりの子の子犬
・じゅういさん
[主人公は誰ですか?]
全員一致でエルフでした。
先生は、エルフではなく「ぼく」だと思います!というと、「あぁそう言えば、たくさん話しているのは男の子かぁ」という子もいれば、エルフが死ぬ話だから絶対エルフ!と、自分が1番印象に残っている出来事を焦点にしているようでした。
[題名の意味とは?]
このお話に、何回「大すき」という言葉が出てくるか丸をつけてもらいました。
なんと5回出てきます!それほど、「ぼく」や家族からエルフが愛されていたことがわかります。
このお話をお家で読んだ時、悲しくて泣いてしまったという子がいました。
初めて読むと「ペットが死んでしまった」という悲しい出来事に目が行きがちですが、よーく読んでみると、本文からたくさんの「大すき」な気持ちが溢れていて、実はうれしい気持ちや幸せな気持ちも読み取ることができます。次回は、どのような部分からそういった気持ちが感じられるかみつけてみましょう。最初に読んだ時とお話の印象が変わるかも知れませんよ♡
□□□□□□□□□ 2 月 24 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目/2時間目
-どうぶつの赤ちゃん
今日はライオンとシマウマの赤ちゃんの違いを詳しく知ってもらうために赤ちゃんたちの様子を映像で見てもらいました。
特にライオンの赤ちゃんは、大人と比べると大きな違いが見られましたね。
どうぶつの王様と言われていても小さい間は、弱々しくお母さんに守られていました。
ライオンとシマウマの子育ては、どちらが大変かと聞くと、ライオンの方が大変という意見でした。ライオンは、生まれたばかりの時は、目や耳は閉じていて自分で歩くこともできず2か月間お母さんのおちちを飲みます。一方シマウマは、生まれて間もなく自分で歩くことができ1週間後には自分で草を食べます。
大きくなっていく様子にもかなり違いがありました。
双方の違いを確認したあと、本文からその事が書かれている部分を抜き出しワークシートに書いてもらいました。ライオンとシマウマの特徴を並べて見ることによって違いがより分かりやすくなりました。
時間があったので、カンガルーの赤ちゃんのページも読みました。
カンガルーの赤ちゃんは生まれた時は1円玉の重さで、とても小さく軽いという発見がありました。(実際に1円玉を持っている子が見せてくれました!) 生まれてから6か月もの間、お母さんの袋の中で育つかなり特殊な動物ですね。
ライオン、シマウマ、カンガルーの違いを学習したあと、どの動物が1番いいかと質問すると、
シマウマ派2人とライオン派2人に分かれました。(カンガルーさんは残念ながら脱落。。。)
シマウマ派は、生まれてすぐに自分で何でもできるから。自立性を重視!
ライオン派は、赤ちゃんの時はかわいいし、大きくなると動物の王様で強い(他の動物に食べられることもない) ライオン無敵説!
という事でした。
いろいろな動物についての生態は、テレビや図鑑などで知ることはありますが、実際に比べて見ることはあまりないので、とてもよい説明文だったと思います。
1年生の説明文はこれで最後でしたが、2年生に進級してからも内容の理解だけではなく大事な情報だけを抜きとって読む力もどんどんつけていって欲しいものです。
□□□□□□□□□ 2 月 17 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-書写
1年生は、字を書くことには慣れてきましたが、まだまだ止めや払いなど意識して書くことが少なく、文章を書く時にカクカクした字を書いて時間がかかったり、バランスが悪く読みにくいことがあります。
今日は、みんなに「ていねい」に字を書くこと、そして流れのある日本語の書き方を意識してもらいました。イギリスの学校では「書写」のうな授業自体ないので、なんのこっちゃ?と思っていたかもしれませんが、日本語はよく似た字がたくさんあるので読み手に分かりやすく丁寧に書くことはとても大事です。
なぞり書きは、宿題ではかなり乱れていますが(笑)今日の授業では、みんな綺麗に書いていました。やれば出来るのだという事がわかりました!
宿題に視写のプリントがあるので、今日練習したことを思い出し丁寧に字を書いてください。
3時間目
-「どうぶつの赤ちゃん」
本文に出てくるライオンとシマウマ以外の動物にも興味を持ってもらうため、いろいろな動物の赤ちゃんの画像をみたり、動物の赤ちゃんとお母さんをマッチングするクイズをしたりしました。
もし自分のお母さんが口にくわえて運んでくれたら、どんな感じかな?自分の兄弟や親子は似てるかな?など人間と比べたりもして盛り上がりました。
教師の範読を聞いてもらい、新出漢字、単語の確認をしました。
本文の内容も大体理解でき、語彙力も全体的に上がってきました!
もう一度みんなで音読し、ライオンの赤ちゃんとシマウマの赤ちゃんの特徴を文章から探し出しました。
<ライオンの赤ちゃん>
[大きさ]
子ねこ ぐらい
[からだの ようす]
目と耳は、とじている。
おかあさんとあまりにていない。
[たべもの]
2か月、おかあさんのおちちをのむ。
<シマウマの赤ちゃん>
[大きさ]
やぎ くらい
[からだの ようす]
目は、あいている。耳は、ピンと立っている。
おかあさんとそっくり。
[たべもの]
七日ぐらい、おかあさんのおちちをのむ。
比較して見てみると、いろいろな違いがありましたね。
次回は、赤ちゃんがどのようにして大きくなっていくか確認していきます。
そして、どうしてこのように特徴の違いがあるか考えていきましょう。
□□□□□□□□□ 2 月 3 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-漢字テスト
久しぶりの漢字テストでした。
今日は、自分たちで採点をしてもらいました。採点後にお家で振り返ることがあまりないと思うので、自分で丸付けをすることで出来ていない漢字がどれだったか確認できる機会になったと思います。
しかし、ほとんどの子が去年習った漢字をかなり忘れてしまっていました。。。
テストの中にかくされているヒント(同じ漢字が使われている)を見逃していたり、お家での練習に工夫がいるかなと思いました。月(つき)と1月(がつ)は同じ漢字など、練習の際に気づきがあればと思ったのですが、なかなか頭には入っていかないようです。
次回は、改めて漢字の復習をしっかりとしようと思います!
-ことばを見つけよう
前回のことば遊びの単元(P.72)では、字を増やして違う言葉に変身させる遊びをしましたが、今日は一つの言葉から隠れている名詞を見つける遊びをしました。
ハチマキやイワシなどみんなの知らない言葉がいくつか出てきました。日常的に使っていない一つ一つの名詞はなかなか覚えられないのが現状です。
語彙を増やすためにも日頃から、下位語(個々の名詞)を使う努力をしましょう!
お花だったら、何のお花かな?「たんぽぽ」かな?「さくら」かな?など、学べるきっかけを作ると覚えやすいと思います。
語彙が増えると、言葉遊びも一層おもしろくなります。
「はたけの中には、[はた]と[たけ]がある」というように一つの言葉からいくつか見つけることもできます。
[いる]と[ある]の違いについては、このように区別することができます。
いる→うごくもの(人や動物など)
ある→うごかないもの(食べ物、建物など)
3時間目
-ことばを見つけよう
練習として、教科書をお手本にそれぞれ隠れた言葉の文を書いてもらいました。
[いる/ある]が、最初に頭に入っていないと、言葉を選ぶ時にこんがらがってしまいます。
「かばんの中には、かばがいる。」は、かばんなのになぜ[ある]じゃないの?と混乱している子がいました。最後の品詞は、〜がにかかるので、やはり文の構造の理解も重要だと思いました。。。
-なぞなぞをつくろう!
余った時間でなぞなぞ作りに挑戦してもらいました。
‘いろは[ ]です。かたちは[ ]です。[ ]のなかまです。
わたしは、なんでしょう?’
というように、あまり説明しすぎると答えがすぐわかってしまうので、ほどよいヒントを入れつつ書いてもらいました。
「___のなかま」は、ものをまとめたグループのことです。「ものの名まえ」では、まとめた名まえと書いてありましたね。
お題は空想のもの、キャラクターなど何でもよかったのですが1年生は意外と身の回りにあるものをなぞなぞのにしていました。
□□□□□□□□□ 1 月 27 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
ー今日の日付けの確認。
最近、日付けや曜日に慣れてもらうため毎回授業を始める前に聞いています。「えびすのある日は土曜日」は定着しつつあります。
日付けは1~10、20などはまだ少し難しいですね。今日は27日で「にじゅうしちにち」と「にじゅうななにち」と二通りの読み方があります。ちなみにNHKでは「にじゅうしちにち」、告知など聞き間違いがないように言う時は「にじゅうななにち」を使うそうです!(私もどちらかわからなかったので調べました。) 関西は、七(しち)を「ひち」と言ったりもします。
日本の数の数え方は、ルールに従って覚える事が難しいですね。
-「たぬきの糸車」わたし・ぼくの好きな場面
宿題で書いてもらった好きな場面をそれぞれ発表してもらいました。
第一場面が好きです。→たぬきがやぶれ障子から覗いているところがおもしろいから。
第二場面が好きです。→たぬきが罠にひっかかり逃してもらうところがおもしろいから。
第四場面が好きです。→うれしそうに踊って帰っていくところがおもしろいから。
この「おもしろい」という感想がよく出てきましたが、それぞれ違う意味で捉えることができますね。笑える面白さ、たのしい面白さ、場面で起こった事に関しての面白さ(たぬきが罠に引っかかる)など、一人一人違った「おもしろさ」を感じたようです。
ー「たぬきの糸車」のお話をより深く知ろう!
お話をより深く理解するため、むかしの山の暮らしや食べ物などをみんなと一緒に考えてみました。
[たぬきやおかみさんの住んでいた山の暮らしってどんなものだろう?]
