2017年度 2年生授業内容

□□□□□□□□□ 3月24日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
「楽しかったよ、2年生」の作文発表。
まず最初の10分間は、発表のために各自で練習をしてもらいました。読めない漢字にフリガナをふったり、誤字脱字を訂正したり子供たちはとても集中しておりました。その後、一人ずつ前にでて発表してもらいました。みんな作文のルールを守り、会話文の「 」(かっこ)の使い方も出来ていました。順序を表す言葉を使ったりと、説明文で学習した事柄をしっかりと理解し実際の作文に活用できていたところなど、一年間の成果が表れた最後の作文になったと思います。ご家庭でのご指導、ありがとうございました。

2時間目:
「ことばを楽しもう」教科書p117
回文を楽しみ言葉の面白さに気づいてもうために、教科書の挿絵に着目し回文をよみ、それぞれの回文の意味を考えことを目的とし、まず、教科書の例文を一人ずつ上から、または下から読んでもらい、言葉の面白さ、言葉の組み合わせの凄さを素直に皆驚きながらも楽しみました。
あまりにも子供たちの反応が良かったので、持ってきた本、「にわのわに」で、もっと多くの回文を紹介し、みなで声をだしてよんでみました。その後、「どんどんちっち どんちっち」の本では、また違った種類の言葉遊びをしました。本日学習したいくつかの言葉遊びを紹介します。
「文字ならべあそび」
こ ば と
ば と ん
と ん ぼ
これは、縦から読んでも、左から横に読んでも同じです。
「言葉のかくれんぼ、みーつけた」。こちらも、子供たちは楽しんでいました。
例:すずめ の なかに (    )が隠れているよ。答え:すず
きつつき の なかに かくれているのは? 答え:月
あしか の なかに かくれているのは? 答え:鹿と足

その後は、プリント「ワクワク漢字パズル」、こちらは学習済みの漢字の音読みで、正しい漢字を探すゲームです。子供たちに順番に表示された音読みを一つ選んでもらい、その音の漢字を図の中から探します。時々、同じ音でも二つ以上習った漢字があったりしたので(例:さん→ 山、三、算)、それらを板書しどの漢字を探すべきかなど復習しながら楽しみました。詳しくは、使用したプリントをご覧ください。
最後の10分間は、3年生の教科書の最初の単元「きつつきの商売」を範読しました。(読む前に、2年生の授業がすべて終わったことを伝え、来月から新しい学年へ進級することなど話してからお話を聞いてもらいました。)

宿題:
1. 音読 3年生の教科書「きつつきの商売」
2. ワーク p118-120
3. ワークの付録の漢字練習ノートを終わらす

以上が春休みの宿題です。ワークはせっかくなので最後まで頑張って終わらせるために宿題としましたが、もし時間がない場合は、漢字の復習を兼ねて付録を先に取り組んだ方が良いかもしれません。各ご家庭の判断にお任せします。

これを持ちまして2年生の授業は全て終了しました。進度表にも書きましたが、一年間色々な形でのサポート、そして宿題の補佐ありがとうございました。子供たちのこの一年間での成長は著しかったと思います。これも、日々の小さな努力の結果だと思いますので是非自信を持って、3年生でも頑張ってもらいたいものです。

□□□□□□□□□ 3月17日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1、2時間目:「スーホの白い馬」
32~36段落:範読。
この晩に、何がおこりましたか?→外で音がした。
「だれだ。」と言ったのは、だれですか? →「おばあさん」
おばあさんの叫び声を聴いて、スーホは跳ね起き、かけていきました。外に出たスーホがみたものは? →白馬、背中に刺さった矢、汗
語彙:
「スーホははねおきて~」:スーホの動作から、気持ちを考えてみよう。
跳ね起きる→急いでおきる、凄い勢いで布団からでる
なぜ、スーホは跳ね起きたのか?→ (子供の回答から)びっくりした、早く白馬に会いたかったから
たきのようにながれおちる:激しく流れる様子、だらだら、
歯をくいしばりながら:歯を強く嚙合わせること、頑張るときにやる仕草
だんだん細くなり:かすかになっていく様子
目の光もきえていきました:死ぬ直前の様子 (この時のスーホの気持ちは?)

第4場面 37~40段落:
時を表す言葉:あるばん
スーホがいく晩も眠れなかった理由は? かなしさ、くやしさ、つらさ、いかり
何が「悲しく」、何が「くやしい」のか?→
かなしさの原因:白い馬が死んだこと。
くやしさの原因:白馬が殺されたこと、白馬を奪われたこと。→ 殿様に対する思い
「スーホがなでてやると、白馬は~」:夢の中でも心を通わせている二人の様子。
「~いつまでもあなたのそばにいられますから。」:題名につながるスーホの気持ち。物語の初めの方で、オオカミから羊を守った白馬に対して、スーホが言った言葉「これから先、どんなときでも、僕はお前と一緒だよ。」との関連して考えてみる。

夢の中にでてきた、白い馬はスーホに二つお願いをした。それらは?
①そんなに悲しまないでください。
②私の骨やかわや、すじや毛を使って楽器を作ってください。
スーホは夢から覚めて「すぐ」作り始めた。なぜ、「すぐ」作ったのでしょう?→白馬と一緒に居たいと願うスーホの気持ちの表れ。
「ますます美しい響きを~」:なぜ、聞く人の心を揺り動かすのでしょう?

くっつき言葉(複合語)(32段落以降)
• はねおきて(跳ねる+起きる)
• つきささり(突く+刺さる)
• ながれおちて(流れる+落ちる)
• ふきだし(噴く+出す)
• かけ回った(駆ける+回る)
• よりあつまって(寄る+集まる)

すこし難しいかとは思いましたが、こそあど言葉(指示語)の理解も兼ねて、子供たちに次の質問をしました。「楽器はできあがりまいた。これが馬頭琴です。」の「これが」の部分を置きかえて、2つの文を1つにしましょう。最初は質問の意味が分からなかったようですが、「できあがった楽器が、馬頭琴です。」という正しい答えが最終的に出てき手すばらしかったです!

「楽しかったよ、二年生」教科書p118~
この一年間での行事(特例会)でやったこと、勉強したことをみんなで思い出しながら出し合い板書し、その中から各自一つ、作文に書きたいことをノートに書いてもらいました。そして、各自思い出すこととして、その題材を学習している時に「やったこと、思ったこと、お友達がしたこと・言ったこと、一番がんばったこと、面白かったこと」などを考えながら、文の構成を考え、教科書112ページの例を参考にし、作文を書いてください。
作文を書くにあたってのルールも一応、皆で確認しました。「はじめ、中、おわり」の構成、かぎかっこ「 」の使い方(会話文は新しい行に書く)、書き出しは1マス下げる、段落の初めは1マス下げる、句読点をつかい、最後に読み直して間違いを確認する。
各段落で書くこと:初め(心に残ったことはなにか)、中(そのときにしたことや思ったことは?)、終わり(いちばん書き残しておきたい事)

最後の15分は、文集の表紙の絵を描いてもらいました。描き終えていない子供は宿題として持ち帰りましたので、来週忘れずに持って来て下さい。

宿題:
1. ワークP106④から109
2. クロスワード13 (用紙は渡してあります)
3. 漢字プリント16(終わっていない人のみ)
4. 「楽しかったよ、二年生」の作文 http://happylilac.net/sakubun-15-no.pdf
5. 文集の表紙(終わっていない人のみ)

以上です。何か不明な点がありましたらご連絡ください。

今日の授業、そして学芸会もお疲れ様でした。1,2時間目通しでの授業でしたが、子供たちは1時間半、休憩が必要になることもなく、授業に参加できるほど成長しました。今年度の授業も残りあと1回の授業となり、本日3年生の教科書も配布されました。特に一年を振り返っての単元だったので、子供達と懐かしく今まで学習した内容を思い出す機会を持つことができ、子供たちの成長を改めて感じた一日でした。いつもより少し遅れてしまって申し訳ありませんが、来週中には進度表をお渡ししたく思います。年度末のアンケートへのご協力もありがとうございました。

□□□□□□□□□ 3月10日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
2週間空いたので、もう一度今まで何を学んだか、物語の重要な点を皆で思い出してみてから、授業にはいりました。
第2場面:16~25段落を範読、後追い読み。特に今日学習した場面では、登場人物の気持ちの変化に注目してみました。
「月日がとぶようにすぎていきました。」どういう意味か?
→ 月日が早く過ぎて行ったという事。
草原一帯に伝わった「この知らせ」とは?(指示語・こそあど言葉の確認です)
→①町で競馬の大会を開くこと。②一等になったものは、殿様の娘と結婚させること。
殿様のセリフを探しましょう。
①白い馬が一等だぞ。白い馬の乗りてを連れてまいれ。
②お前には、銀貨を三枚くれてやる。その白い馬をここに置いて、さっさと帰れ。
③なんだと、ただの羊飼いが、このわしに逆らうのか。ものども、こいつをうちのめせ。
この3つセリフから、殿様の心の変化も考えるため、どのように思っているか、感じているか子供たちに問いかけました。回答は、最初は「ドキドキして娘の婿になるかもしれない青年と会うのを楽しみにしていた殿様」が、スーホが貧しい羊飼いとわかったら、「約束を忘れたふりをしてひどい態度とる」。そして最後のセリフでは、「腹立たしくおもい、怒り出した。」と、理解していました。
この後、スーホはどうなったか?→ 家来に殴られ、けとばされて、気をうしなってしまった。
数日後、スーホから消えたものと消えないものがあります。それは、何かを聞いたらすぐに答えが返ってきました。正直、少し難しいかと思いましたが、子供たちがしっかりとお話を理解していることをここからも感じ取れました!!
消えたもの:きず、
消えないもの:白馬を取られた悲しみ
ワークシート:そのわけや理由 (以下、子供達の回答)
殿様の白馬への思い:白馬を自慢したい、見せびらかしたい
スーホの白馬への思い:とても大切、いつも一緒に居たい、兄弟の様に思っている

3時間目:
第3場面:26~31段落を範読。
すばらしい馬を手に入れた殿様は、どんな気持ちか。
①すごく嬉しい。②白馬をみんなに見せびらかしたくてたまらない。
その後、白馬はどうなりましたか?
①家来たちに追いかけられた。②家来の放った矢が背中に刺さった。③それでも、走り続けた。
ワークシート:そのわけや理由
白馬に対する殿様の思い:(ふりおとされたから)嫌い、怒っている
なぜ、白馬は走り続けたのか = 白馬の思い:スーホの所に帰りたい。

この辺りで、子供たちから「何か楽しい事をしたい!」との発言がありました。例えば「おにごっこ」とかと言った子供もいましたので、残りの時間は、今学習した段落の中から「くっつき言葉」(=複合語・複合動詞)を探すことにしました。

特にスーホの白い馬には、沢山の複合語が出てきます。また、複合語を使うことによって、語感の違いに気づいてもらいました。
まず、例として使った言葉は「ころげおちる」です。これは、「転げる」+「落ちる」から成り立つ複合語です。この説明をしていたら、子供達から『「くっつき言葉」を作るマシーンね。』との反応がありましたので、ガンジー博士の漢字マシーンを思い出してくれたのだと解釈しました。
すぐに、言葉の形成を理解したので、段落29~31にある8つの複合語を各自探して、見つけた言葉を発表すると同時に、分解し言葉(動詞)の原型を確認しました。
跳ね上がる(跳ねる+上がる)、ころげおちる(転げる+落ちる)、ふりはなす(振る+離す)、さわぎ立てる(騒ぐ+立てる)、起き上がろう(起きる+上がる)、どなりちらし(怒鳴る+散らす)、いころす(射る+殺す)、引きしぼる(引く+絞る)の8個ですが、それ以外にも私の指導書にはマークが付いていなかった「おいかける」(追う+駆ける)を見つけた子供もいました。

宿題:
1. 音読「楽しかったよ 二年生」音読すると同時に、親子で2年生の一年間を振り返って、楽しかったこと、心に残ったことなどを話してみてください。具体的に何が面白かったか、なぜ思い出に残っているのか、などお話して頂けると、子供達のかなでも整理が付きやすいと思います。
2. ワークp102~106③まで。
3. 漢字プリント16 http://work.m4688.com/…/wp…/uploads/2015/08/2kanzi15test.pdf(これが最後です。これは、向こう2週間使って取り組んでくださっても構いません。この漢字プリントは、とても難しかったと思いますが、皆よく頑張りました。)
4. クロスワード 12 (メールで送らせていただきました)

以上です。

□□□□□□□□□ 2月17日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
本日も引き続き「スーホの白い馬」です。まず最初に全文を絵本を使って読み聞かせをしました。その後、簡単な初読の感想ということで、口頭でまず子供たちに聞いてみました。一番心に残ったところ、好きなところや悲しく思ったところ、そしてなぜそう思ったのか、など。そしてそれをノートに書いてもらいました。
その後、先週学習した「前置き」の内容確認をしてから、第1場面;段落4~6(スーホの紹介)を後追い読みをし、スーホの人物像を話し合いました。
スーホはどんな少年でしたか?(ワークシート記入)
• 貧しい羊飼い
• 年を取ったおばあさんと二人きり
• 大人に負けないくらい働き者
• 朝早く起きておばあさんの手伝いをする
• 20頭余りの羊をおって草原に行く
• とても歌が上手い
「20頭余り」とは、多いのか、少ないのか?貧しい羊飼いだから、20頭余りしかいない羊の数。 少ない

7段落目を範読し、場面分けの練習。4から7の段落を二つに分けると、どこで分けるか、またなぜか。4から6はスーホの紹介、7は話の発展。「ある日のことでした」→何か事件が起こる前触れの言い方です。今後も、探偵になって、色々な話の発展を感じてみましょう。

3時間目:
8から12(白馬との出会い)段落までの範読、後追い読みをし、いくつかの大切な内容を質問しながら確認していきました。
「ある日のこと」、何が起こったのか。出来事は二つ。
①「スーホが帰ってこない」
②「スーホが産まれたばかりの、小さな白い馬を抱きかかえて帰ってきた。」
「日は、一日一日と過ぎていきました」とありますが、二日たったということか。→ もっと何日も過ぎて行ったという事。
白馬は、どんな馬ですか?
①体は雪の様に白い。②きりっと引き締まったからだ。③思わず見とれてしまうほどの馬。
この中で一番大切なのは?③思わず見とれてしまうほどの馬。だから殿様が欲しがった。
ワークシート:
人物のしたこと:(スーホ)が(小さな白馬をみつけて)帰ってきた。
そのわけ:ほおっておいたら、(夜)になって、(おおかみ)にくわれてしまうかもしれないから。

13から15段落(羊を守る白馬)までの範読、後追い読み。
「事件発生」の書き出し→「あるばんのこと」
眠っていたスーホがハッと目を覚ましたのは、何故か?
→ けたたましい馬の鳴き声と、羊の騒ぎが聞こえたから。
「ハッと目を覚ました」のと、「目を覚ます」のとの違いは?→びっくりして飛び起きる様子
外に飛び出したスーホが見たものは?
→大きな狼が、羊にとびかかろうとしている。わかい白い馬は、オオカミの前に立ちふさがって必死に防いでいる。
ワークシート:
人物のしたこと:(白馬)が(おおかみ)から(羊)を守った。(スーホ)が(白馬に)「本当にありがとう。~一緒だよ。」と(兄弟)に言うように話しかけた。
そのわけ:スーホの大切な羊だから、白馬が守ってあげたかった。
スーホが白馬を助けてくれたのと同じように、白馬もスーホの羊を助けたかった。

ここまで終えたところで、最後の15分は、以前学習した「おにごっこ」で自分たちが考えてきた「おにごっこ」(色鬼、ブルドッグ、手つなぎ鬼)を実際に外でやりました。教科書に載っていた遊び方も実際にやってみて、鬼になって捕まえる大変さなども分かったようです。