-山の暮らし
木こりなので、山の木を使って燃料にしたり、道具を作ったり、木を村や町で売る。
自分の畑で食べ物を作って食べる。
ーどんなものを食べていたのかな?
みんなに質問したところ、おにぎり、寿司、うどん、味噌汁などがありました。
みんなの想像したものは現代の和食の定番メニューという感じでした。
でも実際に食べられていたものは大変質素なものでしたね。ご飯、汁物、山菜、そして塩!味付けもなかったでしょうから、塩気がいったのかもしれません(あとはミネラル源として?)
ご飯も真っ白い光った粒ではなく、黄色っぽいお米(雑穀米)でした。
食べたいと思った人は一人もおりませんでした。。。
そして昔、日本で食べられていた野菜や果物を見てみると少し色や形が違いましたね。
最近は、いろんな野菜や果物が外国から入ってきて、日本に昔からあった野菜を育てる人が少なくなりました。
今では地方に行くと「しもにだネギ」「たねがしまむらさき」など日本古来の野菜を育てているところがあります。もし食べる機会があれば今スーパーに売られている野菜や果物とどう違うか味を比べてみてください。
2時間目
ー「たぬきの糸車」音読
今日は久しぶりにリレー読みをしました。
リレー読みは、他の人が読んでいる時も集中しておかないといけないので、聞き手になる時の練習として使っています。今回は、音読中少し集中がたりない部分もありましたがスムーズに読めたと思います。
さて、全文をみんなで読んだところでいくつか問いかけをしました。
[登場人物、どんな人たち?]
・おかみさん
年齢は50歳以上、ボスみたいな人、やさしい人。
(頼り甲斐のある優しい人の印象です。)
・たぬき
かわいい、おもしろい、やさしい。
(いたずらをするけど、なんだか憎めないですね。)
・きこり
わなをしかけるから、たぬきが好きじゃない。
なぜ、たぬきは家に来ていたずらをしていたのでしょう。
・おかみさんがどんな事してるか見に来て真似をしていた。
・寒かったから家に来ていた。
・お手伝いをしたかった。
(いたずらはしていない印象でした。)
もし、自分の家にたぬきがいたずらしに来たら、どうしますか?
・「やめてー!」と言う。
・「こんにちはっ」と挨拶をする。
・ おやつをあげて逃す。
最後の場面で、たぬきは、どうしてうれしそうに踊って帰って行きましたか?
・お手伝いをしたから。(糸車でいっぱい糸をつむいだから)
・おかみさんを喜ばせたから。
・はずかしい気持ちもあったから。照れていたから。
おかみさんとたぬきの気持ちを考えてみると、ほのぼのした関係がみえて来ますね。
本文は、おかみさんとたぬきが直接的に会話をする場面がなく、両者の行動や様子で気持ちを汲み取るができます。たぬきは人間の言葉を話せないから、恩返しをしたり踊ったりして気持ちをおかみさんに伝えたという意見がありました。
心温まる素敵なお話でしたね。糸の束を見た木こりのおじさんはどう思ったかも気になりますね。お家で音読する時に考えてみてください。
□□□□□□□□□ 1 月 20 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
今年に入り始めての対面授業となりました。
まずは、冬休みの宿題で書いてもらった本の感想文を発表してもらいました!
物語、日常のひとこま、伝記物など、それぞれ違ったお話を聞くことができて面白かったです。
感想の部分の表現が「うれしい」「かなしい」など単純になりがちなので、どうしてそう思ったかを自分で書く努力をしましょう。
今日は、2限使って「たぬきの糸車」を学習しました。
この単元には、普段聞きなれない言葉がいくつか出てきます。
特に、昔使われていた道具などは写真や動画を見ながら確認していきました。
- 糸車 (わたなどをつむいで糸にする道具)
- きこり (木を切ってしごとをする人)
- ふうふ (けっこんしている男女)
- わな (どうぶつをつかまえる道具、トラップ)
- おかみさん (ふうふの 女の人のほう)
- やぶれしょうじ (かみでできた戸にあながあいたもの)
障子は、日本の家族の家やお寺で見たことがあるという人が何人かいました。
物語の理解をより深めるために来週のオンライン授業では、もう少し昔の日本の文化や生活についても勉強したいと思います。
範読をした後、お話の流れを確認するためにいくつか質問をしました。
Q:きこりは、なぜわなをしかけたのでしょう?
A: まいばん、いたずらをしにくるから。たぬき汁にして食べようとしたから。
(でも、いたずらって言っても別に悪いことはしていないと思う。という意見もありました!)
Q: おかみさんが吹き出しそうになったのは、なぜですか?
A: たぬきの目玉がくるりくるりとまわっていたから。(みんなと一緒にたぬきになってまねをしました!)
しょうじのうしろで糸車を回すまねをしていたから。
Q:おかみさんは、どうしてたぬきをにがしましたか?
A: かわいいから。つかまえたら、かわいそうだから。たぬき汁が好きじゃないから。
Q: きこりのふうふは、いつ山にもどってきましたか?
A: 春。あたたかくなったから。(山の家はしょうじがやぶれてて冬の間は寒くてくらせない)
Q: たぬきはどうして糸の束をつくりましたか?
A: 糸を紡ぐのが好きだから。やるうちにだんだん上手になったから。
小さい子と一緒で回るものが好きだから。
おかみさんに逃してくれたお礼を言いたかったけど言葉が話せないから、かわりにお手伝いをした。
今週も音読の宿題があるので今日確認したことを思い出しながら、読んでください。
まだ一度も読んでいない人がいたので、1日10分でもいいので必ず読む練習をしましょう!全文を読むのが難しい人は1場面づつ読んでみましょう。読めない漢字には、振り仮名をうっておきましょう。
□□□□□□□□□ 1 月 13 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
冬休みを挟みお正月の特例会もあり、少し間があいたので声出しのウォーミングアップから始めました。
2学期の終わりに練習した1日から10日の数え方をリズムに合わせて読みました。日付けは身近なものですがなかなか覚えられないので日頃から「今日は何日?」「誕生日はいつ?」などきっかけをつくって使い慣らしていきましょう!ちなみに曜日は「土曜日はえびすの日」「火曜はダンスの日」など決まったスケジュールと合わせて使ってみてください。
-たのしいな ことばあそび
今日は、日本語独特の綴りの形体を使って言葉遊びを楽しみました。
こういった言葉遊びを通して身近なことを表す語句を増やすことができ、語彙力アップにつながります。
まずは教科書から、「まと」「さら」「さい」がどのように変身して違う言葉になるか考えました。
これらは、ひらがな一つ加えることによって違う言葉「トマト」「さくら」「さいふ」に変身させることができます。
他にも二つ文字を加えて変わる言葉
「たい」→「こうたい」「たいいく」
「せん」→「せんせい」「せんこう」
文字を加えるだけでなく、濁点をつけることによって変わる言葉
「かき」→「かぎ」
「ふた」→「ぶた」「ふだ」
など、文字にひと工夫するだけでまったく違う意味になるという面白みをたくさん知りましたね!
2時間目
-かたかなの かたち
カタカナは使う頻度が少ないので中々身につきませんね・・・。
今日は、平仮名と似ているカタカナをひらがな表から探したり、カタカナ同士で似ているものを丁寧に書いたり、少しでも頭に刷り込められるよう練習しました。
特に[シ ツ] [ソ ン] [ア マ] [ナ メ] は間違えやすいので、みんなと一緒に確認しながらノートに書いていきました。
国語の教科書だけを読んでいると気付きませんが、現代の日本はカタカナ表記で溢れています!ニュースを読んでいても外来語や英語をカタカナ表記にしたもの(スマートフォン、コミュニケーション、マニュアルetc)がたくさん使われています。
1年生にも少しカタカナ表記を身近に感じてもらうため今日はポケモンの名前を練習してみました。
私の選んだもので申し訳ないのですが、
ピカチュウ フシギダネ ゼニガメ ミュウツー ピジョン アズマオウ
のラインナップで頑張って書いてもらいました!
みんなもまずは自分の興味のあるものでカタカナ表記を探して書いてみてください。国の名前、食べ物の名前など英語からカタカナにしてみるのも面白いかもしれません。
□□□□□□□□□ 12 月 16 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-漢字テスト
前回と比べて、点数が少し下がってしまいました・・・。
冬休みを挟むので、忘れてしまわないように宿題や本読みを通して漢字に触れる機会を増やしましょう。
-日づけの読み方
前回学習した「日づけと よう日」のおさらいをしました。
手を叩きながらリズムに合わせて日付けを1日から10日まで言う練習を何度かやりました。
日付けや曜日は「クリスマスまで何日?」「クラブのある日は何曜日?」など、日常の会話に挟みやすいので日頃から意識して使ってみてください。
-「おかゆのおなべ」感想カード
これから、頑張っていきたい作文&感想文の前準備として、簡単に「おかゆのおなべ」の感想を書いてもらいました。どんな内容か、それを読んでどう思ったかなど、お話を思い出しながら書きました。今日は、漢字もそうですが、書き方を忘れてしまったのか、ひらがなも「どうやって書くんだっけ?」となっている子が何人かいました。みんなどうしてしまったのでしょう・・・3学期に入ってから、ひらがなでつまずかないよう冬休みの間に完璧にしておきましょう!!
3時間目
-「てがみで しらせよう」
教科書66ページを参考にお正月用に年賀状を書いてもらいました。
イギリスのカードと違い、日本の年賀状はデザインや書き方にいろいろと特徴がありましたね。
日本のおばあちゃん、クラスのお友達、先生に宛て、それぞれ素敵な年賀状が書けました。
最近は、お手紙を書くことが少ないので、こうして丁寧に思いを書いて伝えることも大事だなと思いました。
-絵しりとり
その名の通り、絵だけを描いてしりとりをしました。
頭に浮かんだものを可視化する能力、次の人の事を考えて言葉を選ぶ判断力、絵をみて何かあてる想像力、すこし認知機能を鍛えるゲームでもありました。「またやりたい!」という声があったので3学期もチャレンジしてみましょう。
今日は、久しぶりの対面で、活気のある授業となりました。日本語を話すサンタさんも来てくれましたね!
冬休み、お正月特例会を挟み、しばらくみんなと会えませんが、風邪などに気をつけて楽しい年末年始を過ごしてください。それでは、3学期にまた会いましょう。
□□□□□□□□□ 12 月 9 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
2学期は、書く量も増え視写などを通していろいろな文型に触れてきました。
書くスピードも上がってきましたが、まだ句読点を忘れたりカタカナの書き方がわからなかったりするので、改めて文の書き方やカタカナを中心に復習をしました。
特にカタカナは、教科書に出てくる頻度が少ないのでなかなか覚えられません。
似ている形のカタカナ、拗音の入った言葉などは、読み間違いが多いのので気をつけましょう。
文の書き方では、句読点、くっつき言葉、漢字などを使うことによってより読みやすくなるという気づきがありました。
授業では、文を書いた後に間違いがよく見つかるので、書いた後に読み返すクセもつけましょう!
2時間目
「日づけと よう日」
日本語の日付けの読み方は和語をもとにしているのでかなり特殊で、範読の後にみんなに読んでもらいましたが、かなり苦戦していました。。。リズムに合わせて読んでみましたが、耳慣れない言葉が並べられているのでリズムに乗りにくいかったようです。
自分の誕生日も、まだ言い慣れていないので、できるだけ1年生の間に日付けの言い方は覚えておきましょう。お家で音読するときはリズムに合わせて読んでみてください。
日付けと曜日に使われている漢字を見ると、同じ漢字でもいろいろな読み方があることに気づきましたね。
これから宿題や日記を書く時に、漢字を使って日にちや曜日を書くクセをつけておくと覚えやすいと思います。
□□□□□□□□□ 12 月 2 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-漢字フラッシュカード
形が似ている漢字や、いろいろな読み方がある漢字を復習しました。
日(ひ)は、いろいろな読み方がありますね。人と入は、よーく似ているので間違わないように気をつけましょう。
-おかゆのおなべ
本文のおさらいをした後、お話の面白い部分を見ていきました。
・「なべさん、なべさん。にておくれ」と繰り返される言葉が出てきます。
・間違った呪文「なべさん、なべさん、やめとくれ」「なべさん、なべさん、おわりだよ」が出てきます。お母さんは大慌てになります。
・町中がおかゆだらけになります。
先週に続いて、「おかゆ大量処理問題」について問いかけをすると、
・集めて売る(ビジネス)
・でっかい掃除機で集めて、人に配る(チャリティー)
などが、ありました。
おかゆはどんな味かと聞くと、
バナナ味、いちご味、にんじんの味、オーツ、バニラアイスクリームの味と、1年生は甘いおかゆを想像していました。私は「おかゆ」と聞くとご飯ベースの甘くないものを思いうかべるので、育つ環境によって食べ物のイメージも変わることが面白いと思いました!
ちなみにみんなの想像する「おかゆのおなべ」は毎回違う味が出てくるという意見が多かったです。同じ味しか出てこないと、ちょっと飽きてしまうかも知れませんね。。。
最後に、物語が盛り上がる音読の「コツ」を考えてみました。
お話には、少女、女性、老婆と世代の分かれた登場人物が出てきます。
それぞれのカギ括弧の読み分けを少し練習しました。
女の子は、やさしく、かわいい声で読んだり、おばあさんの声はゆっくりしゃがれた声にしてみたり、お母さんが呪文を間違えてパニックになっているところは、焦った声で読んでみたり、工夫して、誰が話しているか分かりやすいように読んでみましょう。
2時間目
-ものの名前
2学期の後半になり、みんなの語彙の数も増えてきましたね。この単元で、語彙や語句を話や文章の中で使うとともに,言葉には意味によるまとまりがあることに気付いたかと思います。
まとめてつけた名前と、一つ一つの名前、それぞれ文章の中で使い方の違いがありました。
それらを正しく使うことによって、より確実に自分の伝えたい事柄を表現できるようになります。
まとめてつけた名前と一つ一つの名前を区別させるため、クイズもしました。
表示された言葉から「やさい」の一つ一つの名前を探したり、身の回りにあるものを使って、何のまとまりの名前か当てるクイズをしました。
違いを理解するのに、混乱があるかと思いましたが、みんなよく理解できていたようです。
ものをまとめた名前(上位語)、一つ一つの名前(下位語)を上手に使うことで、これからの文章表現に役立つので、生活の中でも少し意識しながら使ったみてください。
□□□□□□□□□ 11 月 25 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
本文を読む前に、昔話について少しお話をしました。
[知っている昔話は、ありますか?]
1年生からは白雪姫、ブレーメンの音楽隊、三匹の子豚などが上がりました。
[昔話に共通して出てくる人、ものはなんでしょう。]
お姫様、王子様、魔女、妖精、かわいそうな人、まずしい人、いい人、わるい人、おこっている人、人間の言葉が話せる動物、お城など。
昔と現代では生活や文化が違い、お話が書かれた当時の暮らしが物語に反映されやすいと気づかせたかったのですが、お姫様や魔女など仮装している人をディズニーランドやイベントで見かける事があるので、理解させることが少し難しかったです。。。
[自分が物語を書くとしたら、どんなものを登場させますか?]
-うさぎとえんぴつ
-うさぎと妖精
-かめさんと、いい人、わるい人
登場するものだけで、いろいろなお話が想像できますね!
2時間目
全文をリレー読みした後、物語の設定確認をしていきました。
[登場人物]
-女の子 小さくて、やさしく、かわいい子
-お母さん 呪文を間違える忘れっぽい人
-おばあさん(魔女) おかゆのお鍋をくれたやさしい人。呪文を覚えられる賢い人。
[女の子の暮らしを想像してみましょう。]
お母さんと二人暮らし、お金がないので壊れたお家に住んでいる。テーブルはひとつ。他には何もない。
お父さんは、もしかしたらフランスやアメリカなど遠くに住んでいるのかもしれない。女の子は日本語で話しているから、お父さんが日本にいるのかも知れない。
[森へ食べ物を探しに行った女の子。どんな食べ物をみつけたかな?]
りんご、ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリー、いちご、チェリー、ぶどう、ナッツ、栗、たけのこ、きのこ、にんじん、じゃがいもetc…
こんなにたくさん森で食べ物を見つけられるなら、おかゆのお鍋、いらなかったかも知れませんね。
あとは、森に行って食べ物を見つけたと思ったら、実はガーデンセンターの中で、お金を払えと言われたというオチもありましたよ!
[自分がおかゆでうまった町にいたらどうする?]
-おかゆを食べる。
-泳ぎながら食べる。
-汚いから食べない。→反論: 上のところは、綺麗だから大丈夫!