宿題:
1. 音読 26から41段落
2. 漢字プリント⑮  http://work.m4688.com/…/w…/uploads/2015/08/2kanzi15test1.pdf
3. クロスワード ⑩と⑪

□□□□□□□□□ 2月10日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
「みんなできめよう」教科書p92にはいりました。ここでは、実際に自分の普段の生活の中から「話し合い」の経験を思い出し、なぜ話し合いが必要か、うまく話し合うためには、何が必要かなどに対する意見を出してもらいました。
まず、「話し合い」と「発表」の違いはないか。各自、どのような役割があるのか。
次に、話し合いの仕方を確かめました。まず始めに、話し合いをするにあたり、「進める人」を決める必要があります。そして、全員が何に対して話し合いをするかを理解していないといけません。教科書の挿絵(p93)を見ながら、誰がどの役目なのかを確認しました。
次に、考えを言う時、考えを聞くときはどうすれば良いのか。
考えたことを進んで話す、聞くときは話している人を見る、最後まで聞いてから話し出す、などのルールがあることを理解し、友達と考えを出し合う際、質問をしたり、質問されたりします。また、お友達の意見に同感したり、良い考えだと思ったらそのこともきちんと伝えるようにしましょう。
最後に、話し合いを進める役になった人は、話し合いで決まったことをまとめ、全員に決まったことを確認する必要があります。
一つ話し合う題材を決め、クラスのお友達と話し合いをしてもらいました。
子供達から出た題材は:
1. 授業中に水を飲んで良いか、いけないか。
2. えびすにペットを連れてきて良いか。
3. 授業中にお菓子を食べていいか。
4. 宿題をノートに書く必要があるか、ないか。(メールで連絡が入るから、二度手間だそうです!)
この中から、話し合いを進める人が、皆にどれについて話し合いたいかを聞き、多数決の結果「ペットを連れてきていいか」について 話すことになりました。
題材が決まったので、今度は良い点と悪い点について、意見を出し合ってもらいました。
良い点:みんながお互いのペットが見れる。ペットを飼っていなくても、えびすでお友達のペットと触れ合うことができる。2時間目にペットと遊べる。
悪い点:逃げるかもしれない。うんちやおしっこをしたら、会場が汚れる。動物が嫌いな人がいるかもしれない。動物アレルギーの人がいるかもしれない。
以上の良い点と悪い点が出たところで、「ペットを連れてくるのが良いアイディアかどうか」と、もう一度問いかけました。その結果、悪い点の方のリスクが高いため、ペットは連れてこない方が良い。という意見でまとまりました。子供たちは、人の話を聞きながら、自分の希望や意見を伝えながらも、公平な目で題材を見て話しっていました。

3時間目:
今日から「スーホの白い馬」の学習です。形式は物語ということを確認したところ、既に自宅で音読をした、もしくは読み聞かせをしてきたとの報告を受けたので、まず最初に形式段落に番号付け(41段落から成り立つ)をしてもらいました。かぎ「  」の文章は、一マス下がって書かれている為、数回、段落と間違えて番号ふりをしてしまったところもありましたが、子供たちは各自で考えたり、お友達と確認をしながら出来ました。
本来は、全文を絵本を使って読み聞かせをしたかったのですが、私の声の調子が良くなかった為、15段落まで読み、その後、教科書を使って1から3段落を後追い読みしました。
このお話は以下の様に分かれます。
前書き(1~3)モンゴルの様子
第一場面(4~6)スーホの紹介
(7~12)白馬との出会い
(13~15)羊を守る白馬
第2場面(17~25)競馬に出て白馬を殿様に取られる
第3場面(26~31)逃げ出す白馬
(32~36)スーホの所に戻って死ぬ白馬
第4場面(37~40)馬頭琴を作って弾く
結び(41)
1から3段落目が「前置き」(お話の世界に読者を引き込むための、背景の説明など)であることの確認。そして、ワークシートを使いながら内容を確認しました。
これは、どこの話?→中国の北の方、モンゴル(地図で位置確認をし、日本、イギリスとのサイズの比較もしました)
登場人物は?スーホ、おばあさん、白馬、(友達)、殿様、(若者)、羊、(殿様の娘)、家来、(きゃく)など。(  )内は、本日子供達から出てこなかったアイディアです。学習を段落を進めながら、再度後日確認するつもりです。
どんな楽器が話に出てくるか?→馬頭琴
モンゴルとはどういうところか?→ 広い草原が広がっている
いくつの段落から成り立っているか。41段落
第1段落の後追い読み。「そこに住む人」とは?「そこ」とはどこか?(こそあど言葉・指示語)→広い草原が広がっているモンゴル

本日は以上で終わりました。また、私が2時間目に説明会へ参加したため、ワーク以外の宿題は添削が出来ませんでしたので、持ち帰ってきました。来週お返しします。
宿題:
1. 音読 「スーホの白い馬」段落1から25まで
2. ワーク p98~102
3. クロスワード9

□□□□□□□□□ 2月3日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
漢字の広場」教科書p91
1年生で学習した漢字の復習です。絵の中の人々の行動や様子を書かれている漢字を使い、文章を作る活動です。その際、主語と述語の整った文章を、そして「です。ます。」で終わる文章を心がけましょう。
「節分」とは何かを簡単に説明しました。

3時間目:
「おにごっこ」のまとめ。自分たちで考えてきた「おにごっこ」を紹介してもらいました。
①高おに:高いところに乗っていると捕まらない。しかし、10秒しかその場所にはいられないという時間の制限のルールを作ることで、鬼が逃げる人を捕まえやすくなる。
②ブルドック:逃げる人たちは、鬼が「ブルドック」と言ったら、鬼とは反対の方向へ逃げていく。鬼に捕まったら、その人も鬼になり、鬼の数がどんどん増えるおにごっこ。
③色ごっこ:鬼が「赤」と言ったら、赤いものを探して触る。触る前に鬼に捕まったら、その人が今度は鬼になり、新しい色を選ぶ。
もし、お天気が良ければ外で子供たちが考えてきた「おにごっこ」を実際に遊んでもらうつもりでしたが、生憎の天気だったため、次回お天気が良いときに回しました。2時間目にもしお時間に余裕がある場合は是非、子供たちに先導してもらい教科書にあった「おにごっこ」や子供たちが考えた「おにごっこ」で遊んでみてください。

予定では、今週より「みんなできめよう」に入る予定でしたが、「なかまのことばとかん字」を残りの時間で行い、「みんなできめよう」は来週に回しましたのでご了承ください。

「仲間の言葉」教科書p96 (子供達には教科書を閉じたまま参加してもらいました)
最初に、「なかまはずれ」の絵本を使って「なかまはずれ」とは何か、「なかま」とは何かを考えてみました。2年生のクラスを「なかま」で分ける際の「分け方」と「分ける理由」をまず考え、「男の子と女の子」や「イギリスの学校での学年 Year 3とYear4」を例としてだしました。また、もし、一つのグループの中に一人(もしくは一つ)だけ違う人(物)がいた(ある)場合は、その人(物)が「なかまはずれ」(=共通の分類に属さない)の存在になることを伝えてから、2人一組のペアで活動してもらいました。
教科書に挙げられた言葉(3つのグループずつ、2回に分けて行いました)が書かれたカードを使って、まず漢字の読みを確認、それらのカードをテーブルに広げ、ヒントとして「天気」「色」「教科」の各グループから一つずつ言葉を選び、それぞれのチームに渡しました。そのヒントの言葉を元に、テーブル上のカードから同類の言葉を選び取り、2人で「なかま名」を考えてもらいました。「色」「お金」「時を表す言葉」「(日本の)学校で勉強すること=教科」はすぐに出ましたが、意外に「家族」と「天気」の熟語がでてきませんでした。この他にも、昆虫、動物、果物、動きを表す言葉などの仲間分けもしました。また、言葉には、仲間(同類)のもの、反対になるものなどがあることも確認しました。

宿題:
1. 音読 「スーホの白い馬」 長いお話なので、少しずつ分けて、音読を進めてください。音読する際に、言葉のまとまりに気を付けるようにして、読むようにしましょう。一文が長い場合は、言葉の区切りの良いところで線を引いてあげると、読みやすくなると思います。
2. 漢字のプリント⑭(残り3回となりましたので、大変だとは思いますが、頑張りましょう。)http://work.m4688.com/…/w…/uploads/2015/08/2kanzi14-test.pdf
3. ワークp95④~97
4. クロスワード⑦ (こちらは、先週渡すのを忘れた分です。クロスワード8をやっていない方は、次回はそちらを提出して下さい。先週メールで送った分です。)

□□□□□□□□□ 1月27日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

本日の1時間目は麻紀子先生に「おにごっこ」の第3、4段落目の内容で授業をしていただきました。ワークシートに沿いながら、第1段落で問われている二つの問いに対しての答えを探しながら、各段落読み、理解を深め、色々なおにごっこの遊び方の理解が出来たと思います。模範授業に皆さん参加されたので、内容はご存知だと思いますが、今後の事もありますので、本日1時間目の授業内容を書いていただきましたのでご覧ください。以下、麻紀子先生よりの授業報告です。

1時間目:p82 「おにごっこ」
最初に全文範読し、ワークシートを使って先週の復習(第1段落と第2段落)を確認しました。第3段落目から1人ずつ音読をしてもらいました。
第3段落(中)
あそび方②:にげる人だけが入れるところを作ったり、つかまらないときをきめたりするあそび方 (赤線)
わけ:にげる人がかんたんにはつかまらないようになります。すぐにはつかまらずに、あそぶことができます。(青線)
第4段落(中)
あそび方③:おにが交代せずに、つかまった人が、みんなおにになっておいかけるというあそび方(赤線)
わけ:おには、にげる人をつかまえやすくなります。「つかまりそうだ。」と、どきどきすることもふえて、おにごっこが、もっとおもしろくなります。(青線)
ワークシートを使っての授業でしたので書くことが多く大変だったと思いますがよく頑張ってくれました。早く書き終わった生徒さんには、あそび方の絵をかいてもらいました。

3時間目:
引き続き、「おにごっこ」の学習です。子供たちは1時間目に緊張したのでしょう、凄くリラックスした様子でした。
(多少前後しますが、先週できなかったことをまず行いました。)この文章は「説明文」であることの確認、今までに学習した説明文の単元を思い出し、どのような共通点(物事を説明する、順序を表す言葉を使って書く、絵や写真を取り入れる。など)があったかを話し合いました。そして、ワークシートの「やくわり」を見て、「中」の所では、「絵」を使うことで解り易くする。また、「順序を表す言葉」を問いかけたところ、とても沢山の言葉が飛び交いましたので、それを板書しました。
その後、第2,3,4段落の『順序を表す言葉』を探し記入する作業。(お休みの方は、下を参考にしてください)
第2段落目:「あそびかたの一つに」
第3段落目:「また」
第4段落目:「ほかに」
それから第2,3,4段落の「おにごっこ」の遊び方の再確認、第5段落目を範読。

第5段落目には、4段落目での遊び方の問題点を改善するために書かれている段落です。そこで、まず「なぜこの段落が書かれたのか?」と問いかけ、4段落で学習した「おにごっこ」を思い出し、何か問題点(鬼の数が増える為、すぐに遊びが終わってしまう)がなかったかを考えました。
ここでの「順序を表す言葉」は「ところが」です。これは、逆説の表現で、「しかし」や「でも」とも置きかえるとの答えが子供達から返ってきました。
どんな遊びなのか?
(とい①)あそび方④:鬼になった人は、皆手をつないで追いかける。(赤線)(解決策)
(とい②)わけ:鬼は力を合わせて追いかける楽しみが加わる。逃げる人は、捕まりにくくなる。(青線)(解決策)
ワークシートへの記入
この段落で学んだおにごっこに、もし名前を付けるんだったら?:手つなぎおにごっこ、手ごっこ、手々ごっこ、など。
注意点:説明文は、良い事だけ書くのでなく、問題があったらその解決も考える。

第6段落目:範読し内容の確認。
「このように」は「まとめの言葉」(2から5段落で書かれていることを指す)です。そして、この段落でも同じように、「あそび方・わけ」を探すように問いかけてみましたが、すぐに、2~5段落と違う、線を引くところがないことに気が付きました。➡なぜなら、まとめの段落だから。
このまとめの段落では、何を伝えたいのか?
①おにごっこに、いろんな遊び方がある理由。②おにごっこをする時に大事なこと。
説明文の最後の段落は、「まとめ」が書かれています。「まとめ」とは、問いへの短い答え、全体を通して大事なことが書かれています。
ワークシートへの記入が終わっていない子供は、終わらせてください。

宿題:
1. 音読 「みんなできめよう」p92~95
2. ワークp92~95③まで
3. ワークシートに記入が終わっていない子供は終わらす。
4. 1つおにごっこを考えてくる。(子供たちにあえて例は言いませんでしたが、色おに、高おになど、昔遊んだおにごっこの話をしながら、一緒に考えてみてください。または、まったく違う新しい遊び方でも構いません)
5. クロスワード7の用紙を渡しそびれましたので(それは来週に回します)クロスワード8をこちらにアップしておきますのでご確認ください。

□□□□□□□□□ 1月20日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
今日は詩を学習しました。まず最初に前回の授業時に読んだ「手のひらを太陽に」の歌も詩であることを伝え、再度範読し、気づいたところ(同じ言葉が繰り返し使われている、またはパターンがある)を話し合ってから、p78の「見たこと、かんじたこと」に移りました。「ペンペン草」「もやし」「きゅうり」「バスケットゴール」を範読し、意味・語彙の説明や同感するところ、面白いと思ったところ、気が付いたところを話し合いました。それぞれの詩を子供たちはそれぞれに感じ取っていました。
「詩」とは、自分が見たこと、経験したこと、または感じたことを短く書き表したものであり、題材は何でも良い、そして「効果的な書き方」も実際に詩を読みながら紹介しました。教科書に載っている詩以外に、小学生の子供たちが書いた詩もいくつか紹介しました。子供たちの反応はとてもよく、音の響きや書き方、繰り返しの表現など色々な事に気づきながら詩を楽しんで聞いていました。実際に詩を書く活動をする前に、題材となるようなことを子供達から聞き出し、板書しその中から一つ題材を選び、効果的な書き方を気に留めながら詩の作成をしました。ノートに書いたので、是非読んでもらってください。
「効果的な言葉や書き方」とは:
• 会話文から始める(例:教科書p79「きゅうり」、呼びかけや問いかけで書き始める)
• 時間の推移を工夫する(例:「朝7時・・・」のかわりに「朝日がのぼるころ・・・」)
• オノマトペを入れる(例:「グラグラ」や「ベチョ」などの様子を表す言葉と使う)
• 比喩表現を取り入れる(例:「まるで~のように」)
• 繰り返しの表現を取り入れる(例:教科書p78「ペンペン草」の最初の二行、繰り返し)
• 最後の一行だけ心情を表す(それまでは、行動や様子を淡々と書いたが、最後に自分の心情を加える)
• 題名をぼやかす(例:読み手に想像を働かせるため)