-ボートで移動する。
-屋根に登って、屋根から屋根へ移る。
お話から様々な想像がうまれましたね。「自分だったら。。。」という共感性を持つ事で物語の関心も深まるかと思います。
今日は、内容の大体を掴むために、いろいろな質問をしました。文章に縛られず自分たちの言葉でたくさん意見交換ができたと思います!文章を組み立てて話すのは、まだ苦手ですが語彙は全体的に増えていると感じました。
来週は、場面ごとに登場人物たちの気持ちを考えながら音読を中心に授業を進めていきたいと思います。
□□□□□□□□□ 11 月 18 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
「かん字のはなし」
2学期が始まってから、すでに約20この新出漢字が出てきました。みんなの漢字に対する興味もあり、授業では楽しんで書いている様子が伺えます。漢字練習も数が多く大変ですが、頑張ってくれています。
この単元で、漢字の成り立ちの面白さ、でき方の不思議さに気付き、漢字を読む時、書く時に一つ一つに意味があるのだという意識が定着すればと思います。
今日は、教科書の絵で表された漢字を当てたり、漢字の成り立ちクイズを画像で観たりしました。ほとんどの象形文字は、元の絵に似通っていますが、クイズに出てきた「王」や「九」は意外なものが元になっているという発見もありました!昔の人は、どのように文字を使っていたのでしょうか?もしかすると、現在私たちが使っている漢字の意味とまったく違う使い方をしていたのかもしれませんね。
漢字だけでなく、世界各地で様々な古代文字が使われていた事が確認できます。
シュメール文字、ヒエログリフ、甲骨文字など、昔は絵や印をつかってコミュニケーションしていたようですね。それが時を経て、形が変わりそれぞれの文字になりました。
「山」という元の絵文字が、シュメール文字、ヒエログリフ、甲骨文字ともに似ていたのが面白いと思いました。
みんなも、漢字がどんな絵や印から出来たのか想像してみて下さい。そうすると漢字学習がもっと楽しくなると思います。
2時間目
「じどう車くらべ」
本文を読む前に身の回りにどんな車が走っているか、みんなに質問をしました。
消防車、パトカー、バス、乗用車、リムジンなど、すでに知っている車がたくさんありましたね。
それぞれ車には、どんな特徴があるか清掃車を例に画像を見ながら確認をしました。
[清掃車のしごと]
ゴミを集めて持っていく。
[清掃車のつくり]
ゴミをたくさん集めるため、大きくて、ゴミを潰せる機械がついている。
このように、自動車にはしごととつくりに分けて特徴を説明することが出来ます。
この単元では、3種類の自動車の[しごと]と[つくり]に焦点をあて、情報と情報の関係を結びつけ「だから、そうなのか~」という気づきが生まれればと思います。
お家での音読では、今日確認したそれぞれの車の特徴を意識しながら読んでみましょう。
次回は、同じ文章構造で書かれたバス、トラック、クレーン車の特徴を読み比べ、どのような部分が違うか確認していきたいと思います。
□□□□□□□□□ 11 月 11 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
「かん字のはなし」
2学期が始まってから、すでに約20この新出漢字が出てきました。みんなの漢字に対する興味もあり、授業では楽しんで書いている様子が伺えます。漢字練習も数が多く大変ですが、頑張ってくれています。
この単元で、漢字の成り立ちの面白さ、でき方の不思議さに気付き、漢字を読む時、書く時に一つ一つに意味があるのだという意識が定着すればと思います。
今日は、教科書の絵で表された漢字を当てたり、漢字の成り立ちクイズを画像で観たりしました。ほとんどの象形文字は、元の絵に似通っていますが、クイズに出てきた「王」や「九」は意外なものが元になっているという発見もありました!昔の人は、どのように文字を使っていたのでしょうか?もしかすると、現在私たちが使っている漢字の意味とまったく違う使い方をしていたのかもしれませんね。
漢字だけでなく、世界各地で様々な古代文字が使われていた事が確認できます。
シュメール文字、ヒエログリフ、甲骨文字など、昔は絵や印をつかってコミュニケーションしていたようですね。それが時を経て、形が変わりそれぞれの文字になりました。
「山」という元の絵文字が、シュメール文字、ヒエログリフ、甲骨文字ともに似ていたのが面白いと思いました。
みんなも、漢字がどんな絵や印から出来たのか想像してみて下さい。そうすると漢字学習がもっと楽しくなると思います。
2時間目
「じどう車くらべ」
本文を読む前に身の回りにどんな車が走っているか、みんなに質問をしました。
消防車、パトカー、バス、乗用車、リムジンなど、すでに知っている車がたくさんありましたね。
それぞれ車には、どんな特徴があるか清掃車を例に画像を見ながら確認をしました。
[清掃車のしごと]
ゴミを集めて持っていく。
[清掃車のつくり]
ゴミをたくさん集めるため、大きくて、ゴミを潰せる機械がついている。
このように、自動車にはしごととつくりに分けて特徴を説明することが出来ます。
この単元では、3種類の自動車の[しごと]と[つくり]に焦点をあて、情報と情報の関係を結びつけ「だから、そうなのか~」という気づきが生まれればと思います。
お家での音読では、今日確認したそれぞれの車の特徴を意識しながら読んでみましょう。
次回は、同じ文章構造で書かれたバス、トラック、クレーン車の特徴を読み比べ、どのような部分が違うか確認していきたいと思います。
□□□□□□□□□ 11 月 4 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-「くじらぐも」まとめプリント
-漢字アクティビティ
今日は「心で回転!」漢字をいろんな角度から見てどう見えるか想像するアクティビティにチャレンジしました。みんな、書かれた漢字をいろんな方向にして「う~ん」と考えていました。結構、難しかったですね!
-ことばをたのしもう
これまでに習った様々な日本語の音(濁音、半濁音、拗音、促音)の面白さを教科書の詩を通して楽しみました。
2学期は、みんなの日本語の発音もスムーズになり、得意げに読む姿も見れました。
早口言葉にも挑戦し、かなり盛り上がりました!
みんなのお気に入りは「かえるひょこひょこ」でした。
3時間目
-しらせたいな、見せたいな
自分が見せたいものを五感を使いさまざまな角度から観察し、
読む人にわかりやすいように伝えることを身につける単元です。
まずは、見せたいものを絵に描き、色、形、さわった感触、その他の伝えたい特徴をメモ書き形式で特徴を書き出していきました。
そのメモ書きを参考に、「~は、~です。」という簡単な文にまとめました。
最後に、書いた文章をみんなの前で一人ずつ発表してもらいました。
2学期に入り、1年生は目にしたもの、体験したことを口頭で伝えることは抵抗なくできていますが、まだ伝えたいことを文章に書き出すことに慣れていないので、この単元を通して読み手にどのようにわかりやすく情報を伝えるか考える機会になったと思います。また、助詞の使い方に慣れ正しい文章表現ができるよう練習を積み重ねていきましょう!
□□□□□□□□□ 10 月 21 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-漢字テスト
前回に比べて、平均点がかなり上がりました!この調子で頑張ってください!
-漢字さがし「大」「小」
今日は、1分でそれぞれの漢字を探してもらいました!
みんな、認知度が上がって早く見つけられるようになってきました。
-くじらぐも 第1~3段落
今日は、ハーフタームの最後の授業ということで、単元の最後までしっかりと音読が出来るよう練習しました。
1学期は、文章が読めるようになり喜びがありましたが、本単元では少しステップアップして、声の調子を変えたり場面の様子にあった口調で読む試みをしました。
この単元の音読の目標は、子供たちが話しているところは、元気よく、くじらぐもが話しているところは、大きくゆっくりと意識して読むことです。
わかりやすくするために、くじらぐものカギ括弧の部分に印をつけてもらいました。
3時間目
-ウォーミングアップ 手遊び「茶ちゃつぼ」
-くじらぐも 第4~5段落
引き続き、音読を中心に学習を進めていきました。
全文が読み終わった後、いくつか問いかけをしました。
[質問]
①もし、自分がくじらぐもに乗れたら、どんな気持ちになりますか?
・うれしい!
・こわーい!
・お母さんと離れるから、ちょっとかなしい
・雲になったみたいで、きもちいい~
②くじらぐもとどこに行きたいですか?
・くじらぐものお家
・海
・日本
・マイメロのお家
・いとこのお家
行きたいところのディスカッションをした後、
「くじらぐもに乗って行けるのは、飛行機より絶対いいけど、
空は空気が薄いから息が苦しくなるかもしれない」という急に現実に戻った意見が面白かったです…
③くじらぐもとお別れする時、どんな気持ちになりますか?
・さみしい
・ちょっと泣いちゃう
・まだ、一緒にいたい
・心がいたい
④そして、なんと言ってお別れしますか?
・またね~
・ばいばーい
・大好き~
(ちなみに、すべて泣きながら言っています…)
音読をしっかりとすることによって、1年2組の子どもたちと同じような感情や共感性が生まれ、物語の理解がより一層深まったと思います。
今日は、段落ごとに一人ずつ読んでもらいました。意欲的に読む姿勢と工夫して読もうとする努力がみんなに見られました。お家で音読をする時も、今日学習したことを思い出し気持ちを込めながら読んでみましょう。
ハーフターム休暇を挟むので、習った漢字など忘れないよう音読や視写を通してキープアップしておきましょう!
□□□□□□□□□ 10 月 14 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目/2時間目
-漢字アクティビティ「漢字さがし」
漢字の形の認知能力を高める練習。今日は「四」を探すゲームをしました!
-新出漢字を確認。「空」と「子」
空は、いろいろな読み方がありましたね!画数の多い漢字が難しいなと思う人は、書き順にそって書いたり、マスの中の線を見ながら書いてみましょう。
-「くじらぐも」本文
第一段落
お話を読む前に「くじらぐも」ってどんな雲だろうと想像してみました。
[大きさ]
じぶんの学校くらい
お家くらい
ベッド100個ぶん!
バスぐらい
ジュースのビンぐらい
[いろや さわったかんじ]
まっしろで ふわふわ
[せいかく]
みんなと たいそうしたり、
うんどうじょうを
はしりまわるから、たのしいせいかく。
いっしょにあそぶと、とっても楽しそうなくじらぐもが想像できました!
次に、物語文の学習でお決まり!の設定から確認していきました。
[登場人物]
・1年2組の子どもたち
・先生
・くじらぐも
[いつ]
四時間目
[ばしょ]
・学校の運動場
・そら
・うみのほう
・むらのほう
・まちのほう
このお話では、いろいろな場所がでてきますね。音読をする時は、みんなが今どこにいるかな~と確認しながら読んでみましょう。登場人物が話しているところ「 」カギ括弧の部分は、声を変えたり工夫してみましょう。授業では、みんなに「くじらぐも」がどんな声をしているか一人一人聞かせてもらいました。それぞれ、違った声のイメージがありましたね!
□□□□□□□□□ 10 月 7 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-漢字テスト
今回、満点が取れなかった人は次のテストまでに出来なかったところを復習しておきましょう!(次回は10月21日です)
-「うみのかくれんぼ」
今日は、単元の終わりだったので、はまぐり、たこ、もくずしょい、それぞれの特徴をまとめました。
すでに書いてある名前や特徴のテンプレートを切り抜いて、正しい情報(名前と特徴を一致させる)を自分で組み合わせてもらいました。
わからない時は、自分で教科書で確認させるようにしました。すでに内容を覚えている子は、記憶をたよりに組み合わせができているようでした。
宿題で書いた海の生き物図鑑では、それぞれバラエティに飛んだ生き物を発見してきてくれたので、おもしろそうな図鑑ができました!
3時間目
「くじらぐも」
今日から教科書(下)に入りました。
これまでの、物語文よりも少し長く漢字もいくつか使われている単元です。
第一回目の「くじらぐも」の学習では、
お話の全体と新しい単語や表現を理解するため、みんなに1年2組の生徒になりきってもらい、文に合わせて体を動かしながらお話を読んでいきました。
いつもじっとして読んだり書いたりする事が多いので、リラックスできたのかパワー全開で演技をしてくれました!