3時間目:
まず、1時間目に書いた詩を読みあい、感想を言い合いました。
次に、今日から教科書p82の「おにごっこ」を学習します。「おにごっこ」とは何かを子供たちに問いかけ、皆が遊んだことのある「遊び」ということを確認した上で、どのように遊ぶかを具体的に聞いてみました。この問いかけは、自分たちの経験と結び付けてもらう目的です。その後、「段落」とは何か(お話の中にあるもっと小さく分けてある部分、文頭が一マス下がっている)を再確認してから全文を範読し、段落に番号付けをしました。1段落では、質問・問いが述べられ、2段落以降は、その二つの問いに答えながら色々な「おにごっこ」を見ていきます。そして、最後に終わりの段落では、遊び方を様々に工夫することの意図を述べて締めくくってあります。きっと、身近な遊びなので、子供たちも理解しやすい内容でしょう。
「おにごっこ」は説明文で大きく3つに分かれ、6つの段落から成り立ちます。(初め・中(遊び方①、②、③、付け足した遊び方)・終わり)ワークシートを使いながら、ひと段落ずつ学習していきます。
第1段落(初め)では、「おにごっこ」とはどのような遊びか。そして2つの問い:①どんな遊び方があるか(教科書に赤で印づけ)➡「遊び方」、とい②:なぜ、その様なあそびかたをするのか(青又は緑で印づけ)➡「遊び方の理由・わけ・面白さ」があります。
第2段落(中)
遊び方①:鉄棒より向こうに逃げてはだめなど、逃げてはいけないところを決める。(赤線)
わけ:逃げてはいけないところを決めることで、鬼は逃げる人を捕まえやすくなります。(青・緑線)
ここで、本日の授業は終了しましたので、来週続きを勉強します。

宿題:
1. 音読「おにごっこ」(音読する際に、2段落目以降も子供たちと一緒に「遊び方」と「わけ」を話しながら読んでいただけると助かります。)
2. ワーク p88~91
3. クロスワード6
4. 段落2のワークシートの「遊び方」と「わけ」を記入してきてください。(続きは来週の授業でおこないます)
(5)もし、もうひとつ詩を書きたい子供はノートに書いてきてください。
また、今までの宿題で終わっていないところがある方は、それを終わらせ、時間がある場合は、ワークの付録の漢字ノートを進めてください。

□□□□□□□□□ 1月6日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
お正月明けの授業の今日は、3人だったため少し予定を変更しました。
まず始めに、「明けましておめでとうございます」の挨拶、またお正月やクリスマスでの出来事を子供たちと話す時間を作りました。クリスマスにもらったプレゼントの事、そして大晦日のロンドンでのカウントダウンと花火など。折角なので、日本のお正月にもふれ、今年が戌年であることや、干支の話、子供たちが調べてきてくれたお節料理のことなどを含みながら授業を進めました。
教科書p130に「十二支の始まり」のお話をタイミングが良いので読み聞かせをしながら、内容の確認、そして子供達が何年生まれなのかを誕生日の年から調べてみました。(2009年生まれの子供たちは丑年ですね。)

次に教科書p72~の「手のひらを太陽に」を皆で音読しました。アンパンマンと通じてこの歌を聞いたことがあるといった子供や既に聞いたことがあるといった子供がいましたが、よく考えると去年のお正月会でみんな一緒に歌ったことを思い出しました。
そして「生きているから ○○だ。」の所に、言葉を置きかえて考えたりしながら、生きているということを通じて、色々な感情が生まれてくることに着目しました。

3時間目:
教科書p80~「三枚のお札」の題名と挿絵を見ながら、お話を想像すると同時に、大切なところを確認しながら、三枚のお札が何処にあるか、挿絵から考えられる出来事、そして最後に和尚さんが口に入れようとしているものは何か、などを話し合ってから、読み聞かせをしました。言葉が少し難しいので、一回だけではきっと理解が出来ていないと思いますので、再度ご家庭で読み聞かせをしていただけると助かります。

「様子を表す言葉」教科書p74~
この単元では、様々な様子を表す言葉について考えてみようと思います。まず、教科書p74の写真をみて、「雨が(   )降っている。」と言う文章の(  )に当てはまる言葉を子供たちに問いかけてみました。すぐに「言葉の響きによって様子を表す言葉」で回答が返ってきました。(例:ザーザー、バーと、シーとなど)それらが、様子を表す言葉なのだということを確認しながら、本文を範読し、他の「様子を表す言葉」を見ていきました。
1. 音の響きによって様子を表す言葉:ざんざん(擬態語を使う)
2. どれくらいかを表す言葉として:はげしく(形容詞を使う)
3. たとえを使って表す言葉:「~のように」「~みたいに」(比喩)
上記の事を理解した上で、実際にいくつか例文が書かれているワークシートを使いながら個々で活動しました。まず最初は「音の響きで説明する言葉」の例文を読みながらカッコに適当な言葉を当てはめてもらいました。そして次に同じ文章に「どれくらいかを表す言葉」を使って、そして最後に「たとえを使って表す言葉」で文章を構成してもらいました。子供たちの個性や観察力が表れてとても面白かったです。

宿題:
1. 音読 p78~79「見たこと、かんじたこと」(子供たちに伝え忘れましたので、宿題ノートに書かれていませんが一緒に声を出して読んでください。)とp82~87「おにごっこ」
2. ワーク p84~87、p110~112(今、「三枚のお札」のワークシートがあるのに気が付いたので子供たちに宿題として伝えておりませんが、本日読み聞かせをしましたので是非取り組んでみて下さい。)
3. 「ようすをつたえることば」のワークシートに、一つ自分で考えた文を作り、それぞれ3種類の様子を表す言葉を考えてくる。(お休みしたかたは、教科書を読みながら、取り組んでください。)(ワークシートは追ってメールで送ります。)
4. クロスワードパズル⑤ (後ほど、メールで皆さんに送ります。プリントアウトが出来なかった為、本日出席した子供たちにも用紙は渡していませんので、ご心配なく。)
5. 本日お休みした方:「三枚のお札」「十二支の始まり」の読み聞かせをお願いします。

宿題は以上ですが、来週はお正月会でお休みですので、もし時間があるようであるならば、ワークの付録の「漢字練習ノート」を各自出来る範囲で進めてください。p24(22回)までの内容は授業で学習済みです。
何か不明な点がありましたらいつでもご連絡ください。

□□□□□□□□□ 12月16日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:「わたしはおねえさん」
最初に、先週学習した場面の内容の確認を兼ねて全文範読し、内容を子供たちと確認したのちに最後の場面を学習しました。今回もいくつか抑える点を質問しながら進めました。
1. ノートにぐちゃぐちゃの絵をかかれたすみれちゃん。もしあなたがすみれちゃんだったら、どうしますか。(自分とすみれちゃんの行動を比較することを目的として)→回答はさまざまで、泣いてお母さんに言いつける、怒る、パンチするなどでました。
2. (どこで再度、すみれちゃんが元気を取り戻したのか確認をしてからの質問)すみれちゃんは、なぜ絵を消すのをやめたのですか。→教科書にはこの理由は書かれていません。ですので子供たちの、想像を広める意味での質問でした。既に先ほど(1の質問の際に)子供たちの回答は出ていたのですが、お話を深く読み、そしてより一層自分をすみれちゃんの立場に置きかえて考えられたからでしょう。そして2歳の妹(もしくは弟が)一生懸命に描いた絵を想像したのでしょう、「可愛そうだから、私も消さないでとっておく」「一生懸命に書いた大切な絵だから」「優しいお姉さんは、ぐちゃぐちゃでも一生懸命に書いてくれた絵を取っておきたく思う」など、小さい妹・弟への思いやりのある発言が沢山出てきました。また、少しヒントをあたえ、「描いてくれた花は、何の花だったか?そして、その花はすみれちゃんにとってどんな花かな?」と質問したところ「すみれちゃんの大すきなコスモス。だから、消さなかったのかもしれない。」との素晴らしい回答も返ってきました。
3. その消さなかった理由である「コスモスの花」。すみれちゃんがコスモスの花が好きだとわかるところを教科書から探しまいた。
a. 外がきになってきました。
b. 春にたねをまいたコスモスが~
c. コスモスがみんなで歌を歌っているようです。
d. コスモスの歌
e. すみれちゃんの口からしぜんとそんな歌が出てきてました。
f. そうだ、コスモスにお水をやらなくっちゃ。
最後に教科書p66~67を読み、この単元での目標でもある「あらすじを紹介する」ことを学びました。まず、あらすじとは何か→お話の中の登場人物がしたことや出来事を中心に、お話を短くまとめたもの。桃太郎の話を例に出し、あらすじを子供たちに伝えてから、下記の項目ごとに「わたしはおねえさん」のあらすじを、皆で考え出た意見を板書しました。
1. すみれちゃんは、どんな女の子ですか?
2. 誰が、どんなことをしましたか?
3. すみれちゃんが、言ったことの中で、一番心に残ったのはどこですか。また、その理由はなんですか?自分だったら、どうしますか?
p67に書かれている「あらすじ」を最後に読み、自分たちで考えたあらすじと似ていること、大切なところが抜けていないかを確認してこの単元の学習を終了しました。

「漢字の広場」教科書p69
まず最初に、絵の中の人々がしていることや様子を話し合いながら、漢字の読みを確認しました。そして挿絵に書かれている出来事を確かめてからこの項目の目標である「算数の問題を作る」ことに挑戦しました。
例:七十円の大根を一本買いました。百円玉を出すと、おつりはいくらでしょうか。
各自、ノートに一問書き留めてもらった後、その問題を発表し板書、そして皆で答えを考えました。子供たちのノートは作業中にチェックし、一応誤字は訂正しましたが、文章を書くときは「です。ます。」を使う事、そして物の数え方(大根が1本、猫が一匹、花が4束など)があやふやなところもありました。また、物に対しては「ある」、人や動物(生きもの)に対しては「いる」を使うことも再確認しました。

2時間目:「冬がいっぱい」教科書p70~
挿絵を見て確認し、子供たちと「冬を感じるもの」を話し合いました。
行事:クリスマス(サンタクロース)、大晦日(12月31日)、元旦(1月1日)、お正月(おせち料理)
冬の野菜や果物:大根、人参、ゴボウ、カボチャ、キャベツ、白菜、ミカン、りんご

日本の冬と言えば、お正月が頭に浮かんでくるので、残りの時間を少しお正月について考える時間にしました。まず、12月31日を大晦日、1月1日を元旦と呼ぶこと、そしてお正月は、新しい年が明け、みんなの健康を祈る行事と伝えました。「行事と遊びのえほん」を持参したので、お正月の様子を見せ、お節料理の事も少し話した後、子供たちと一緒におせちの塗り絵をしました。お節料理に入っている一つ一つのお料理にはそれぞれの意味があることを伝え、その意味を話しながら塗り絵を完了させたところで本日の授業は終わりました。

宿題:
1. 音読「てのひらを太陽に」「ようすをあらわすことば」
2. ワークp80~83 p116~117
3. 冬を感じるものを渡した白の用紙に書きましょう。
4. クロスワード3と4(青い紙)
5. お節料理に入れる沢山の料理の中から、1つ選んで、その食べ物の持つ意味、なぜ食べるかを調べてきましょう。

以上です。今回は漢字の練習がありませんが、ここ数週間毎週と言ってよいほど漢字プリントがあったので、お休みとします。もし時間があるばあいは、ワークの付録としてついている単元ごとの漢字の練習帳を進めてください。もし何か質問等がございましたらいつでもお気軽にご連絡ください。
今学期もご家庭でのサポートありがとうございました。また来学期も宜しくお願いします。良い年末年始をお迎えください。

□□□□□□□□□ 12月9日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:「わたしはおねえさん」教科書p54~
今日から新しい単元に入りました。ここでは、登場人物の行動を理解し、想像を広げながら読み、自分の経験と結び付けて感想を言ったり、あらすじをまとめたりすることが目的です。すでに、音読は宿題でしていると思いますが最初に物語を範読してから内容に入りました。範読後、場面ごとにもう一度読みながら内容や語彙の確認をし、いくつか質問をしながら、自分とすみれちゃんを結び付ける事を目的に授業を進めました。

1. 「わたし」とは誰の「おねえさん」なのか、「わたし」が「すみれちゃん」であり、それと同時に「かりんちゃん」と「一年生の子」のお姉さんであることも理解する。ここの(学校では)「一年生の子」のお姉さんであることを理解するのに最初ちょっと混乱してしまったようでした。子供たちが置かれている学校での環境を例に出しながら話しましたが、あまり上下関係で遊んだり、お世話をしたりする機会がないのでしょう。村の小さな学校に通学している我が子たちの事を思い浮かべていたので、少しギャップがありまいた。
2. 主人公は誰か。そして、その主人公はどんなで、何が好きか。→すみれちゃん、優しくて、元気で、歌を作るのが好き。
3. すみれちゃんが考える「おねえさん」とは、どんな人?→やさしくて、えらい。
4. 皆が思う「おねえさん」「おにいさん」はどんな人?→小さい子が困っていたら助けてあげる、やさしい、遊んであげる。
5. すみれちゃんは、何人兄弟か? →2人姉妹。すみれちゃんとかりんちゃん、
6. 「けさ」p56L1とは、いつのことか?→十月の日曜日の良く晴れた朝。
7. 「自分から思ったときは、すごくいい気もちです。」P57L3 質問:すみれちゃんが不思議に思うことはどんなことですか?自分と比べてみましょう。→ 子供たちに宿題をお母さんから何度もするように言われてするのと、自分からするのとの気分的な違いを考えてもらいました。(実際に自分から宿題に取り掛かる事も、今週の宿題の一つとして出しておきました。)
8. ことばの確認:いちめん→見渡す限り、沢山、(菜の花畑を例にして確認)、「いっせいにゆれます」→実際にはコスモスは歌を歌わないが、歌っている様子、花壇の様子を想像し確認。
9. P59L7 「さて、その間に~ ~ちょっとしたことがおきていました。」→場面の変化、何が起こっているかを想像してみる。
10. やさしくて元気なすみれちゃん。でも、そのすみれちゃんが元気でなくなるのは、どこですか。(教科書から探す。気持ちの変化に気づき、場面が変わることを知る為。)みんなの意見を板書し、意見を言い合いました。「かりん、何しているの。」、「何よ、これ。」、(正解はこちら→)「もう、かりんたら、もう。」すみれちゃんの気持ち変化を理解し、どのように音読したら良いか考えてみました。
11. 「半分くらい、なきそうでした。もう半分は、おこりそうでした。」とは、どんなことかな?考えてみよう。
12. 元気がなかったすみれちゃんが、元気になるのはどこですか。→「あはは。」すみれちゃんはわらいだしました。(ここはすぐに分かりましたので、今度は気持ちを込めて、みんなにどんなふうに音読したら良いかを考えてもらい、音読してもらいました。)

3時間目:
「あったらいいな こんなもの」の発表会
皆、それぞれに考えた素晴らしいアイディアの「あったらいいな こんなもの」を発表してくれました。お家で発表の練習を数回してきた子供は練習の成果を発揮し、その他の子供たちも自分で考えたものだったからでしょう、自信を持って伝えていました。今回は、一人一人の発表の後に、聞いていた子供達から質問する機会を作りました。質問する側も、そして回答する側も両者とも、お互いに解り易く説明をするなどして頑張りました。(描いてきてくれたA4サイズの絵は、私が預かっております。)

最後の余った時間に、子供達からのリクエストの「しりとり」をしました。

宿題:
1. 音読「わたしはおねえさん」
2. ワークp77~79
3. 漢字プリント⑬ http://work.m4688.com/…/w…/uploads/2015/12/2kanzi13test1.pdf
4. 2年生の漢字クロスワード2(オレンジの紙)
5. お母さんに言われずに、宿題に取り組んで、すみれちゃんのいう「すごくいい気持」を味わってみよう。

□□□□□□□□□ 12月2日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
「あったらいいな、こんなもの」
宿題で描いてきてくれた(A4サイズ)の絵と先週記入したワークシートを元に、発表する準備をしました。今回は、文章を書かずにメモだけをつかって発表する練習ですので、発表のためのメモはすべて箇条書きで書くように指導しました。(が、理解が難しかったようです。)
① はじめ:何の話をするかを言う、名前を言う。
② 中:考えたわけ、考えたものの説明、どんなことが出来るか(はたらき)、形や大きさ、見たりさわったりしてわかる事。
③ おわり:聞く人がこれで終わりだとわかるように言う。
これらの事を頭に入れて、一人ずつ「発表のためのメモづくり」の活動をしてもらいました。そして、書きあがった人からペアーになって、書いたメモを元に発表する練習に取り掛かりました。
今回は、今までの様に書いてきた作文を読むのではなく、話す内容の書かれたメモを頼りに話す練習です。今週の宿題にも出しましたが、お母さんに発表の練習の相手をしてもらうように伝えていますので、実際に来週子供たちが発表することを想定して、聞いてあげてください。また、きちんと説明が出来るよう(言い回し)に、分からないところは質問し、解り易い様に説明できるように助けてあげてください。(「発表のためのメモづくり」のワークシートと絵を描いた紙を来週忘れずに持って来て下さい。)

3時間目:
教科書p52~「にた いみのことば、はんたいの いみのことば」
ここでは、同類後や対義語を学習します。
①教科書の例を読みながら、色々な同類語を探してみました。
• 道路をわたる。(道、歩道など)
• 手紙を受け取る (もらう、手に入れる)
• うつくしい星空を眺める。(きれいな)
次に、対義語を学習しました。教科書に載っている「入る」「出る」の例文を元に、他にも反対の言葉がないか考えてみました。そして、一つの言葉に反対の言葉がいくつかある事にも着目してみました。(教科書p53挿絵)洋服はすべて「脱ぐ」という言葉を使うが、体の場所によって「かぶる」「きる」「はく」と身に着ける際の言葉が違う。(これは、子供たちは何も問題なく、しっかりと理解していました。)②反対の言葉の意味を考える。③反対の言葉を集めてみました。カードを使って、出てこなかった対義語を学習しました。黒板に言葉を書き、その反対語を自分たちで書き込んでもらいました。ほとんど理解していましたが、なかなか出てこなかったのが、浅い‐深い、薄い‐厚い、太い‐細い、広い‐狭い、伸ばす‐曲げる、堅い‐やわらかい(「やわい」でも良いかと質問を受けましたが、正確には「柔らかい」と伝えました。)、古い‐新しい、などです。例文を作りながら、意味を確認しました。使い慣れない言葉もあると思いますが、少しずつでも練習してきましょう。
最後に、時間が少し残ったので「わたしはおねえさん」について、子供たちに質問してみました。お話の大体のあらすじは理解しているようですが、題名の「わたし」=「おねえさん」=「すみれちゃん」であること、そして「妹」=「かりんちゃん」がしっかり把握できなかったので、最初の数ページを範読してから、再度同じ質問をしてみんなで確認をしました。来週は、「あったらいいな、こんなもの」の発表会をしてから、「私はおねえさん」に入りたいと思います。

宿題:
1. 音読 「わたしはおねえさん」
2. ワーク p73~76④
3. 2年生の漢字クロスワード1
4. 「あったらいいな こんなもの」の発表の練習 (A4
に絵を描いていない子供は、絵を描いてきてください。)
5. 漢字プリント ⑫ http://work.m4688.com/…/wp…/uploads/2015/08/2kanzi12test.pdf

□□□□□□□□□ 11月25日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
まず最初に、先週時間切れで出来なかった「お話の作者になろう」で作ったお話の発表を二人の子供たちに読んでもらいました。
その次に、今日は教科書p42~「おもちゃの作り方」に入りました。この内容は、先週学習した「しかけカードの作り方」で学んだ事を生かして説明文を書く学習です。実際におもちゃを作ってもらう宿題は、冬休みに回す予定です。そのことも子供たちに伝えましたので、どんなおもちゃを作るかのアイディアを練っておいてください。
一応、その際に必要なことなので、先週の復習も兼ねて教科書の内容を子供たちに音読してもらいながらみてみました。p42の写真をみて、まず何か今までにおもちゃを作ったことがあるかを話しました。色々なおもちゃ作りを既に経験しているので、アイディアは尽きないと思います。
①説明するおもちゃをきめよう。
今までに作ったおもちゃ、もしくは新しく初めて作るおもちゃ。また、お友達に教えてあげるなら、どんなおもちゃが良いかを考える。(工作の教科書を参考にしても良い)
②解り易い説明の仕方を考えよう。
「しかけカードの作り方」で学んだ説明の仕方、「くみ立て」(始め、中、終わりの構造)、順序を表す言葉をつかう、絵や写真を入れて解り易くする。など。
③説明する文章を書こう。
教材文を読み、「しかけカードの作り方」で学んだ、解り易く説明するための工夫が、この文章の中でどのようにつかわれているかを探し、話し合いました。
前書き:何を説明する文書なのかを書く。
材料とどうぐ:箇条書きで書かれている。
作り方:イラストと文章を対応させて説明すると、よりいっそう解り易い。じゅんじょを表す言葉をつかう。そして、最後に完了したことを告げる言葉「できあがりです」を使う。
遊び方:「しかけカードの作り方」では、「つかい方」として書かれていましたが、ここはそれに対応しています。今回はおもちゃなので「遊び方」となっていることにも気が付きました。初めての人でも解り易い説明、そしておすすめの遊び方も書くと良いでしょう。
④友達と読みあって、分かりずらいところはないか、どんなところを工夫して説明しているかを見つけあいましょう。
教科書p46~「あったらいいな、こんなもの」
この単元では、引き続き、話す順序に気を付けて説明すること、そして自分が考えた道具について相手に解り易く伝える話し方を学びます。
まず最初に、教科書の挿絵をみて子供たちにドラえもんを知っているか、質問してみました。そして、またドラえもんは、どんなことが出来る人物か、子供たちの想像を膨らませる時間として、少し自由に話す時間を取りました。その際に、ドラえもんがポケットから取り出す様々な道具をみんなに聞き、板書し、どのように使うか「はたらき」を聞いてみました。

3時間目:
ドラえもんのもっている「あったらいいな」と思う道具のことを頭に置き、教科書を範読し、教科書に載っている挿絵や私が持参した大きな色鉛筆(「テストで100点がとれるペン」があったらいいな、という例で持参したのですが、子供たちに大人気で「100ぺん先生」と名付けておりました。)を例にとり、子供たちの考えを刺激し、この単元の学習目的を明白にしました。その後、ワークシートを使って授業を進めました。(ここからは、各自で活動してもらいました。それぞれのワークシートを細かくはチェックできていませんが、今日はとても皆集中し一生懸命に考えていました。)
①あったらいいなと思うものを書きだす。(数個書いた子供もいました。)
②あったらいいなと思うものを一つ選び、名前を考える。(①で出したアイディアから一つ選び、それにオリジナルの名前を付けよう!)
③あったらいいなと思う物の絵を描く。
④どんな使い方をするのかを詳しく書く。(ここでは、どのような「はたらき」「つかい方」「色や形、大きさ」なども書くと良いでしょうと声を掛けました。)
皆、とても静かに集中していたので、邪魔はしたくなかったのですが、一応、発表の準備として、何をどのように詳しく話した方が良いか、という点にも触れてみました。
①なぜ、「あったらいい」と思うのか。訳を言うと良いでしょう。
②その「あったらいいと思う物」をどのように使うか。それを使って、どんなことが出来るか。
③絵をかいて、具体的なサイズ、大きさ、色などを聞いている人に解り易く説明しましょう。
などです。
本日の授業は、ここで終わりましたが来週はこの続きで、ワークシートを使って、さらに詳しく発表のための組み立て(教科書p49)を学び、発表練習のためのメモを書く予定ですので、本日記入したワークシートを来週も持って来て下さい。

宿題:
1. 音読 教科書p52~53「にた いみのことば、はんたいのいみのことば」、p54~65「わたしはおねえさん」(これは、少し長いので最初の数回はお母さんが読み聞かせをしてください。)
2. 漢字プリント⑪
http://work.m4688.com/…/wp-co…/uploads/2015/08/2kanzi111.pdf
3. ワークp69~72
4. 「あったらいいな、こんなもの」の発表用の絵をA4の紙に大きく(詳しく)描いてきてください。(この宿題は子供達には伝えなかったのですが、もし時間があったらお願いします。)
以上です。

□□□□□□□□□ 11月18日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

先週に引き続き、「しかけカードの作り方」を学習します。
まず、全文を範読し、この説明文には4つの項目(①前書き、②材料と道具、③作り方、④使い方)があり、それらが「初め」①と②、「中」③、「終わり」④に分かれることに着目しました。先週学習した「初め」①前書きと②材料と道具の内容確認をしてから、「中」③作り方で学習した、順序を表す言葉を再度確認し、今度は一段落ずつ学習しました。
範読をした時点で、まずは理解度を確認するために、教科書の五つの写真と同じカードを用意し、作り方が書かれた紙とをマッチングできるかやってみまいた。
そして、写真があることにより、より一層解り易くなる点、そして具体的な数字が使われていることにより、より正しく正確な作業ができることにも気付いてもらいまいた。
作るときに気を付けることやなぜそうするかの説明している文も教科書から見つけ、ワークシートに記入し、各段落ごとに理解を深めました。(ワークシートの作り方の欄に色別に提示しました。)

1段落:この段落では、写真との対応を示す言葉が用いられてます。そして、4センチメートル、3センチメートルくらいと、具体的な長さを挙げることにより、より確かな作業を行えるように数字が用いられています。実際に子供たちに4センチとはどれくらいかを問いかけ、それぞれ多少に違っていた為、ものさしを使って正確に4センチ、3センチの確認をしました。
2段落:ここでも、写真との対応を示す言葉をつかうと共に、「こうすると~」の文章では何のために必要な工程であるかを説明しながら、より確かな作業と理解につなげます。
3段落:ここでも、「山が、しかけの台になります。」の文章で、何のために必要な工程であるからを説明しています。
4段落:「かざりが大きすぎると~」では、具体的な例をだし、注意を促しています。ここでは、実際にサイズの違った「かざり」を提示し、「大きすぎる」とどうなるか、「小さすぎると」どうなるかを自分たちの目で確認させ、理解を深めました。
5段落:ここでも、写真との対応を示す言葉をつかい、より一層確かな作業が出来るようにしています。「こうすると~」では、何のために必要な作業であるかを説明し、「それで」をつかい、その結果どうなるかが述べられています。
6段落:作業の終了を表す言葉「これで」を使い、「出来上がりです」ということにより、完了したこと、カード作りが終わったことを伝えています。
④使い方:この段落では、具体的にどのようにつかうか、また工夫した使い方について、提案がされています。

3時間目:
2時間目で作った「福笑い」を題材に、今度は1時間目に学習した内容で「福笑いの作り方」を文章化してもらいました。(ワークシート3枚目)なるべく、子供たちが自分たちで考え、文章構成しながら解り易く書くように声を掛けました。

【はじめの文】福笑いの作り方を説明します。

【ざいりょうとどうぐ】
• 紙 2枚(大 縦45センチ・横30センチ、小 一枚ずつ)
• シリアルの箱
• のり
• はさみ
• 色鉛筆
• 黒ペン

【作り方】
まず、大きい紙いっぱいに、顔をかいて、髪の毛もかきます。
つぎに、小さい紙に、目、口、まゆ毛、はなとほっぺたを書きます。
それから、色鉛筆で顔の部分をぬります。
こんどは、シリアルの箱にそれをはります。
さいごに、それらを(シリアルにはった顔の部分)きりとります。
これで、福笑いの出来上がりです。

【使い方】
二人であそびます。一人が目隠しをして、もう一人が顔の部分を一つずつわたします。渡されたものを、紙においてあそびます。
以上が一応、子供たちが書き上げた「福笑いの作り方」の説明文です。無地の用紙を渡していますので、そちらに宿題として絵や写真を加えながら、ワークシートで学習した「作るときに気をつけること」や「なぜそうするかの説明」も加え、清書しましょう。その際「福笑い」を知らない人でも作って遊べるように説明するようにしましょう。(説明の仕方には、色々あると思います。何度か声に出していってみると、より一層理解のしやすい言い回しがみつかるはずですので、直す必要があるところは、どんどん直して、より一層解り易い文章を作ってください。)

宿題:
1. 音読 「おもちゃの作り方」p42~45(読み聞かせ:「あったらいいな、こんなもの」をお願いします。)
2. 漢字プリント⑩「漢字の読み方」「秋がいっぱい」
3. 2時間目で作った「福笑いの作り方」を作文用紙に書いてくる。
4. ワークp67~68①、(出来たらp72)


□□□□□□□□□ 11月11
日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
まず始めに、先週読まなかった子供たちに宿題で書いてきた「お手紙」を読んでもらいました。その後、2人組になってそれぞれで座ってもらい、「お話のさくしゃになろう」で書いてきたお話を読みあい、感想を言い合ってもらいました。あまりにも、みんなのお話が良く出来ていたので、2人組での活動が終わった後、もう一度私が皆のお話を読みました。二つの教科書の挿絵から、5通りの全く違ったお話が出来上がっており、子供たちも互いの作品に対し、興味を示す態度で聞いていました。(マーロ君、ここちゃん、美愛ちゃんのノートは私が持っています。美杏ちゃんとひいろ君のノートは返しましたので、来週コメントを書かせてください。)この宿題では、「初め」「中」「終わり」の3つの段落を作って書くことが約束でしたが、各段落の書き出しを、きちんと一マス下げて書くことを忘れてしまった子供たちもいたようです。また、かぎ(「 」)を使って書く文章の会話文は、必ず改行して会話文を書き、会話文の後の文章はさらに改行してから書くことを忘れないようにしましょう。
教科書「かたかなで書くことば」p34~ カタカナ表をまず子供たちに見せました。そして、これらの字を使う時は、どのような時かを尋ねました。イギリスの言葉を書くときと言う答えはすぐ返ってきましたが、それ以外にもルールがあるので、今日はそれらを細かく学習しました。
カタカナを使って書く言葉を大きく分けると4週類あります。教科書に出ていますが、一項目ずつ問いかけながら、子供達から出た例を黒板に書きながら確認しました。
①動物の鳴き声(擬声語)ニャーニャー、ワンワン、ヒヒーン、ブーブーなど。
②色々なものの音(擬音語)(もっと細かく分けるとその他にも、音を立てないものを音によって象徴的に表す言葉(擬態語)「星がキラキラ輝いている」、生物の動作様態を表す言葉(擬容語)「リスがチョロチョロ走り回っている」、人間の心の状態を表す言葉(擬情語)「胸がワクワクする」などがありますが、そこまで細かく伝えずに、これらを一まとめにして、「ものの音」として学習しました。)ドンドン(歩くときの音)、ガチャーン(物が割れる音)、バン(ドアを勢いよく閉める音)、ガタガタ(椅子をガタガタする)、水をゴクゴク飲む、など。
③外国から来た言葉(外来語)テーブル、ペン、テレビ、など。
④外国の、国の名前、土地の名前、人の名前 イギリス、ドイツ、フランス、イギリスの学校のお友達の名前、など。
3時間目:
次に、教科書p35の挿絵を見てどの動物がなにをしているかを確認するため、一人ずつ「だれが何をしている」の文章を作ってもらいました。この際、楽器それぞれに必要とする動詞を正しく使う事にも着目してみました。例:ピアノを弾く、トランペットを吹く、シンバルを鳴らす、トライアングルを鳴らす、バイオリンを弾く、マラカスを振るなど。英語では、楽器を演奏することに対する動詞はPlayですんでしまうので、このようなチャンスがないと、「マラカスを弾く」とか「トランペットを鳴らす」とか言ってしまうことになりかねません。ここには、楽器がたくさん出てきますので、一つ一つの楽器を理解することも兼ねて、知らない楽器を質問したり、知っている楽器を紹介したりもしました。
次に、新しい単元、教科書p36~「しかけカードの作り方」に入りました。ここでは、説明の仕方を学びながら、順序に気を付けて読み、学習した内容を次に続く「おもちゃの作り方」で手順説明の文章を書くことを目的とします。
教科書の本文を読む前に、教科書p40を読み、どんなことに気を付けて読むと良いかを確認してから、本文の最初の部分を範読しました。この段落は、前書きの部分であり、色々なカードの紹介がされています。p36の写真のカードを見ながら、どれがどのカードかの確認をした後に、本文で学ぶ「開くと飾りが飛び出す仕掛けのカード」に注目し、この単元の目的意識を持たせました。
「ざいりょうとどうぐ」とは何か聞いてみたところ、子供たちはパッと来なかったようなので、音読劇で作ったお面の材料はシリアルの箱、そしてアイスクリームを作る際の材料は卵、牛乳、砂糖、クリーム、と伝えてたら、「何かを作るときに必要なもの」という回答が返ってきました。
次に、「作り方」の段落を範読しました。ここでは、説明の工夫と言う点で「順序を表す言葉」が使われていることに、気付いてもらうと共に、これらの言葉を使う理由と目的を理解してもらいたかったのですが、実際問題「順序を表す言葉」と言ってもパッとしなかった為、子供の料理本のホットケーキの作り方のページを見せました。そこには、数字を用いて順序が示してあったので、それを手掛かりにし、「順序を表す言葉」とは何か、そしてどうして大切なのかの理解してもらいました。(それらの言葉がないと、どういう順番で作ればよいか分からなくなるから、と言う答えが最終的に返ってきました。)そして最後に、各段落ごとに使われている「順序を表す言葉」を探して印をつけるところで本日の授業は終了しました。
2時間目のお願いですが、11月25日に実際に飛び出すカードを作っていただけますか?来週の2時間目だとまだ「作り方」の学習がきちんと終わっていない可能性もあるので、出来れば理解した後に実践する方が良いかと思われますがいかがでしょうか?ご検討お願いします。
宿題
1. 漢字プリント「お手紙」⑨ http://work.m4688.com/…/wp…/uploads/2015/08/2kanzi9test1.pdf
2. ワークp63~66②
3. 音読「しかけカードの作り方」(説明文の為、内容の理解が必要です。出来るだけ頻繁に音読練習をするように心がけてください。)
4. カタカナの言葉を使って文章を2つ書いてくる。(ノートを私が預かっている子供たちは、申し訳ないですが何かの用紙に書いてきてください。)