くじらぐもを触った感触を聞いてみると、、、
・あったかい
・やわらかい、ふわふわ
・スムーズ
・風でふわっとしている。
・ぬれている(水で出来てるから!)
など、いろいろな感覚が想像できました。
くじらぐもが歌った歌なども、即席でつくったものをみんなで歌いました。
新出漢字にも興味を示し、「くじらぐもでは漢字が何個出てくるかな?」「このお話には「空」がたくさん出てくるね。」「この漢字はなに~?」など、楽しそうに漢字学習に取り組む様子が伺えました。
今学期は、漢字練習に加え漢字テストも始まり少しタフになっていきますが、みんなの関心を保ちながら楽しく学習が進められればと思います。お家での練習も頑張ってくださいね!
□□□□□□□□□ 9 月 30 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目/2時間目
「うみのかくれんぼ」
単元の学習に入る前に、海にはどんな生き物がいるか、どんな生き物を見たことがあるかみんなに聞いてみました。
かに、貝、大きな魚、小さな魚、たつのおとしご、くじら、くらげ…
など
海には様々な色や形、大きさの生き物が住んでいますね。
本文では、はまぐり、たこ、もくずしょいが取り上げられています。
まず、新出漢字や聞き慣れない言葉などを確認しながら、範読を聞いてもらいました。
この単元では「なにが、どのようにかくれているのでしょうか。」という問いかけに着目し、
3つの生き物の特徴や違いを文章から読み取ることを目標にしています。
文章から必要な情報を抜き出すことが苦手な子もいるので、映像も使いながら授業を進めていきました。実際に、はまぐり、たこ、もくずしょいの隠れている映像をみると文章からでは読み取れない気づきもありましたね。たこは、色を一瞬にして変えられたり、もくずしょいがどのように海藻を体につけるかなど確認できました。
挿絵や映像と照らし合わせて本文を一通り読んだ後、読み取った情報をノートにまとめていきました。
[なまえ] はまぐり
[ばしょ] すなのなか
[かくれかた] もぐって かくれます。
・
[なまえ] たこ
[ばしょ] うみのそこ
[かくれかた] まわりと おなじいろになって、かくれます。
・
[なまえ] もくずしょい
[ばしょ] いわのちかく
[かくれかた] かいそうなどをつけて、へんしんします。
時間がなくなってしまい、もくずしょいの特徴が書けなかったのでお家で続きを書いてください。宿題では、自分の好きな海の生き物をひとつ選び、今日まとめた文の書き方を思い出しながら、生き物の特徴を書きましょう。来週、みんなの選んだ生き物を集めてずかんにしたいと思います!
□□□□□□□□□ 9 月 23 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-ウォーミングアップ
質問: きのう、何食べたっけ?
昨日の食事を、思い出しながら文にして言う練習をしました。
-「やくそく」
-音読。リレー読み
夏休みを挟んで少し失速したのか、まだ苦手なひらがながあるようです。
2学期は、漢字やカタカナも入ってくるので、ひらがなは自信を持って読めるようお家で音読を続けましょう!
-宿題で書いてもらった、自分の好きな場面を発表してもらいました。
あおむしたちが、木の上にのぼり広い世界を発見した場面が人気でした。
感動とびっくりした気持ちが混ざり合う素敵な場面ですね。
あとは、弟とケンカをする事があるから、あおむしたちがケンカをする所が印象に残ったと自分の体験を重ねたり、最初はケンカしてたのに、最後に「やくそく」をする所が好きだったなど、お話全体を通してより感動的な結末が生まれるなどの気づきがありました。
さて、「やくそく」の単元も今日で終わりなので、おさらいとしてお話を場面ごとにまとめていきました。
場面①
あおむしが、はを たべていた。
場面②
にひきの あおむしが、いいあいを した。
場面③
さんびきの あおむしが、 おおげんかを した。
場面④
あおむしたちは、木のうえに のぼった。
場面⑤
あおむしたちは、おどろいた。
場面⑥
あおむしたちは、やくそくを した。
これから複雑になっていく文章の大体を掴めるように「だれ/なにが」「なにをした」を読み取れる能力をつけていきましょう。
2時間目
「かたかなを みつけよう」
最初に、教科書112ページの本文を読んで、カタカナが何個出てくるか◯をつけてもらいました。
ひらがなとカタカナの比較をするために五十音の表を見ながら、よく似ているひらがなとカタカナをみんなと一緒に探しました。
[にている字)
か カ
き キ
せ セ
に 二
へ へ
も モ
や ヤ
り リ
こ コ
たくさん見つけられましたね!
「ラ」と「う」が似ているという指摘もあり、書くときに気をつけなければいけないカタカナがあるという気づきもありました。
似ているカタカナ同士でいうと、「シ」と「ツ」があります。大人でも上手に書くのがなかなか難しいこの2つ。1年生のみんなにも、どうやって区別するか私なりのアイデアを使って書いてもらいました。
- シ(シーさん)の書き順は、点々横向き下から上にはらう。
- ツ(ツーさん)の書き順は、点々縦向き上から下にはらう。
- シーさんは、右向いてスマイル (シ)/
- ツーさんは、左向いてスマイル (ツ)
と、シとツを顔に見立てて書いてみました。
他にも、カタカナ同士で似ている文字があるので色々と工夫をしながら練習していきたいと思います。もし、「こうやって書くと覚えやすいよ!」など自分で見つけたアイデアがあれば教えてくださいね!
最後に、教科書に出てきたカタカナを「シ」や「ツ」の違いを気にしながら書く練習をしました。
余った時間で、自分の名前をカタカナして書きました。どうでしたか?カタカナにすると文字の雰囲気がかわりますね。みんなは、どの文字で自分の名前を書くのが好きですか?ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット?また聞かせてください。
□□□□□□□□□ 9 月 16 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-漢字アクティビティ「漢字かぞえ」
たくさんある漢字の中から、「木」という漢字をできるだけ早く探し何個見つけられるかというゲームをしました。
今日は、制限時間2分と決めて挑戦しましたが、みんな早めに見つけられたので次回は1分で挑戦してみましょう!
-やくそく
先週のおさらいをしながら、
あおむしたちが出会い、言い合いをしている場面を読んでいきました。
文章から、言い合い(けんか)をしているところを抜き出してもらいました。
「だめだめ。この木は、ぼくの木。ぼくの はっぱ。」
「この木は、わたしの木。
だから、はっぱも わたしの はっぱ。」
「その はっぱは、ぼくのだぞ。」
この時のあおむしたちの気持ちは「おこっている」と確認できました。
そして、ある時を境に気持ちの変化が訪れます。
おおきな木のいった一言です。
「みんな、もっと上までいって、そとのせかいを みてごらん。」
これを聞いたあおむしたちは、木の上までのぼり新しい世界を見ることになります。
3時間目
続いて、後半部分を読んでいきました。
はやし、ひろいそら、うみを見たあおむしたちは、どんな気持ちになったでしょう?
みんなに想像してもらいました。
「みたことない!」
「すごーい!」
「そらが、こんなに大きかったんだ!」
「うれしい!」「きれい!」
と、あおむしたちがびっくりして感動している場面が想像できました。
そして、あおむしたちはやくそくをすることになります。
そのやくそくとは、なんだったのでしょう?
「それなら、みんなで いこう。」
この一言にどんな意味が含まれているか聞いてみると
「はっぱを食べて、ちょうちょになって うみのむこうへとんでいく。」と上手にまとめてくれた子がいました!
最後に、お話の全体を通してあおむしの気持ちがどう変わっていったかノートにまとめていきました。
<さいしょ>
(けんかをして)おこっている。
<木の上までのぼって>
(そとのせかいを見て)びっくりしている。
<さいご>
(やくそくをして)たのしみ。わくわく。
お話全体を見て登場人物の気持ちの変化に気づけましたね。
2学期で扱う単元は、少しづつ内容が長くなっていきます。一語一句の意味を理解することも大切ですが、1年生はまだ語彙が追いついていけないところがあります。読み終わった後に大体の流れが掴めるよう要約(内容のまとめ)ができる力もつけていきたいと思います!
□□□□□□□□□ 9 月 9 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-夏休みの日記発表
日記の宿題から、みんなの夏休みの1日を発表してもらいました。
文や絵から楽しい様子が伺えました!丸や点も忘れずによく書けていました。
カタカナを使って書いてくれている子たちもいました。
-ことばさがし答え合わせ
見つけられた言葉の数: 最高26こ!!
1番長い言葉:いちねんせい
-漢字練習
「やくそく」に出てくる新出漢字「木」を確認しました。
「木」は絵から成り立つ漢字(象形文字)でしたね。
みんなとっても上手に書けていました!
2時間目
「やくそく」
お話を読む前に題名になっているやくそくの意味について聞いてみました。
「やくそく」とは、友達や家族と決めたことをまもること。大事なこと。簡単に忘れてはいけないことです。
ちょっと、みんなピンと来ていないようだったので、このお話を通して「やくそく」とは、どんなものか知って欲しいと思います。
この単元は、初めて聞く言葉や文章表現がたくさん出てくるので、まず大体の内容を理解をするため場面がわかりやすい挿絵を見ながら範読を聞いてもらいました。
-登場するもの
- あおむし①
- あおむし②
- あおむし③
- 大きな木
-場所
- はっぱの上
- うみが見えるところ
設定を確認したところで、そっくりな三匹のあおむしについて問いかけをしました。
とっても似ている三匹ですが、実はそれぞれ少し違うところがあります。それを、挿絵や文から探してもらいました。
<違うところ>
- 色が違う。(黄色、ピンク、青)
- 食べ方が違う。(むしゃむしゃ、もりもり、食べる時の音が違う)
- 「ぼく」と言ったり「わたし」と言ったり、自分(一人称)の呼び方が違う。たぶん、ピンクが女の子。黄色と青が男の子。
と、いうようにそっくりだけど、どこか違う三匹のあおむしたち。
最初出会った時は、ケンカをして怒っていましたね。
来週は、そのあおむしたちの気持ちがどのように変化していくか一緒に読んでいきましょう!