□□□□□□□□□ 11月4
日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
今日は5人のクラスでしたので、机を真横に並べ、みな黒板に向かう形で座りました。子供たちの反応はいかがでしたでしょうか。私の感想からすると、子供たちの真正面に立てるため、よかったと思います。
授業の最初に「お手紙」の登場人物へ宛てて書いた手紙をみんなに読んでもらいました。(手紙を書いてこなかった子供たちは、来週発表してもらいますのでよろしくお願いします。)「お手紙」の登場人物へ親近感がわいたのでしょうか。相手の気持ちを気遣ったりする文面がいくつもあり、子供らしい良い手紙が書けていました。
今日は新しい単元、「かん字の読み方」教科書p23~に入りました。ここでは、漢字には色々な読み方があることを理解し、教科書にある例文を使って確認しました。「わたしのおにいさんは、九月九日の日曜日に、九さいになりました。」この中に九と日の漢字が3回ずつ出てきます。子供たちにそれぞれの読み方を聞き、言葉によって読み方を変えることを説明しました。「上」と「下」の漢字も沢山の読み方があります。教科書に書かれた読み方を一つづつ読み上げてから、例文内に出てくる「上」と「下」の読み方が、それぞれどれに当てはまるか、そして、送り仮名を注意してみることにより、どの読み方が正しいのかの確認をしました。例:古い本をつみ上げる。(送り仮名の「げる」に注目する。)お寺の階段を上る。(子供たちは「あがる」と読んでいましたが、再度「上」の読み方リストをチェックして、送り仮名に注意しながらみて、送り仮名が「がる」でなく「る」のため、「上る」は「のぼる」と読むことに気付きました。)同じ要領で、生える、生まれる、出す、出る、入る、入れるの読み方も確認をしてから、今度は実際に子供たちに今までに習った漢字表の中から、読み方が一つでない漢字を探しだし、ノートにその読みを書き、そして短い文章を作ってもらいました。
例としてそれらの漢字は「回」 まわる・かい・、「数」 かず・かぞえる、「間」 あいだ・かん、「金」 かね・きん、「月」 つき・げつ、「車」 くるま・しゃ、「水」 みず・すい、「生」 いきる・うまれる・はえる、「正」しょう・せい・ただしい、)などですが、あえてこれらの例を子供たちに言わずに作業をしてもらいました。
子供たちは、赤(あか、あかい)、見(見える、見る)、広(ひろい、ひろまる)、人(じん、にん、ひと)の漢字をさがしだしました。皆それぞれ、一生懸命に活動しましたが、一番教科書に近い良い例は「人」という漢字だと思いましたので、少し細かく子供たちに問いかけて、理解をしてもらいました。日本人(じん)、5人(にん)、人(にん)間、人(ひと)、一人(り)という時も使うと、偶然黒板に書いていて気が付きました。
3時間目:
「秋がいっぱい」教科書P26~
季節は徐々に冬に近づいていますが、とりあえず挿絵を見て、秋を感じさせられる物、事を話してみました。そして、宿題として、どんなものを見たときに秋だなと感じるか、秋を感じる事をカードに書いてきてもらうことにしました。アイディアを出すことを目的とし、ノートに秋を感じるもの、事を箇条書きにしてもらい、その中から一つ選ぶように伝えました。そして、ここでは「秋」という季節を感じながら言葉で表現する項目だったので、秋とはなにか?(求めていた答えは「季節」)そして、それ以外にどんな季節があるか。(春、夏、秋、冬)と、聞いてみましたが、「季節」という言葉が出てきませんでした。
「お話の作者になろう」教科書p28~
これまで学習してきた物語形式の教材を思い出しながら、「初め」「中」「終わり」のまとまりでお話を作ることを目標をします。作者とはなにか、と問いかけた際、子供たちは分からなかったので、スイミーの作者、そしてミリーの素敵な帽子の作者名を教科書から拾い上げてから、再度質問をしてみました。すると、「作者とはお話を書く人」との答えが返ってきました。そして、子供たちに「ここの勉強は、みんなに作者になってもらい、世界に一つだけの自分のお話を作りましょう。」と伝えました。
まず始めに、教科書の「初め」と「終わり」2つの挿絵を見て、気付いたこと、感じたこと、想像したことなどを子供たちに問いかけ、黒板に書きだしてながら、「初め」と「終わり」の絵の違い(時間の経過など)にも注目しました。そしてお話には「登場人物」がおり、「名前」がついていることを伝えたのちに、子供たちに自分の物語の登場人物は何者か(ただの虫という子供もいれば、テントウムシ、蝉と答えた子供もいて、色とりどりで面白い話になりそうです。)、そして名前を付けてもらいました。
次に「中」の段落では、何を書けばよいのか。教科書P30の挿絵を参考にしながら、起こる事件や出会った人などの例を読み上げ、子供たちに「中」に書く「出来事」のアイディアを練ってもらいました。(いくつかのアイディアをノートに書きだしていますので、参考にしてください。)
そして「最後」は、お話の終わりを書く、と説明したうえで、教科書p31の例の物語を範読し、「初め」では、人物の紹介、「中」では出来事や事件、だれに会ったかなどを書くと面白い、そして「終わり」は、お話の終わりを書いた後、一番大切な「題名」(と、言っても分からなかったら、誰かが題名とは「お話の名前」と言っていました。)を考えましょう。と、お話作りの説明しました。書き終えた後、分かりづらい点、間違いの言い回しや言葉がないか、確認も忘れずにしましょう。と注意事項も伝えましたので、ご家庭で指導際はよろしくお願いします。
宿題
1. 「秋を感じるもの」を紙に書く。
2. 「お話の作者になろう」で作ったお話と「中」の段落の絵をノートに書いてくる。句読点、脱字などがないか、書き終えた後に再度チェックをし、読み直してください。
3. 音読「しかけカードの作り方」教科書p36~
4. ワークp59④~62③
5、クロスワード9と10(宿題として書きだすのを忘れたので、子供たちの連絡帳には書いてありませんが、用紙は手渡してあります。オレンジ色の紙です。)
今週は、音読劇用の音読練習もあると思います。書く宿題が多いですの
もし無理なようでしたら、各自調節をしてください。
もし何かご質問等がありましたら、お気軽にご連絡ください。

□□□□□□□□□ 10月21日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
先週から学習し始めた「お手紙」を引き続き学んでいきます。音読劇をすることを学習目標としたので、役に分かれて本文を音読することから始めました。音読した時点では、詳しく登場人物の気持ちを説明していなかったので、読み方が棒読みの所もありましたが、今日の授業で一通り語彙の説明、場面の説明、そしてそれぞれの登場人物の気持ちを詳しく考えたので、実際に音読劇をする際は、豊かな読み方が出来ることと思います。
語彙の説明と登場人物の気持ち、そして場面の変化の理解。
(場面:がまくんの家にて)
p7 挿絵を見ながらがまくんの気持ちを考えました。「不幸せな気もち」とは、どんなきもちか。→悲しい気持ち。幸せでない。
質問:なぜそういう気持ちになるのか?→ 「だって、ぼくおてがみもらったことないんだもの。」
p8 「ああ」→肯定の返事。「そう」とか「うん」と同じように使える。
「だれも、ぼくにお手紙なんか~ ゆうびんうけは、空っぽさ。」→ すねたような口調。
「ふたりとも、悲しい気分」 → 質問;なぜ、二人とも悲しい気分になったのかな?
子供達からの回答:かえるくんはがまくんのお友達だから、かえるくんも悲しい気分になった。
p9 「ぼく、もう 家へかえらなくっちゃ、」→ 質問:かえるくんが何を急いでいるのかな?子供達からの回答:お手紙を書きたいから。
(場面:かえるくんの家にて)
「~帰りました。~見つけました。~書きました。~入れました。~書きました。」→ かえるくんの大急ぎの様子が表現されています。(そして、かえるくんの、行動と気持ちを確かめながら読むようにしましょう。)
p10 「とび出しました。」→ かえるくんの、急いでいる気持ちが表れている。早くがまくんの家に行きたい。
「かたつむりくんに」→ 大急ぎのかえるくんと、かたつむりくんとのアンバランスさに着目。子供たちは、かえるくんが急いでいるけど、かたつむりくんは、急いでもゆっくりにしか動けない。と、言っていました。
「おねがいだけど~いれてきてくれないかい。」→かえるくんの、遠慮しながらお願いしている気持ちが表れている。
「まかせてくれよ。」「すぐやるぜ。」→ かっつむりくんの張り切っている様子を想像させながら読む。子供たちにどのように読めばいいかな?と、問いかけたところ、それぞれ仕草を交えて、読んでいました。例:胸をたたきながら「まかせてくれよ。」など。
(場面:がまくんの家にて)
p11「きみ、おきてさ、~ まっていたらいいと思うな。」→かえるくんが、なぜこんな風に言ったのか?本当のことが言えないかえるくんの、気持ちを想像する。
「もう、まっているの、あきあきしたよ。」→ がまくんが、なぜ「あきあきしたよ。」と言ったのかな?→ 待つことにつかれてしまった。
「あきあき」とは、どういう意味かな?→ つまらなくなってしまった。退屈したこと。
p12「まだ、やって来ません。」p13「まだ、やって来ません。」p14「また、やって来ません。」→ 3回出てくるこの言葉を理解し、かえくんの気持ちを想像しながら音読につなげましょう。
「そんなこと、あるものかい。」→ この時のがま君の気持ちを想像しながら、音読しよう。諦めている様子。
「~いるとはおもえないよ。」→ がまくんは、すっかり諦めていることが感じられる。
p13「ばからしいこと」→「いままで、だれも、お手紙くれたことなかった。きょうだって同じ」=がまくんが、「ばからしいこと」だと、考える理由。絶対にお手紙が来るなんてことは、ないから。
p14「どうして、きみ、ずっと~ 見ているの。」→窓の外ばかりを見ているかえるくんを不思議に思っているがまくんの心の中を想像しよう。
「きっと来るよ。」かえるくんのお手紙を待つ強い気持ちが表されている。どのように音読すればいいかな?
p15「だって、ぼくが、~出したんだもの。」とうとう、お手紙のことを話してしまったかえるくん。どんな気持ちで本当のことを伝えたのかな?→ 秘密にしていられなかった。
「きみが。」がまくんの驚きを想像して、音読をしよう。
3時間目:
「親愛なる」→ 親しみと愛情をもっている。子供たちに、親友がいるか、聞いてみて親愛なるは、大切なお友達を向け言っていることを理解してもらいました。
p16「ふたりとも、とても しあわせなきもちで~」→子供たちには、最初に出てきた「ふしあわせなきもち」「悲しい気分」の挿絵をみせ、そのご「しあわせなきもち」の挿絵と見せ、どのように二人の気持ちが変化したかを問いかけました。
p17 「長いこと まっていました。」→ 挿絵の二人の表情をみて、「長い事待つ」のは、どんな気持ちだったかな?(いつ来るか、いつ来るか、待ち遠しいきもち。)例として、注文した品物が届くまで、毎日「今か、今か」と待つ気もち。と、言いましたが、ピンと着ていなかったようにも受け止められました。
「お手紙をもらって、~よろこびました。」4日も待ってやっと届いた手紙。
質問:がまくんが、どのように喜んだかな。お手紙を受け取った後のがまくんの行動を想像してみましょう。子供たちの回答:かえるくんに「お手紙ありがとう」の返事を書いた。
残りの時間で、教科書p21の「主語と述語」を学習しました。
主語と述語とは何?と、問いかけたところ、解らなかった子供たちも、いつも使っている文章や今まで学んできた単元、そして自分たちが書いた作文、生活の中での主語と述語の関係を理解させ、いくつか例文を出してみると、みなとても良く理解していました。
ここでは、主語は「だれが(は)」もしくは「何が(は)」に当てはまる言葉、そして述語は、「どうする。」「どんなだ。」「なんだ。」に当たる言葉、その多くは動作を表す言葉、と伝えました。
p21の例文を読みながら、一文ずつ主語と述語を確認してから、今まで学習した文面から例文を出し、みんなで考えました。子供たちは、とても反応が良く楽しんでいる様子だったので、今度は一人ずつ出題してもらい、他の子供たちに、どれが主語でどれが述語かを答えてもらいました。
本日の授業は、良い意味で皆リラックスして、色々な意見が聞け、どこ子供も授業に積極的に参加している姿が見えました。(お手紙の単元だったからかもしれませんが・・・)個人的な希望を申しますと、色々な意見を自由に言い合いながら進められる授業スタイルを求めています。もしかすると、ちょっとリラックスしすぎて授業の様に感じなかったかもしれませんが・・・。苦笑
宿題:来週がお休みの為、2週分になります。
1. 音読「お手紙」音読劇に向けて練習しましょう。(子供たちとも確認しましたが、折角なので2グループに分けて音読劇をしましょう。その際、もう一人のナレーターにかたつむりくんになってもらいます。)「漢字の読み方」「秋がいっぱい」
2. 「お手紙」に出てくる登場人物に向けて、ノートに手紙を書きましょう。その時に、だれ宛か、どんなことを伝えたいかを考えてから、手紙を書くようにしましょう。教科書p19を参考にしてください。
3. ワーク p55~59③まで。
4. 漢字クロスワードパズル 7と8 (緑の用紙)
5. ワークの付録の「かんじ練習ノート」 第1回(ふきのとう)~第6回(ともこさんは どこかな)くらいまで出来ますか?今週は漢字プリントがないので、学習が終了した第13回(動物園のじゅうい)まで時間のある時にでも進めてください。
今までの宿題で未提出な分がありましたら、そちらを先に済ませてください。