□□□□□□□□□ 7 月 15 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
「すきなもの なあに」
1年生にとって「~が好き」「~が嫌い」などの基本的な意思表示は、日常生活の中でもう使い慣れていますね。今日は、単元を通してクラスのお友達と対話的に、自分の好きなものの紹介と、なぜそれが好きなのかという理由を考えて発表してもらいました。
1年生はまだ応答する時に、単語一つで返してしまう事が多いので、文にして質問に答えられるよう練習をしました。
「○○、すき」とだけにならないように
「わたしは/ぼくは、○○が すきです。」と、丁寧語で文に組み立てて言います。
好きなものを一つ選ぶのは難しかったですね。
たくさんある中で一つ選んでもらい、その理由についても考えました。
[1年生のみんなが好きだったもの]
- すし (理由:おいしいからです。ふりかけをかけて食べるのが好きです。)
- アート (理由:たのしいからです。いろいろなものがつくれるからです。)
- いとことプール (理由:いとことあそべて、たのしいからです。)
- アーチャー (理由:アーチャーになってみたいからです。むかしの(古代の)アーチャーが好きです。)
- いもうと (理由:いつもあそべるからです。)
最後に、となりの人とペアになり好きなものを紹介し合いました。
みんなの好きなものだけではなく、その理由も聞けて楽しい対話になりました!
2時間目
「おおきなかぶ」朗読発表会
ご両親や他の学年の子たちの前で、つまる事なくとても上手に読めましたね!!
4月から慣れないひらがなを少しずつ読み始め、たったの3ヶ月でここまで立派に読めるようになり、みんなの頑張りを目の当たりにして感動しました。2学期の音読も楽しみにしてますよー!
3時間目
1学期最後の授業は、ゲームをして楽しみました。
「ひらがなカウントダウン」
ランダムに選んだ7つのひらがなを時間内に自分で組み合わせて言葉を作るゲームです。
2チームに分かれて対戦しました。
(例)
出てきたひらがな
え、た、ん、ま、く、る、り
作れた言葉
くま、くるま、くり、たま、また、えん etc
(同じひらがなを何度使ってもよい)
みんな集中して、これは?あれは?と相談しながら書いている様子が伺えました。
ランダムに出てきたひらがなから、いろいろな言葉が見つかりましたね!
*最後に、あっという間に1学期が終了しました。
今日は朗読発表会もあって、みんなの成長ぶりを一層感じられました。
4月の初めに緊張していた子たちも少しづつクラスに慣れ、発言も増え賑やかになってきました。
2学期は、漢字の学習が始まり文章表現も複雑になっていきます。音読は、もちろんその調子で!あとは、文の組み立てが自分で出来るように引き続き頑張りましょう。
それでは、暑さに気をつけて、楽しい夏休みを過ごして下さいね。
2学期に、また会いましょう
□□□□□□□□□ 7 月 8 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
「おおきな かぶ」
-朗読の練習
みんなとっても上手に読めていました!
おじいさんが1人で言っている「うんとこしょ、どっこいしょ」と、最後のみんなで言っている「うんとこしょ、どっこいしょ」の声の大きさの違いも意識して練習しました。
-「おおきなかぶ」の理解を深めるため、問いかけをしました。
<なぜ、かぶはこんなに大きくなったと思いますか?>
- おじいさんが、「あまい あまい、おおきな おおきな かぶになれ」とねがったから。
- おじいさんが、お水をあげたり一生懸命育てたから。
<登場人物の中で誰が1番強いと思いますか?>
- おじいさん
理由:おじいさんは1番前でひっぱっているから。
おじいさんは、1番体が大きいから。
- みんな
理由:みんなで力を合わせてひっぱってぬけたから。
<では、順番が変わったら、または、順番が逆(ねずみが1番前)だったら、かぶは抜けたと思いますか?>
- 抜けるかもしれない。
- 抜けない。ねずみは小さいから葉っぱに届かない。葉っぱを持てない。
- 本文通り、おじいさんが1番前の順番だから抜けた。(大きい順)
いろいろな要素と奇跡が重なり、「おおきなかぶ」のお話の結果が生まれたようですね!
音読する時も、授業で話したことを意識しながら読んでみて下さい。いろいろな場面が見えてくると思います。
2時間目
「は、を、へ」をつかおう。
くっつき言葉を使った文型の学習をしました。
くっつき言葉の音が変わる説明は、音読を通して慣れているので理解してくれていました。
今日は、すでに知っている「は」に加えて「を」「へ」のくっつき言葉を使った文を練習しました。くっつき言葉を身につけると、文の表現力もぐっと上がります。
(例)
わには、あらう。
かおを あらう。
→わには、かおをあらう。
というように、2つある似た文を一つにまとめる事ができます。
授業でも、一つにまとめて書く練習をしてもらいました。
最後に「は、を、へ」を使って自分で考えた文を作ってもらいました。例を元に、みんなよく書けていました。
助詞の使い分けは、日本語話者でも難しいです!
普段の話し言葉では、助詞を抜く事が多いので、文を書く練習を増やし、いろいろな文型に慣れていきましょう。
□□□□□□□□□ 7 月 1 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目/3時間目
「おおきな かぶ」
教師の範読を聞きお話の内容を理解した後、登場するものを確認しました。
おじいさん、おばあさん、まご、いぬ、ねこ、ねずみ
そして、1番の主役である「かぶ」は、どんなかぶだろう?と想像してみました。
<大きさ>
- 腕で持てるくらい
- 木くらい
- 教室くらい
- 家くらい
- 地球くらい
<味>
- あまくておいしい!(教科書の文章から確認)
<みんなだったら、採れたかぶをどうしますか?>
- お母さんに渡してスープを作ってもらう。(100人前くらいできる)
- 根っこを切ってきれいにしてクレーンで運んでバケツにいれて、うさぎにあげる。
- パンチで宇宙まで飛ばして粉々になったものを宇宙人に食べてもらう。
みんなの想像力が素晴らしく「おおきなかぶ」というワードだけで、違うお話が何個も作れそうです!
次に、「うんとこしょ、どっこいしょ」の意味について考えました。
人は、どんな時に「うんとこしょ、どっこいしょ」と言うか色々な場面を体を使って表してみました。
-おおきなかぶを引っ張る時、オリンピックの重量挙げ、おじいさんおばあさんが立ち上がる時など、力を入れる場面の掛け声として「うんとこしょ」や「どっこいしょ」を使いますね。
さて、このお話は「うんとこしょ、どっこいしょ」「あまい あまい かぶになれ・・・」意外にカギ括弧が登場しません。
せっかく登場人物が6人(3人と3匹)いるので、それぞれがどのように助けを呼んだかセリフを考えてもらいました。
-おじいさん
お家にいるおばあさんを「おばあさーん!」と大きな声で呼ぶ。
-おばあさん
「まごー!」って呼ぶ。または孫の名前(仮リリー)で呼ぶ。
-まご
「ワンワン!」という鳴き声で犬を呼ぶ。犬の名前では呼ばないらしいです・・・。
-犬
猫は何も言わなくてもわかるから、呼ばなくても来た。
または、猫は「なんか騒いでいるな何かな~」と見に来た。
-猫
ネズミを呼んだのではなく、くわえて強制的に連れてきた。
なんとも面白い物語の余白部分が見えてきました。
「猫は呼ばなくても来た」というのが現実的で面白いなと思いました。外で騒いでいたら動物も気になりますよね。
今日は、みんな想像力を働かせて熱心に発表してくれました。
次回は、お話をもう少し掘り深めて読んでいきます。1年生の色々な意見をまとめて「おおきなかぶ」のどんな解釈が生まれるか楽しみです。
3時間目の余った時間は、音読をしました。
範読なしで読めるようだったので全員で読んだり、リレー読みをしましたが、授業の終わり頃で集中力が切れダラけてしまいましたね。みんなで練習する機会が少ないので、朗読発表会に向けて聞き手としてのルールも守り、お家でも音読がんばって下さいね。
□□□□□□□□□ 6 月 25 日 の授業内容 □□□□□□□□□□
1時間目
-宿題 鳥ずかんの発表。
それぞれ、鳥の特徴を掴んで書けていました。
「くちばし」を通して図鑑や説明文から情報を抜き出し相手に伝えることを学びました。まだ自分で文章にまとめる事ができないので、2学期に学習する「うみのかくれんぼ」では、読み取った情報を文にして書けることが出来るようになればと思います。
-「おもちやと おもちゃ」
まずおもちやとおもちゃの文字を見てどこが違うか確認しました。とても似ているのに、小さい「ゃ」が入る事で読み方が変わります。
よく見ると言葉の中には、意外と小さい文字がたくさん使われていることに気づきました。
この単元では小さい文字「ゃ、ゅ、ょ」の入る言葉の発音を練習しました。
身近にある小さい文字(拗音)が入った言葉として、朝ごはんのメニューを例にして発音練習をしました。
<あさごはんメニュー>
ぎゅうにゅう しょくぱん じゃむ こうちゃ
おちゃ じゅーす しゃけ きゅうり
日本語でもjamは「じゃむ」、juiceは「じゅーす」だったり、外国から来たものは、小さい文字がよく入っていますね!
2時間目
-あいうえおで あそぼう
詩を読む前に教科書に書かれたすべての詩をみて、何か共通するところはあるか問いかけをしました。
よく見てみると、ほとんどの音が4拍子、5拍子で揃っています。頭文字と最後の5拍子は、すべてひらがな表の順になっていましたね。
このように、決まったパターンがありリズムよく読めるように書かれた詩だという気づきがありました。
みんなあともう少しで、ひらがなを完璧に読んで書く事が出来そうなので、今日は間違えやすい字を確認したり、あいうえおの詩を繰り返し読みました。
時間が少し余ったので、「家の中にあるもの/いるもの」しりとりをしました。
今日は、2つの単元を通して、たくさん新しい言葉が出てきました!
特に「おいうえおのうた」は一つ一つ説明できなかったので、教材にイラストをつけたものを作りました。知らない言葉がある人はお家で確認してください。
2学期はカタカナや漢字が入ってくるので、1学期の間にたくさん読んで書いて夏休みに入る前には、ひらがなをマスターしておきましょう!
□□□□□□□□□ 6 月 10 日 の授業内容 □□□□□□□□□□□□
「くちばし」
-音読
全体的によく読めるようになってきました!
-単元の学習
今日は、文の構成をみていきました。
繰り返される質問の文型の気づきがありました。
「これは、なんのくちばしでしょう」という文が3回でてきます。
そして、そのあとに答えが続きます。
説明文がわかりやすいようにパターン化されています。
クイズ形式のようにもみれますね。
最初に「これは、きつつきです。」と言ってしまうよりも、「これは、なんのくちばしでしょう」と質問を投げかける方が文がより面白くなると思いますか?という質問に対しては、みんなどっちでもいい。。。という感じでした。
と言いつつ、その後にやった「これは、なんのとりでしょう」という質問文を使ったクイズは、みんな楽しんでいる様子でした!
2時間目
「おばさんと おばあさん」
今までに何度か出てきた長音ですが、改めて発音のルールを確認しながら練習をしました。
みんなとても上手に発音できていました。
ちなみに、日本語の伸ばす音の表記には以下のような決まりがあります。
(これは、文部科学省文化庁により定められているようです。)
ア列の長音は、ア列の仮名に「あ」を添える。(例:おかあさん・おばあさん)
イ列の長音は、イ列の仮名に「い」を添える。(例:にいさん・おじいさん)
ウ列の長音は、ウ列の仮名に「う」を添える。(例:くうき・ふうせん)
エ列の長音は、エ列の仮名に「え」を添える。(例:ねえさん)
オ列の長音は、オ列の仮名に「う」を添える。(例:おとうさん・おはよう)
特に、「お」の長音は、書く時に間違えやすいので、気をつけていきたいです。
「おとおさん」等、発音通りに書いてしまうことがあります。
もうひとつ、ひらがなの表記上、伸びる音に棒線を使う事ができないので、外来語をひらがな表記にすると混乱があるかもしれません。
*外来語の平仮名表記
ノート→のうと○ のおとX
ドーナツ→どうなつ○ どおなつX
余った時間で、今日習った長音とくっつきことば「を」を使って、文を書く練習をしました。
長音が入る言葉と「を」を使って書く文は、ちょっと頭をひねらないといけなかったので難しかったようです。
「を」の使い方は、宿題に練習問題があるので、お家でもう一度練習して下さい。
□□□□□□□□□ 6 月 3 日 の授業内容 □□□□□□□□□□□□
「くちばし」
単元に入る前に、いろいろな鳥のくちばし画像を見ながら、どんな特徴があるか形容詞を使って発表していきました。
ながい
まるい
おおきい
するどい
かたい
ちいさい
やわらかい
ふとい
ほそい
ぶにぶに
たくさんの特徴が見つかり、どうやって餌を食べるかも確認できました!
今週は、みんなお家で音読を頑張って練習してきたので、初めて読む単元ですが、範読なしで、それぞれ読んでもらいました。みんなとても上手に読めていて頼もしい音読となりました。
内容の理解を確認するため、きつつき/おうむ/はちどりの段落ごとに分けて、情報をまとめていきました。
•きつつき
さきがするどく とがった くちばし
きのなかにいる むしを たべる。
•おうむ
ふとくて、さきが まがった くちばし
かたい たねのみを たべます。
•はちどり
ほそくて、ながく のびた くちばし
はなのみつを すいます。
ひらがなを書く事にずいぶんと慣れスピードも上がってきました。
今日は、集中して「くちばし」のまとめをノートにすべて書くことができました。
よく、がんばりました!!
□□□□□□□□□ 5 月 20 日 の授業内容 □□□□□□□□□□□□
1時間目
「ねこと ねっこ」
まず教科書の挿絵の中から、何が見つけられるか聞いていきました。
ねっこ、はらっぱ、ばったなど初めて聞く言葉がたくさんありましたね。
小さい「っ」の入る言葉の発音練習は、手拍子を使って練習しました。
「っ」のところは、手のひらをグーにしてお休みで表しました。
みんなテンポよく読めていました。
促音をマスターしたところで、本文をみんなと一緒に読みました。
書き方は、ワークシートを使って「っ」を書く位置など気をつけながら練習しました。
濁音(てんてんのついた音)、半濁音(丸のついた音)の入った言葉がいくつか出てきたので、音を区別するため、みんなにロボットになって練習してもらいました。
ばば、びび、ぶぶ、べべ、ぼぼ…ぱぱ、ぴぴ、ぷぷ、ぺぺ、ぽぽ… みんな音の響きが面白いと思ったようで今までの授業の中で1番元気な声が聞けましたよー!
3時間目
「わけを はなそう」
これから日記や感想文など、自分の気持ちを表現するのに大切な文型です。「わたしは/ぼくは、~です。」
まず、どのような気持ちのことばがあるか考えてみました。
- うれしい
- めんどくさい
- たのしい
- つらい
- おこっている
- かなしい
- くやしい
- さみしい
- こわい
こ~んなにたくさんの気持ちを表すことばが出てきました!
(ついでに、文字の下にどんな表情か絵文字でも描いてもらいました。)
教科書にあった「わたしは、~です。」の空欄の部分に、先ほど出てきた気持ちのことばを選んで書いてもらいました。ここでも、「は」は「が」と同様、くっつきことばの役割を果たしている説明をしました。
応用編として、みんなが大好きなクリスマスのことを思い出して、その時どんな気持ちになるか想像してみました。もちろん「うれしい!」「たのしい!」というポジティブな気持ちがたくさん出てきました。
どうして「うれしい、たのしい」気持ちになるかというと、クリスマスだから!という理由も書いてもらいました。
さてさて、書くことも増えてきましたが、みんな頑張って書いてくれています。
視写など長い文章を書くのが苦手な子は、一気に全部書こうとせず、今日はここまでと短くきって書いたり工夫をしてみて下さい。
□□□□□□□□□ 5 月 13 日 の授業内容 □□□□□□□□□□□□
1時間目
ウォーミングアップ
[質問!:今1番、食べたいものは何ですか?]
朝からお腹が減ってしまう質問をしてしまいました。。。
回答が、いちご、チョコレート、ハチミツとバニラアイスがのったパンケーキ、クロワッサン、寿司と、日本のビュッフェにいるような気分になりました。
日頃からも、日本語で意思表示などが文章で言えるよう繰り返し使っていきましょう!
-今日の単元
「かきと かぎ」
新しい語彙と、濁音の発音を確認しました。
範読を聞いてもらい、本文から濁音のついているひらがなに丸をつけてもらいました。
教科書の濁音のついた語彙を一つ一つ確認し、今度は画像を見ながら、濁音がある/ない言葉どちらが聞こえるか当てるゲームをしました。
かき/かぎ
さる/ざる
ふた/ぶた
こま/ごま
からす/がらす
あし/あじ
みんな聞き分けできましたか?
オンラインでは、微妙な音が伝わりにくいので少し難しいものもありましたね。もう一度読み方を復習し、お家で濁音の宿題をする時に一緒に声に出して書いてみましょう。
2時間目
「ぶんを つくろう」
まず最初に、うごきのことば(動詞)にどんなものがあるか確認をしました。
たべる、のむなど日常的に耳にすることばを分かりやすく体も使って動きで表現してみました。
本単元に入る前に、これからたくさん出てくる文型、まずは「が」を使った文を「はなのみち」の学習を振り返りながら、
文とは何か?という説明をしました。
文章の中の「が」に注目してもらうため、教科書に書いてある「が」に丸をつけてもらいました。
この「が」の役割は、何でしょう?
「が」は、言葉と言葉をくっつけるくっつきことば(助詞)です。上の言葉と下の言葉をつなげて文章にする大切な役割を果たしています。このくっつきことばは他にもたくさんあり、「は」「を」「へ」など、日本語話者は文脈によって使い分けています。
日本人の私たちは、感覚的に使っているものなので、1年生は繰り返し聞いて話して耳を慣れさせる方が、文法から覚えるよりも自然と身についていくと思います。
余った時間を使って、自分たちで「が」を使った文を作りました。
それぞれ、主語と動詞を見本から選んで組み合わせ、いろいろなバリエーションの文ができました。主語を自分で考えて作ることもできました!
□□□□□□□□□ 5 月 6 日 の授業内容 □□□□□□□□□□□□
1時間目
-ウォーミングアップ
いろいろな絵文字を見て、どんな気持ちや様子を表しているか当てるゲームをしました。
喜・怒・哀・楽、あつい、さむいなど、よく使う表現を絵文字から読み取りました。
絵文字は、子供たちに親しみやすいので、気持ちの表現などの教材に便利ですね。また、やってみましょう!