□□□□□□□□□ 10月14日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
9月30日の授業の続き「どうぶつ園のじゅうい」。全文を範読してから、今まで学習した段落の要点を子供たちに問いかけたのち、残りの段落を学習しました。
第八段落 (動物園を出る前にお風呂に入る)p111L2~p111L7
「動物園を出る前には」→時間を表す言葉(ワークシート:いつ)
「かならず」:絶対に、
(必ずお風呂に入る:ワークシート→仕事)
(動物の体にある、人間の病気のもとになるものを、動物園の外に持ち出さない為:ワークシート→りゆう)
質問:「それを」とは何のことを話しているか?→人間の病気のもとになるもの
第九段落 (仕事の説明のまとめ)p111L8
「これで」→段落2~8を示している。
質問:「長い一日が終わります」→長い一日には、どんなことがあったか?時間を表す言葉に着目して内容を再確認して、「どうぶつ園のじゅうい」の単元を終わりにしました。
さて、これより先は国語の下巻を使っての授業になります。
まず最初に、扉の詩「赤とんぼ」を読み、語彙の説明をしました。
「つくつくぼうし」は蝉で、夏の終わりごろになく蝉。→ まもなく秋が近づいていることが感じられる。そして、日本の四季も同時に確認しました。
「ゆうびんマーク」は、子供たちはピンとこない様子でした。これは日本で生活をしていないと、なかなか目につかないものです。一応、郵便マークを黒板に書き、準備した赤とんぼの絵を見せて、形が似ていることを見せました。納得した子供もいましたが、似ていないといった子供もいましたが、この詩では、「ゆうびんマーク」が「赤とんぼ」を表していることを理解し、最後にみんなで詩を音読しました。
次に、目次を見て、下巻の教科書で勉強する内容をざっと見てから、最初の単元の「お手紙に入りました。
「お手紙」教科書下巻 p6~
この単元では、子供たちに音読劇をしてもらいたく思います。その為、だれが、どこで何をするか、場面の様子、登場人物の行動や会話を中心に想像を広げながら読み、声の出し方を工夫したりしながら音読劇につなげてほしく思います。それと同時に、手紙を書く楽しさを知ってもらいたいです。
まず最初に、教科書を範読し、「がまくんとかえるくんになって音読劇を楽しもう」という、学習課題を伝えました。
3時間目:
次に、登場人物の確認をしました。がまくん、かえるくん、かたつむりが登場します。そして、この物語は会話中心で展開されていくので、もう一度、一文ずつ、だれの言葉かを確かめながら、読んでみました。その際、がまくんの言葉には「が」、かえるくんの言葉には「か」、かたつむりくんの言葉には「かた」と書きました。音読劇をする際は、それ以外の場所はナレーターに読んでもらいます。子供たちはしっかりと内容が把握している様子で、だれが言った言葉かは、ほぼ間違えずに書き込むことが出来ていました。
実際に音読劇をする際に、どのようにするかはまだ決めていませんが、二グループに分けてやってもいいかもしれません。また、二時間目に各自が頭にかぶる「お面」の作成と音読劇の練習をお願いします。そして、11月に発表できると良いと思います。
宿題:
1. 音読:「お手紙」自分の担当の所だけでなく、全文の練習もしてください。読めない漢字があったら、ルビをふって、しっかり読めるようにしてください。その際、登場人物の気持ちを込めて読めると良いですね。
2. ワーク:p52④~p54⑤まで
3. 作文:「学校での1日」を書きましょう。作文についての細かい内容は、前回の宿題の欄で既にご連絡しましたので参考にしてください。今回の作文は文の構成(始め、中、終わり)、句読点をしっかりつかい、作文用紙の使い方を守り、時間を表す言葉を使うことを目的としていますので、ご家庭での指導をお願いします。また、「学校での一日」が書けないようでしたら、先週行われた「運動会」でも構いません。
以上です。

□□□□□□□□□ 9月23日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
「大すきなもの、教えたい」の発表をまず3人に、そして残りの3人は3時間目の初めにしてもらいまいた。話す前に、発表する際の注意事項等確認しましたが、しっかりわかっていました。以前に比べて、子供たちも人前で話すことに、少しずつ慣れてきている様子を感じられました。そして何よりも嬉しかったことは、今回の作文はしっかりと骨組みが出来ており、作文の書き方(ルール)もしっかりと守って良く書けていました。ご家庭でのご指導、ありがとうございました。

「どうぶつ園のじゅうい」教科書p104~
今日から新しい単元に入ります。この単元は、以前も「たんぽぽのちえ」で学習した説明文と同じで、時間的な順序を考えながら、獣医の仕事、そしてそれぞれの仕事をする理由を読み取ることを目標とします。
まず最初に、題名からどんなことが書かれているか子供たちに問いかけ、動物園とはなにか、また獣医について知っていることを聞いてみました。その後、範読し、段落(お話をさらに小分けにわけしているまとまりと伝え、一マス下がっているところ)に番号をふる作業を行いました。次に、「時を表す言葉」の順番を理解することを目的として、各段落の最初の一文を並び替えて順序を意識しながら、さらに時計を使って、一日の流れを理解することも行いました。動物(4種類の動物を写真でも確認しました)が出てくるため、子供たちは興味を表しているようです。その後、各段落ごとに皆で音読し、語彙の説明、内容(時間、仕事の内容、そうする理由)を読み取るためにワークシートを使って授業を行いました。この際、機械的な(教科書に書かれている内容をそのまま)書き抜きにならないよう、ワークシートの書き込みは、子供たちの回答をもとにしましたので、言い回しが教科書と全く同じではありませんが、内容があっていればそれでよい事にしましたので、ご理解をお願いします。また、本日、第2段落目まで書き込みが終わりましたが、きちんと書き終えていない場合は宿題の際に、一緒に話しながら埋めていただけると次の授業に助かります。

3時間目:
「大すきなもの、教えたい」の発表。

引き続き「どうぶつ園のじゅうい」
第一段落 (私の仕事の紹介)p104
「わたしは~」:書き手が一人称を用いて書いており、筆者自身が述べている形の表現。
「動物たちが、元気に暮らせるようにすることです。」:獣医の最も大切な仕事。(ワークシート:「理由」の欄の回答)
「病気やけがをした時~」:ここでは具体的に仕事の説明をしている。(ワークシート:「仕事」の欄の回答)
「ある日」:さらに具体化させるために「ある日」の仕事例を挙げている。

第二段落 (動物園の中を見回る)p105~p106L4
「朝」→時間を表す言葉。(ワークシート:「いつ」)
「動物園の中を見回る」(ワークシート:「仕事」)
「なぜならかというと~、~からです。」理由を表す言い方→理由①「元気なときの~」理由②「ふだんから~、大切な理由もあります。」(ワークシート:理由2つ)
質問:なぜ、「普段から私の顔を見せて慣れてもらう」ことが大切なのか?→子供たちの回答:知らない人のことを怖がるから。逃げていくかもしれない。
「毎日、おはよう。~」:毎日見回り、動物たちに声をかけている、筆者の動物たちへの思いが表れている。そして、顔だけでなく声も覚えてもらうため。

宿題:
1. 音読「どうぶつ園のじゅうい」
2. 漢字プリント⑦ http://work.m4688.com/2015/12/05/2kanzi2/
3. ワーク p44②~47

□□□□□□□□□ 9月16日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:まず最初に子供たちに今学期からTAが入らないことを伝えました。

「大すきなもの、教えたい」教科書p96~
まず始めに、教科書p96を読み挿絵について話し、その後に子供たちが宿題で書いてきた「好きなものや好きなこと」について話してもらいました。
この単元では、伝えたいことについて、必要な材料を集め、話す順序を考え、(はじめ・中・おわりの文章構成を使って)丁寧にな言葉で話すということを目標とすることを理解してもらいまいた。そして、引き続き教科書p97を読み、ワークシートに確認も兼ねて、みんなに話したい事(宿題で書いてきたこと)を書いてもらいました。そして、その中から一つ発表するものを選びました。(ワークシートへ記入)そして、話すときに気を付けること、文章を書く際に守るルールについて説明し、教科書p98の例文を範読しました。発表することの内容をさらに詳しく二つくらい考えましょう。と問いかけた時点で子供たちからは「わからない~!」との反応もありましたが、宿題で書きだしてきた内容が細かく書かれていたので、それらを参考にして、各自二つ以上を、文章の「中」の段落で書くように指導しました。宿題で提出して下さったノートに、「一つ目」と「二つ目」にどのようなことを書くことに決めたかを書き留めておきましたので、ご覧ください。「三つ目」まで書くと頑張った子供もいましたが、もし二項目にまとめられるのであるならば、まとめてくださっても構いません。
各段落、「初め」「中」「終わり」の段落の書き出しは、ワークシート(もしくは教科書p98)を参考にしてください。作文を書く際の注意事項も一応子供たちと確認しましたので、作文をノートに書く際には声をかけてあげてください。(宿題の欄に、一応リストアップしておきました)

3時間目:
「ガンジーはかせの大はつめい」教科書p100~
まず、「合体」とはどういうことかを説明した後、漢字を合体させる機会の仕組み(上下、左右など、色々な合体のさせ方がある事)を説明し理解してもらい、教科書に載っている①と②の問題、そして今までに習った漢字をいくつか出して説いてみました。
例として使った漢字:細、思、林、休、音、晴、
子供たちは、この手の学習は遊び感覚でとても楽しんで取り組んでおりました。

その後、教科書p101に移り、「二つの漢字で言葉を作る」ということ、そして漢字と言葉(熟語)との違いを考えてみました。熟語とは、二つの漢字で言葉を作ることです。教科書の例題をみながら、個々の漢字の意味の確認をしてから、③の問題を解いてみました。
花、先、名、会、毛 の漢字を 話、生、糸、前、火 と組み合わせる。
その際、簡単に漢字には音読みと訓読みがあることも伝え、一つずつ読む時の読み方と熟語として読む時に、読み方が違うこともあることに気付いてもらえたく思いました。
例として使った漢字:汽、町、学 の漢字を 内、校、車 と組み合わせる。
こちらも、楽しんで回答していました。

「ことばあそびをしよう」教科書p102
「あいうえお」と「あかさたな」の詩を音読し、まず題名と詩の関係について聞いてみました。そして、これらの詩が二文で構成されていることに気付いてもらい、今度は子供たちに詩の作成をしてもらいました。「か行」と「な行」をやりたいと希望が出たので、みんなで詩を作って、題名(「かきくけこ」と「なにぬねの」と、なりましたが)を考えてもらい楽しみました。

最後に、先週に引き続き一年生の漢字の復習と語彙力をつけることを目的とし、漢字クロスワード3をやりました。裏側4は時間が無くなったので宿題として出してあります。

宿題:
1. 音読 p103「ののはな」「ことこ」。同音の連続から感じられる言葉の響きやリズムを楽しみながら、どこで切ればよいか読みながら考えてみてください。「どうぶつ園のじゅうい」教科書p104~ 長いので、最初はお母さん方が読んであげてください。内容をある程度理解できた方が、音読しやすいと思います。また、読めない漢字にはフリガナをふり、読めるようにしましょう。
2. ワークp41~44①
3. 「大すきなもの、教えたい」の作文をノートに書きましょう。授業内容でもお伝えしましたが、教科書p98の例文を参考にしてください。作文を書く際の注意事項:
a. 題名はマスを3つ下げてからかく。
b. 名前の(苗字と名前の間は一マスあけ)、名前の最後も一マスあける。
c. はじめ、中、おわりで段落をつくり、各段落の最初は一マスあける。(中の段落では「一つ目」「二つ目」を書き始める際に、一マスさげて書き始める)
d. 句読点とかぎの使い方、そしてマスに書く時の位置に気を付ける。(一番下のマスに最後の言葉が来た場合は、句読点は同じマスの中に書く。書き始めのかぎは、ますの右下に、おわりのかぎはマスの左上にかき、丸は右上にかく。(詳しくは教科書p69を参考にしてください)
4. クロスワード 4

□□□□□□□□□ 9月9日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
まず始めに、子供たちに夏休みを振り返ってもらい、思い出に残っていること、自分がやったこと、楽しかったことなどを考える時間を与えました。その後、「一番楽しかったこと、思い出に残っていること」と題して、一人ずつ話してもらいました。動物園へ行ったこと、日本で過ごした夏休み、お友達が隣の家に引っ越して楽しく過ごした事、魚釣りへ行って魚を釣ったこと、などなど各自それぞれ充実したお休みだったことが伝わってきました。今回特に目立ったのですが、人前で話す際はきちんと丁寧な文章(~です。~ます。を使用し、単語単語を並べるのでなく主語述語の文章)で話すように心がけましょう。今回は一応、気を付ける点として話しましたが、どうしてもラフな感じになってしまいました。質問の際もただ問いかけるのではなく、「~ですか。」と言えるようにしましょう。

次に、前学期学習した「お話クイズ」の単元から、夏休みの宿題で子供たちが作ってきてくれたクイズを発表してもらいました。教科書からのお話だけでなく、「ももたろう」「シンデレラ」や「腹ペコあおむし」からの出題もあり、子供たちは大いに楽しんで答えていました。

3時間目:
子供達からの希望で、1時間目に終わらなかった「お話クイズ」を終えてから新しい単元へ入りました。

「おおきくなあれ」教科書p94
最初にみんなで一緒に音読しました。羽切の良い、楽しい詩だということを子供たちも感じているのでしょう。とても楽しそうに、そして体を動かしながら音読していました。その際に、擬音語の分の読む速さを変えて読んだり、一音一音離して読んだり、と色々な読み方をするのはどうだろうか。と提案して、声を出して何度か読んでもらいました。その後に語彙の説明をしました。
第一連
「つぶつぶ」→ 丸くて、小さいもの。一滴、一滴のこと。
「はいれ」→ 命令形表現 強く希望している為。
「ぷるん ぷるん ちゅるん」擬態語
「おもくなれ、あまくなれ」→ 命令表現、どういうことなのか?なぜ、「あまくなれ」が後になっているのか?
第二連
「リンゴ」ブドウと対比していることに気付く。
「おもくなれ、あかくなれ」ブドウの「あまくなれ」に対比。
その後、ブドウやリンゴの代わりに好きな野菜や果物の名前を入れて、各自、詩の作成をしてから発表してもらいました。

最後に時間が少し残ったので、1年生の漢字クロスワードを使って、漢字の復習と語彙の習得を楽しんでもらいました。2つ問題を用意したのですが、時間が無くなったため、一つは宿題にしましたので、ご家庭でやってみてください。(オレンジ色の紙です)

宿題:
1. 「大すきなもの、教えたい」の音読。
2. 教科書ワーク p40
3. 漢字クロスワード2
4. (こちらは口頭で子供たちに伝えましたが、音読する際に子供に問いかけて、遺書に考えていただきたく思います。)「大すきなもの、教えたい」の単元を学習するにあたり、自分の大好きな事、物、お気に入りの物、事などを考えて、みんなに話したいことを簡単にノートに書きだしましょう。夏休みのことでもいいです。これを参考にして、作文を書く際に骨組みとして使いたく思います。
5. 終わらなかった夏休みの宿題がある人は、終わらせてください。

□□□□□□□□□ 7月22日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1、2時間目:
まず最初に、漢字のテストを行い、子供たちに自己採点をしてもらいました。練習をしてきた子供たちはその成果が出ていたと思います。是非、出来なかった漢字は夏休みに復習するようにしましょう。
先週に引き続き、「ミリーのすてきなぼうし」の学習です。
まず始めに、第1段落を範読し、場面の確認(ミリーが何処にいて、何をしているか)、そして先週終えたところから語彙の説明。
(p79L10より)
「おさいふのなかみをぜんぶ手に取り~」→p78の「空っぽです」を思い出させ、手に取ったのは想像上の「なかみ」であることを確認。
「けっこうです。」→いらない。不要である。大丈夫です。
第二段落:素敵な帽子をかぶったミリーが町の中を散歩する。p80L6~p84
範読をし、場面の確認(ミリーが何処にいて、何をしているか)。その後、語彙の説明や内容の理解を深めました。
なぜ、ミリーは「なにかそうぞうしなくちゃ。」と言ったのでしょう。→ 「じゃないと、ぼうしの形が見れないもの。」
クジャクのぼうし → 教科書p81挿絵参照。「色とりどりのはねのぼうし」と比べて、違いを問いかける。
ケーキ屋さんの前を通ったときに、ミリーは何を想像しましたか?花屋さんを通り過ぎたときは?公園では? → ミリーの観たもの、感動したものに合わせてミリーの帽子は次々と姿を変えていくことに注目。
倒置法・逆立ち文:「ミリーは気が付きました。帽子をかぶっているのは、じぶんだけじゃないんだと。」→ 普通の言い方は?(スイミーで学んだ、倒置法を子供たちが覚えていてくれたことは嬉しかったです!)
「そのどれもが、それぞれ違った帽子でした。」→ 挿絵をみて、人々がどんな帽子をかぶっているか、また、それは、なぜだと思うかを子供たちに問いかけました。子供たちはとても楽しそうに、色々な帽子を見つけながら、なぜそう帽子をかぶっているかを考えていました。猫がごみ箱の帽子をかぶっていることに気が付いた子供がいました。何を想像しているかの答えを楽しみして待っていると、「きっとごみの中に餌が入っているのかも?」と、想像力を働かせて考えた回答が返ってきました。
「おばあさんのぼうしは、~」→ おばあさんの気持ちはどんなかを問いかける。
「~ぼうしもいっしょにうたいました。」→ 今までは形あるものに姿を変えていた帽子が、ミリーに合わせて歌い出すことで、ミリーの想像力の豊かさを表していることに注目する。
第三段落:家に帰ったミリーは、家族と素敵な帽子について話をする。p86~87
範読をしてから、場面の確認。(場所はどこか、だれがいて、何をしているか。)
「でも、ぼうしが大きくなりすぎて~」→ どうして帽子が大きくなりすぎたのか?
「だって、ぼうしなんかどこにもー。」→ ママが何と言おうとしていたのかを考えると同時に、なぜ途中で言うのをやめたのか。→ミリーを悲しませない為。(子供からの回答)
「まあ、すてきね。~」→ ママがどうしてこういったのでしょう?
倒置法・逆立ち文:
「ままだってもっているのよ、本当は。想像すればいいの。」→ 普通の言い方は?
「だれだってもっているのです。じぶんだけのすてきなぼうしを。」→ 普通の言い方は?
ミリーのお話を読み終えところで、内容のまとめをしました。3つの段落から成り立っていることを理解し、各段落の場面や出来事をしっかりと理解していることを確認してから、この単元はの目的が「お話クイズを作る」ことであったことを思い出してもらい、お話クイズの作り方をもう一度説明しました。次に、実際にノートにお話しクイズを作りました。今回は、読み終えたばかりの「ミリーのすてきなぼうし」の中から、まず好きな文章を選ぶ。その次に、その文章の中の時間、場所、人物、または出来事の言葉を変えてノートに(間違った文章を)書き出す。そしてお友達にクイズを出し、間違ったところを見つけてもらいました。子供たちの好きな個所は似ており、帽子屋の店長さんがミリーに伝えた「おねだんは、九万九千九百九十九円でございます。」の分を選んだ子供が数名いました。
皆、楽しそうにクイズに答えていたように思います。これで、一応「ミリーのすてきなぼうし」の学習は終了します。
夏休みの宿題:
1. ワークp33~37、114~115
2. 漢字プリント6(うれしいことば、ミリーのすてきなぼうし、漢字の広場)http://work.m4688.com/…/wp-…/uploads/2015/08/2kanzi6test.pdf
3. お話クイズを3つ作って、ノートに書きましょう。9月にクラスでクイズ大会をします。物語は教科書、日本の昔話でも皆が知っていると思われるものなら何でもいいです。(ここでは子供たちが物語を楽しんで読むことに注目していますので)もし、他のお友達が知らないと思われるお話の場合は、その絵本を持って来て下さい。クイズを出す前に物語を読みます。
4. 「漢字の広場」教科書p91 絵の中の言葉を使って一週間の出来事を(句読点に気を付けて)書きましょう。
5. 「夏がいっぱい」教科書p92~93 夏に関する教科書に載っている言葉を読み、身の回りにある夏の動植物に関する言葉を探してみましょう。そして、夏だなあと感じるものを、用紙に書きましょう。(教科書p92参考)その際、題名をつけ、句読点にも気を付けましょう。用紙は渡してあります。http://happylilac.net/nikki-13-tate.pdf
6. 「おおきくなあれ」の音読 教科書p94
以下の宿題は子供達には口頭で伝えました。もし、時間があるようでしたら、是非取り組んでみてください。
7. 今までに習った漢字の復習(えびすHPに載っている1年生補助教材の漢字ドリス3ファイルでも良いですし、教科書に沿ったいつも宿題で使用している漢字プリントの1年生のでも構いません)夏休みにぜひ復習をしてください。

1年生補助教材


http://work.m4688.com/…/%e3%80%90%e5%85%89%e6%9d%91%e5%9b%…/
8. 自分のペースで良いので、夏休みに読書をしましょう。
以上です。もし何か不明な点・ご質問等がありましたら、いつでもご連絡ください。それでは皆さん、楽しい夏休みをお迎えください。一学期中の各ご家庭での補佐、ありがとうございました。二学期もどうぞよろしくお願いします。

□□□□□□□□□ 7月15日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
「こんなもの 見つけたよ」の発表。前回同様、今週は6人だったので3人ずつ発表をしてもらいました。そして、お友達の発表を聞いて、質問をしたりしながら、内容を子供たちに問いかけながら理解を確認しました。

「うれいいことば」教科書p70~
まず始めに、言葉には人を喜ばせたり、うれしい気持ちにさせる働きが(同時に、意地悪なことを言うと、悲しくさせることも)あることを伝え、言葉の持つ力の理解、そして教科書p70の挿絵を見ながら、出来事の確認をしてから、それぞれの場面に今まで遭遇したことがあるかと問いかけてみました。例えば、何かを「頑張ったとき」:練習して乗れるようになった自転車など。今までに自分がかけられた言葉、もしくはどんな言葉を友達にかけてあげるか考えながら、身近な出来事だということを実感してもらいました。そして、挿絵の4場面で、書ける言葉をそれぞれワークシートに書き込みました。
次に、これまでの生活を振り返り、自分が言われてうれしかった言葉を一つ選び、どんな時に言われたか、だれに言われたか、それを言われて思ったことや感じたことをワークシートに書き込み、文章にまとめる前の下準備をしました。本日、男性軍はなかなか思い当たる「うれしい言葉」が見つからず、四苦八苦しておりました。ご家庭で一緒に今までの記憶を蘇らしてあげてください。その後に、教科書p71の例文を範読し、どのように文章にするか、そしてどのような言葉をどんな時にかけられたかを理解し、自分の文章作りの参考にしてもらいまいた。文章を書くにあたり、点、丸、かぎの使い方、文のくみ立ては、前回同様「はじめ」(いつ・どんな時)、「中」(うれしかった言葉をかっこを使って書く)、「おわり」(感じたことや思ったこと)から成り立つことも伝えてあります。ワークシートの最後の欄の、「感じたこと・思ったこと」に多くの子供たちは「うれしかった」と、書いておりました。素直な感想だとは思いますが、是非、「うれしかった」の代わりに、その時の自分の思いを別の言葉で書く工夫が出来るとより一層良いと思います。

3時間目:
残りの3人の子供たちの「こんなもの、見つけたよ」の発表。

そして、その後は「お話クイズをしよう」教科書p72~の新しい単元に入りました。ここでは、お話を読んでそれに基づいたクイズを作ることを目的とまず、子供たちに伝えてから、「クイズ」とは何か。先週スイミーに関する「お話クイズ」を思い出してもらい、学習の進め方として、下記の流れを説明しました。

1. やり方:お話を選ぼう。今まで読んだ本から、特徴などがある本などを選び、クイズを作りやすい本をえらぼう。「おおきなかぶ」「浦島太郎」「ももたろう」など、子供たちに問いかけました。
2. お話を読んでクイズをつくろう。(教科書p74) 「まず」(最初に)本選び、「つぎに」時間、場所、人物や出来事の言葉を変えて間違いのある文章をノートに書く。(教科書の例文を参考にして、理解しているか再確認しました)
3. 友達同士でクイズを出し合いましょう。クイズを出すときの注意として、聞く人に解り易いように、はっきり、ゆっくりと声に出しましょう。
以上が、クイズ作りの楽しみ方です。

ここまで説明をした後、「ミリーのすてきなぼうし」の範読。既に、ご家庭で読み聞かせ・もしくは音読の練習をしているのでしょう。子供たちの内容把握はとても良く、読んでいる間もお話に引き込まれている様子が感じられたので、読み終えた後、ミリーはどんな帽子を持っていたか?と聞いた後に、今度は子供たちが持っている「帽子」は何かと聞いてみました。ミリーのような想像の帽子、もしくは実際に持っている帽子を教えてくれるか?回答が楽しみでしたが、今回はまだ、実際に存在する帽子を教えてくれました。(笑)きっと授業が進むにつれて、子供たちの感性豊かな発想が聞けると思い、それが楽しみです。
全文を音読したのちに、第一段落をもう一度読み返し、細かい内容理解と語彙の説明をしました。

第一段落:ミリーが帽子屋さんで、素敵な帽子を手に入れる。p76~p80L5
色とりどり → 種類が色々な
「はい、ただいま。」→ミリーは子供だが、店長さんはお客さんに対して丁寧な言葉遣い。
試してみると → 試着する、帽子をかぶってみる
九万九千九百九十九円 → 子供には手の届かない金額 (子供たちは「値段が高い」と言っていました。)
中は空っぽ → 「ちょっと足りないみたいです。」といったミリーを思い出させながら、どれだけお金があったのかを考える。→全然ない。ゼロ円。(子供たちの返答より)
天井を見上げてしまいました。→ どうして店長が天井を見上げたのかを考えさせる→「一生懸命に考えているから」との返答がありました。
箱を手にして → 箱を持って(実際に箱を子供たちのところへ運びました。するとすぐに「持ってくる」という声が上がりました。)
じゆうじざい → 思いのまま、好きなように
しんちょうに → 丁寧に、そおっと
(途中ですが、時間が来たのでここで本日は終了しました)

宿題:
1. 「ミリーのすてきなぼうし」音読練習
2. ワークp32~33の4まで
3. 漢字テストのプリント。ご家庭で練習してきてください。プリントは既に子供たちに渡してあります。(来週テストをします。)
4. 「うれしいことば」ワークシートと教科書p71を参考にして、自分が言われてうれしい言葉を文章にしてノートに書いてきましょう。

以上です。もし、不明な点やご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。

□□□□□□□□□ 7月8日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
まず始めに、昨日の七夕のことを子供たちに聞いてみましたが、あまり反応がなかったです。(涙)せっかく2時間目にお飾りも作ったにも関わらず、ケロッと忘れた感じでした。「短冊にお願い事を書いたでしょう。」と、問いかけたら、「そうだ、そうだ、覚えてる。」との答える子供もちらほらでした。(苦笑)

先週の宿題として書いてきてもらった、「スイミーへのお手紙」を一人ずつ発表してもらいました。皆それぞれスイミーへの思いを上手に表現されており、聞いていて思わず微笑んでしまいました。(やはりまだ全員の発表を一度にやると、集中力が続きませんので、1時間目に4人、3時間目の頭に残りの3人に読んでもらいました。)しかし残念なことに、お友達が読んでいる時に、聞く態度が出来ていなかったり、関係ないことをやり始めた子供たちもいたため、今回はいつも以上にはっきりと注意しました。発表する側と聞く側のマナーをしっかり守って、今後少しずつでも「発表の時間」がスムーズに進めるように指導していきたく思います。

「こんな もの、見つけたよ」教科書p64~
4月に学習した「今週のニュース」で、自分が伝えたい事や見つけたこと、聞いたことを文章にしたことを思い出させ、今回の単元はそれに似たものでありながらも、前回よりも、より一層「文のくみ立て」に注目して文を書くことが目標だと伝えました。教科書p64を範読し、p65の挿絵を見ながら、どのような内容が書く材料になるかを具体的に考えました。(ここでも五感をつかって、題材を探そうと、伝えてあります。)p64の挿絵をもとに、p66の「はじめのメモ」の取り方。→はじめは簡単に見たもの・見たことを書く。そして、次のメモとして、聞いたことも加えて詳しく書くことも、例文を参考にして説明しました。
文章を書く際に「くみ立て」→「はじめ」「中」「おわり」を意識する。
「はじめ」には:何を知らせたいかを書く。
「中」には:知らせたい物、出来事を詳しく書く。
「おわり」には:まとめの言葉を書く。
教科書p67の範読。そして、例文から「はじめ」「中」「おわり」を見つけ、先ほど説明したくみ立ての再確認を例文を使って行い、実際に何が書かれているかの内容を問いました。そして2度目になりますが、点、丸、かっこの使い方を問いかけ、ワークシートを使って以下の復習をしました。

「丸、点、かぎの使い方」では、実際に風呂敷を子供たちの前で広げました。ハンカチという子供もいたので、何かわからないときは質問しましょう、と伝え「それは何ですか?」と問いかけてくれるように頼みました。その質問に対して指導者が「これは、風呂敷というんだよ。物を包む時に使うのですよ。」と、返答しました。この実際のやり取りを利用して、文章を書く練習に役立てました。文章の最初は一マスあける、そして区切りの良いところで点を打つ、文章の最後には丸を書く。会話を書く場合は、改行し、最初のかっこはマスの右下に、文末のかっこはマスの左上に、丸は右上に書くこと。そして、会話文が複数の行にまたがる場合は、一番上のマスはあけ最初の行に合わせる。文末が一番下のマスで終わった場合は、丸はその最後のマスに文末の文字と一緒に書く。(もし、これらの説明が明白でない場合は、子供たちのワークシートを参考にしてください。)

3時間目:
最初にスイミーへの手紙の発表をし、引き続き、ワークシートでの学習。

「~そうです。」を使って会話文を書き直すことは、いまいち理解していないような感じでした。例文としてあげた『「ふろしきは、物を包む時に使うんですよ。」と先生が教えてくれました。』を書き変えると、ふろしきは、物を包む時に使うそうです。が回答となります。人から聞いた話を文章にする際に、かっこを使って表現する方法と、~そうです。を使って表現する方法の二通りがあると伝えて、この単元の学習を終えました。

子供たちの「スイミー」の音読。これは、次の単元「お話クイズをしよう」への興味を湧き立てる目的も兼ねました。スイミーを読み終えてから、「スイミーの内容に関しての文章を言うので、間違ったところを見つけてほしい。」と前置きをしてから下記の文を一文ずつよみ、間違っているか、あっているか。間違いはどこかを答えてもらいました。
• スイミーは泳いだ。暗い海の底を。(正解)
• 虹色のゼリーのようなクジラ。(間違い くらげ)
• 赤色の ゼリーのようなくらげ。(間違い 虹色)
• 雨にゆれる桃色のヤシの木みたいなイソギンチャク。(間違い 風)
• スイミーは言った。「ぼくが 鼻になろう。」(間違い 目)
ここまでくると、子供たちは用量がわかり、楽しく回答してくれました。そして、次回の単元の説明をし、「ミリーの素敵なぼうし」では、お話を楽しみながらクイズづくりをしましょう。と伝えて授業を終えました。今まで読んだお話やみんなが知っていると思われるお話でもクイズづくりをしても良いですね。