-「はなのみち」
1年生が初めて触れる物語文の単元です。
本文を読む前に、4つの場面に分かれた挿絵に注目して、どんな物語か想像してみました。
絵の中にどんなものがあるか、その見つけたものがどう物語と関わっているか、紐解きながら1年生なりの解釈をまとめました。
場面①
<見つけたもの> くま、とり、ランプ、びん、ふくろ、たね、ストーブ、ティーポット
<場面の様子> くまさんが、ふくろを見つけて種みたいなものを 見ている。ストーブがついているから、中はあたたかい。(外はさむい)
場面②
<見つけたもの> くまさん、りすさん、とり、うさぎ、きつね、
たぬき
<場面の様子> くまさんが、りすさんの ところに いった。
種みたいなものが おちている。
場面③
<見つけたもの> くま、りす、ふくろ
<場面の様子> ふくろにあなが あいている。
くまさんが、「あれ?なんか なくなってる」と 気づく。
場面④
<見つけたもの> くま、とり、りす、うさぎ、きつね、たぬき、かえる、おたまじゃくし、かたつむり、はなのみち
<場面の様子> みんなうれしくて、おどっている。たのしくて はしっている。
うさぎが お花の王冠をかぶっている。
きつねが、うさぎを食べようとしている。
挿絵だけでなかなか、良い読みができました!
最後に第1場面と第4場面を比べて、どんな違いがあるか問いかけをしました。
色の違いや、植物の様子、動物たちの種類から、春の訪れが来ていることに気づくこともできましたね。
3時間目
引き続き「はなのみち」
どんな物語か想像したところで、本文を読んで確かめをしました。
教師の範読を聞いてもらい、みんなと一緒に読む練習をしました。
まだ、小さい「っ」の読み方が難しいですね。詰まる音(促音)は、「ねこと ねっこ」の単元で学習しますので、その時にしっかりと身につけましょう。
本文を読んだ後、今度は文章に注目をし、
「だれが」「なにを/だれに」「どうした」の文型を場面ごとに確かめていきました。
①くまさんが、ふくろを みつけました。
②くまさんが、りすさんに ききにいきました。
③くまさんが、ふくろを あけました。
④みんなが、はなのみちを みて よろこびました。
最後にもう一度、挿絵と文章を見合わせながら音読をしました。
これから、たくさん出てくる基本的な文型なので、この単元でしっかりと身につけましょう。
4月、5月と「春」について感じられる内容の学習、宿題が続きましたね。みんなから、いろいろな春の訪れの様子が聞けました!
また、春から夏にうつり変わる時に、身の回りでどのような変化があるか観察してみましょう。
□□□□□□□□□ 4 月 29 日 の授業内容 □□□□□□□□□□□□
1時間目
ウォーミングアップ
[質問!: 朝ごはんは、何を食べましたか?]
脳のエネルギーに大事な朝ごはん!みんなが何を食べたか質問をしました。
何を食べた飲んだかは、ちゃんと答えられていました。そこから、どんなものだったか、食べてどう思ったかなど文の修飾を加えられればよりいいと思います。
これから、学習の中で使う文型をウォーミングアップなどを使って少しずつ慣らしていきたいと思います。
「あいうえお」の宿題発表
それぞれ宿題でつくった「あいうえお」のうたを発表してもらいました。いろいろな場面が想像できるすてきな歌がたくさんできました!
<1年生のあいうえおのうた>
- あめでも あそぶよ あいうえお
- あしたは あめだよ あいうえお
- うさぎが うまれた あいうえお
- うつくしい うちゅう あいうえお
- えんそく えんぴつ あいうえお
- おにぎり おいしい あいうえお
「たのしいな、ことばあそび」
日本語の音節に気をつけながら、身近にあるもので語彙の発音を練習しました。
ひらがな表記は、英語と違い一つ一つ音が決まっているので、手拍子で音節を理解することができます。
ありは、あ•り と2節、あいさつは、あ•い•さ•つと4節など、みんなと一緒にいろいろな言葉を音節を意識しながら練習しました。
みんなは身の回りでどんな物の名前を知っていますか?音節を意識しながら知っている言葉をお家でも練習してみましょう。
2時間目
「あさのおひさま」
さて、本格的な国語の学習に入るためのウォーミングアップ教材です。場面の様子や登場するものの行動を文から読み取る練習です。
まずは本文の範読をし、イメージを掴みやすくするためイラストを使ったアニメーションを見てもらいました。
この詩の中に「のっこり」や、「ざぶん」といった独特な表現があるので、みんなにお日さまになってもらい動きに合わせて言葉の意味を確認しました。
のっこり ゆっくり、少しずつあがってくる。
ざぶん 水の音。たくさんの水がおしよせる。波のおと。
問いかけとして、自分の見たことのある太陽や、さまざまな太陽の絵画を見ながら、どんな「おひさま」の表現があるか、みんなで考えてみました。
太陽といっても、いろいろな色、温度(体感)、表情があるという気づきがありましたね!
「あさのおひさま」に出てくる太陽はどんな様子/性格でしょう?想像しながら詩を読んでみて下さい。
お家で音読をする時は、小さい「っ」の入る言葉の読み方に気をつけましょう。
小さい「っ」は、読まず詰まる音です。読みにくい時は手拍子などを使って工夫してみましょう。
□□□□□□□□□ 4 月 22 日 の授業内容 □□□□□□□□□□□□
1時間目
「こんな はる みつけたよ」
イースターホリデー中にそれぞれ見つけてきた春らしいものを発表してもらいました。
休暇中、肌寒い日が続いていましたが、お天気がいい日もありましたね。
公園へ行く機会もあったようで、外で見つけたいろいろなものを教えてくれました。
お花や動物、自分の身近にあるもので春を感じられたようです。
「春」という季節についても少し話をしました。
四季の絵を見ながら、どうして「春」が来ているとわかるのか?という質問をしました。
春は、桜が咲き鳥が飛び、あたたかい季節という気づきがありました。
他にも、チューリップやスイセンなど様々な色の花がさき、動物の赤ちゃんもたくさん見られる季節です。
また、お出かけする時に、どんな春があるか見つけてみて下さい。野菜や果物も冬にはなかったものが見られるかもしれませんよ!
2時間目
「うたにあわせて あいうえお」
日本語の基本となる母音「あいうえお」の音を一緒に練習しました。
はじめに姿勢を正し、口の形に気をつけて発声をしました。
長い音、短い音と発声の仕方を変えたりして読みました。
みんな、元気よく読めていました!
教師の範読に続き、あいうえおのうたを音読しました。
まだ、クラス全体で合わせて読むことは難しいですが、一人読みではスムーズに出来ていました。
うたの綴られ方の気づきとして、文の初めがすべて母音で始まること、リズムになっていることを説明しました。
例えば、あのうたを見ると、
あかるい
あさひだ
と、あで始まっています。
他に、あで始まる言葉は何があるかな?と、質問をすると
あめ、あり、あいすくりーむ、あんぱんまん、あひる等が出てきました。こういった問いかけは、語彙量を増やす機会になるので、またお家でもやってみて下さい。
授業の最後に、みんなと一緒に「あいうえお」を書き順にそって丁寧に書く練習をしました。
字の練習では、マスの線や大きさも意識し、丁寧に書くクセをつけましょう!
□□□□□□□□□ 4 月 1 日 の授業内容 □□□□□□□□□□□□
1時間目
-自己紹介
担任の自己紹介、そして生徒一人一人の名前を教えてもらいました。
講師と初めての顔合わせでしたが、恥ずかしがらず自分の名前をしっかりと言えました。
-「いいてんき」
五場面描かれた絵を一緒に見ながら、どんなものが見つけられるか探しました。
今日は3人での授業でしたが、あっという間にたくさんの言葉が出てきました。
普段、使わない「ききゅう」や「みちしるべ」と言った言葉にも注目がありました。
一通り、言葉が出てきたので「~は、どこにあるでしょう?」というゲームをしました。
問題には、みんな動物が目についたようで、りす、きつね、ねずみなどの出題があり、たくさん見つけられましたね。ねずみは全部のページに出てくるなどの発見もありました。
最後は、みんなで「いいてんき」の朗読をしました。
みんな初めからとっても上手に読めていたので、リレー読みや一人読みなどいろいろな読み方に挑戦しました。初めての授業とは思えないくらい立派に読めていましたよ!
3時間目
-「どうぞよろしく」
ひらがなの練習のとっかかりとして自分の名前を練習しました。
みんな上手に書けていましたね。
そして、名刺を作り改めてクラスで自己紹介をしました。
ペアになって「わたしの名前は~です。よろしくおねがいします。」とお互いに挨拶をしました。
余った時間で、好きな動物の絵を描いて何の動物か当てるゲーム、しりとり、そして「お店に行って〇〇を買いました」という記憶ゲームをしました。
1番目「私は野菜屋さんに行きました。そして、ブロッコリーを買いました。」
2番目「私は野菜屋さんに行きました。そして、ブロッコリーとりんごを買いました。」というふうに買ったものをどんどん足して記憶していくゲームです。
なんと11個までいきました!(時間があったら、もうちょっといけたかもしれません)
みんなの記憶力におどろきました。
第一回目の授業、みんなの緊張もなく楽しい授業となりました。
説明もよく理解しテンポよく授業が進みました。
語彙がまだ少ない人は、春休み中に絵本を読んだり、たくさん音読をして言葉の量を増やしていきましょう。
それでは、次のオンライン授業で会いましょう。
楽しいイースターホリデーを過ごして下さいね。