宿題:
1. ワークp28-29
2. 「こんなもの見つけたよ」の作文。p67の見本を参考に、友達に知らせたい物や出来事を見つけ、くみ立てに気をつけて文章を書きましょう。用紙は渡しておりませんので、プリントアウトしてください。http://happylilac.net/sakubun-12-no.pdf 少しマスが小さいかもしれませんが、これくらいの方が、文全体を見たときに「くみ立て」が解り易いので、今回はこの用紙を使ってください。
3. 「うれしいことば」p70~71新出漢字の練習と音読。
4. 「ミリーのすてきなぼうし」をお母さん・お父さんに読んでもらう。
5. (これは書かず、口頭で伝えましたが)今までの漢字プリントやその他の宿題が終わっていない人は頑張って終わらしましょう。

以上です。もし何か不明な点やご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。また、学期末につき、ただ今進度表を準備しております。ぎりぎりになってしまって申し訳ありませんが、次回の授業までには皆さんにメール出来るように頑張ります。もし個人面談をご希望の方がいらっしゃいましたら時間を作らせていただきますので、声をかけてください

□□□□□□□□□ 6月24日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

一時間目:
今週も、先週に引き続き「スイミー」の学習です。まず始めに、全文を読んでから前回学んだことの復習と物語の理解度の確認とし、重要な点を子供たちに問いかけました。みな、お話を楽しんで読んでいるのでしょう。内容の把握はとてもよくできていました。
宿題の、なぜ(スイミーは)怖かった。(スイミーは)さびしかった。(スイミーは)とても悲しかった、の質問に対する回答も、ざっと読んで紹介しました。子供達それぞれ、スイミーの心境を読み取りながら、表現できていたと思います。
p53 「スイミーは およいだ、くらい 海の そこを。」は倒置法(逆立ち文)です。このことも触れてみました。普通の文の「スイミーは くらい 海の そこを およいだ。」というのと比べて、スイミーが必死で泳いでいることが伝わるはずです。また、この倒置法は、文法的にみると難しく感じますが、普段から子供たちは口にしていることが多いはずです。「わたし・ぼく、食べたい。何か物を。」など、耳にすることはないでしょうか?身近なところにも、倒置法は使われています。
そして、再度、第3段落を読み、語彙の説明、比喩の表現の説明。比喩とは、あるものを説明するときに、それに似たようなものを使って説明すること。と伝えました。「リンゴのような、真っ赤な頬っぺた。」「チーターのように早く走る」など。3段落にはたくさん、比喩が出てきます。
第3段落:素晴らしい海の世界でだんだん元気を取り戻すスイミー(P54~)
けれど = でも、しかし、けれども (接続語)
見るたびに→そのときごと
虹色のゼリーのようなくらげ→比喩、透明感や色彩を強調(写真で確認)
水中ブルトーザーみたいな伊勢エビ→比喩、強さ、たくましさを表す(写真で確認)
見えない糸でひっぱられている→水中を同じ方向にきちんと並んで泳いでいる様子。
ドロップみたいな 岩から生えている こんぶやわかめの林→比喩、何がドロップなのか?「林」→スイミーから見るととても大きく見えるため。(写真で確認)
うなぎ→スイミーと比べて大きさの違いを想像できる(写真で確認)
風にゆれる桃色のヤシの木みたいなイソギンチャク→ 比喩、海中では風はないがゆれている様子、色彩表現(写真で確認)
その後、ワークシートで復習しました。たとえの欄だけ書き込み、それぞれの生き物を見たときにスイミーの気持ちは口頭で子供たちに問いかけました。

3時間目:
第4段落:新しい魚の兄弟を見つけ、知恵を絞るスイミー(P56~)
そのとき → いつのことかな?
「スイミーはみつけた、~小さな魚の兄弟たちを。」→ 倒置法。見つけた喜びの大きさを強調している。
「だけど、いつまでも そこに~」→「そこ」とはどこか?
なぜ「なんとかかんがえなくちゃ。」と言っているのでしょう?
スイミーが「かんがえた」様子から、スイミーの気持ちはどうだったか?
「それから」接続語
「スイミーはさけんだ」なぜ、叫んだのか?→良いアイディアが浮かんだから。ここで、子供たちには、スイミーが色々考えたことを表している文章を再度読み、一生懸命に考えて何かアイディアが浮かんだ時に、みんなだったらどうする?と問いかけてみました。
魚のふり→ような、真似をして。
けっして→全体に
はなればなれに→バラバラ、ちりぢり。
「もちばをまもる」とは、どういうこと?→ 責任をもって受け持つ場所。
その後、ワークシートでまずは倒置法(逆立ち文)を用いられている文章を使って、普通の文章とを比較してみました。その後、赤い魚になったつもりで、スイミーの問いかけにどうこたえるか、考え書き込みをしてもらいました。半数の子供たちは、「いいよ、今行くよ。」と答え、他の子供たちは大きな魚たちに食べられることを心配しての言葉を書いていたように思えます。
スイミーが考えた作戦は何か。そして、その為のルールは何か。これも、ワークシートへの記入ですが、まずは口頭で聞きました。お話をとても良く理解している様子が、このような時に手に取るようにわかりました。

第5段落:大きな魚を追い出したスイミーと仲間たち。(P58、L11~)
「ぼくがめになろう。」→なぜ、スイミーが目になったのか?
「あさの冷たい水の中を、昼のか輝く光の中を」→ 一日中を表している。
「大きな魚を追い出した。」みんなの努力がかなったことを表すことば。
大きな魚を追い出したとき、スイミーや魚たちはどう思ったかな?と、問いかけ、ワークシートに書き込んでもらいました。皆、うれしい、よろこんだ、もう大きい魚に食べられない。などの回答でした。

p69「丸、点、かぎ」の使い方について。
簡単に、いつ丸「。」(文章の終わりに)、点「、」(文章の区切りの良いところに・ポーズを置くところに)そしてかぎ「 」(人の会話を書くとき)を使うかを確認しました。みな、よく分かっておりましたが、宿題の採点の際に「、」と「かぎ」の使い方に気が付いたので、そのことを説明しました。また、教科書の例文を読んで、正しいところに「、」を打たないと、文章の意味が違ってくることにも注目しました。「 」をマスの中に書くときの場所の注意もしましたので、今後、作文、感想文を書く際に気を付けていきましょう。
宿題:
1. ワーク p26~28、30~31
2. 「スイミー」へ手紙を書く。お話を読んで、より一層スイミーを身近に感じられたと思います。その気持ちを込めて、スイミーへお手紙を書いてください。用紙は渡してあります。
3. 「漢字の広場」教科書p63の挿絵をみて、学校の様子を想像して文章を書きましょう。その際、「は」や「を」を正しく使い、主語述語の関係に気を付けましょう。
4. 漢字のプリント 5 「スイミー」http://work.m4688.com/2015/08/02/2japanese/
5. 「こんなもの、見つけたよ」の音読練習。
来週は特例会のため、2週間分の宿題です。いつも通り、もし多すぎるようでしたら各ご家庭で調節してください。

□□□□□□□□□ 6月17日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目
「スイミー」教科書p50~
まず始めに、全文を絵本を使いながら読み(子供たちは教科書を手で追いながら、絵本の絵を見たり教科書を見たりしながら聞いていました。)、作者は誰か→レオ=レオニ(オランダのアムステルダムで生まれた)、そして原作絵本を日本に訳したは誰か→谷川俊太郎(日本の詩人で沢山の海外の絵本を日本語に訳して紹介している)と話してから、スイミーのお話は5つの段落から成り立っていることを伝え、段落に番号付けをしました。そして、各段落ごとに読み返し、想像を広げながら学習を進めていきます。各段落ごとに、知らない語彙の説明をした後に、ワークシートを使って各場面が理解しているか確認をしました。
各段落の理解と語彙の説明:
第1段落:楽しく暮らすスイミーと兄弟たち(P50~)
スイミーの特徴・紹介:からす貝よりまっくろ、泳ぐのは誰よりも早い。兄弟たちと楽しく暮らしている。
からす貝:比喩表現で黒を象徴している(写真で確認)
まっくろ:「くろ」と「まっくろ」の違いは?
時間が少し残ったので、「漢字バラバラ事件」と名して用意したスイミーで学習する漢字プリントをやりました。
3時間目:
まず最初に、宿題で出した「スイミー」の感想文が上手にそして自分の気持ちを表現する言葉を使ってしっかりかけていたので、指導者がまとめて子供達に読み上げました。他のお友だちの感想と自分のとを比較しながら、興味深く聞いていたように感じました。
第2段落:マグロの登場で独りぼっちになったスイミー(P52~)
「ある日」とは:何かが起こる日
おそろしい:誰にとって恐ろしいのか?
マグロ:魚の種類、大きさを写真にて紹介。
ミサイルとは?→大きく、破壊力がありすごい勢いで進んできて沢山の建物を壊し人が殺される恐ろしいもの。(口頭のみでの説明)
ミサイルみたいに→比喩表現 マグロをミサイルに例えている。
「一口で 飲み込んだ」とは、どういうことか?
一匹残らずとは?→「全部」という意味。
(スイミー)だけとは?→スイミーしか逃げられなかった。
教科書のp52「スイミーはおよいだ、くらい海の底を~」の挿絵をみて、スイミーが逃げられた理由も考える。子供たちになぜ、スイミーが逃げられたのか?と、問いかけたところ、(逃げている方向に注目して)「一人だけ海の底の方へ逃げたから」、(スイミーの色が黒だったため)「暗い海の底で海の色とカムフラージュして見えなくなって逃げられた」、(スイミーの紹介の文で書かれているように)「泳ぐのがとても速かったから」などの回答が返ってきました。
また、原作絵本では、「スイミーは泳いだ~ とても悲しかった。」までの文章は別のページに描かれており、挿絵には灰色がバックグラウンドに使われており、ページの右下の方にスイミーが一人で泳いでいる様子が描かれています。その挿絵を見せて、「この絵から、どんな印象を受けますか?」「どんな風に感じますか?」と、問いかけたところ、子供たちの回答は「さみしい」「悲しい」「怖い」など、子供達各自それぞれスイミーの心境を挿絵の色使いから読み取って言葉で表現してくれました。
今日は、数回スイミーの気持ちを考えたり、スイミーを励ます文章を作る機会があり、各自それぞれ四苦八苦して考えていました。物語をどのように受け止めたか、そしてどのような言葉をスイミーにかけてあげたいかに、「間違えの回答はない」から、自分が感じたことを文字にしてごらん、と声掛けをしたつもりです。各自、それぞれの表現が出来たと思います。
区切りの良いところで、4年生から依頼を受けたアンケートの回答をするために時間を取りました。これは現在、4年生が学習している「新聞を作ろう」の単元で実際に新聞づくりの記事として使われます。アンケートは3問、えびすの授業の時間は長いですか。えびすの宿題の量は多いですか。えびすの宿題は難しいですか。(だったと思います。)それそれ、子供たちはポジティブな回答をしていました。結果をお楽しみに!
残りの5分に、体の部分を示す言葉を復習しました。かかと、ひじ、ひざ、まゆ、まつげ、へそ、太ももなど、子供達にもひとつづつ出題してもらい、みんなで答えあいましたが、解らない体の部分名も沢山ありました。分野にこだわらず、少しでも語彙力が増えてくれればと思います。
宿題:
1. 漢字プリント 4(同じ部分を持つ漢字)http://work.m4688.com/2015/08/02/2japanese/
2. スイミーの音読
3. 教科書ワーク p24~25
4. スイミーのワークシート 第2段落目の最後の「一人で暗い海の底を泳ぐスイミー。なぜ?」のところを書いてくる。
以上です。毎回ですが、漢字の量が多いので、各ご家庭調節してください。子供達にも伝えましたが、漢字は丁寧に、とめ、はね、はらいを書き、また書き順もしっかり覚えましょう。もし何か不明な点、ご質問等がありましたらお気軽にご連絡ください。本日の報告が遅れたこと、お詫びします。皆さんのご理解ありがとうございました。

□□□□□□□□□ 6月10日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
まず始めに、先週お休みだった子供の「かんさつ名人」の記録文を発表してもらいました。
その後、先週の続き「ともこさんはどこかな」の単元の中にある「音の高さ」教科書p47の挿絵を使って、アクセント・イントネーションによって示すものが異なることを理解するために、挿絵の物を発音しました。その他にもアクセントにより意味の異なる言葉が思いつくか尋ねると共に、下記の言葉の読み方・イントネーションを考えてみました。本来なら、写真を見せて授業を進めるつもりでしたが、私の不注意で持参するのを忘れてしまいましたので、言葉だけでの説明でしたが、ほとんどの物はみな知っておりました。
あめ:雨がふる・飴をたべる、はし:橋をわたる・箸で食べる・橋の端を歩く、しろ:城がみえる・白い色、かき:柿がなる・牡蠣をたべる、さけ:酒を飲む・鮭を焼く、つる:鶴がとぶ・魚を釣る。
子供たちに漢字を使って文章を書くのと平仮名だけでの文章を比較しもらい、どちらの方が意味をつかみやすいかとも問いかけてみました。漢字の方が平仮名で書く文章より意味が解り易いと気付いてくれてどんどん漢字を使ってくれたら嬉しいのですが・・・。そして最後に、アクセント・イントネーションには地域差があることにも注目させ(英語でもあることにも触れ)、どれが「正しい」のではなく、「違い」があるということを説明しました。
「同じ部分を持つ漢字」教科書p48~49
まず、p48に載っている漢字の同じ部分はどこか見つけてもらい、森、林、木の違いを挿絵を見て考え、その後に、p49の文章を子供達に一人ずつ読んでもらい、同じ部分を教科書に書きだしてもらいました。そして、ワークシートを使いながら、「同じ部分を持つ漢字」を教科書の巻末の漢字表を参考にしながら探す活動をしました。子供たちはとても熱心に探しており、大人との発想の違いを楽しめたひと時でした。そしてよく出てくる「編の名前」(木、人、言、糸など)は本日紹介しました。今後も引き続き使っていくつもりです。(編の名前が解れば、例えば「線」という漢字が解らないときに、「糸へんに白と水(もしくは泉)」、「絵」の漢字は「糸へんに会う」と説明できるようになりますので、これから先の長い漢字学習に役立つと思います。)
3時間目:
引き続き、「同じ部分を持つ漢字」探しをした後、見つけた「同じ部分」とその部分を持つ漢字を問いかけ、黒板に書きだしました。ワークシートは各自持ち帰りましたので、是非どんな漢字が見つかったか一緒に見てみてください。子供たちがとても熱心に、そして楽しんで活動した単元でした。
その後、宿題で提出してもらった「迷子のお知らせ」のアナウンス文がとてもよく出来ていたので、それを使って迷子探しをしました。子供たちに自分が書いた文章を読んでもらいました。その際、アナウンスを読む人と聞く人の大切な点をもう一度確認してから、6人の迷子を捜しました。そして、解り易い「お知らせ」お蔭で無事、迷子の子供たちは皆、見つかりました。(笑)
「スイミー」教科書p50~
宿題を書き取る作業がとても早く終わるようになり、少し時間が余ってしまったのと同時に、子供たちがスイミーの学習をとても楽しみにしている様子が伺えたので、原作絵本を子供たちに見せ、「みんなの教科書と絵本の違いに気が付くかな?」と問いかけてから範読をしました。沢山の「違い」(メインは挿絵でしたが)を見つけました。「スイミー」には、比喩表現、倒置法、省略表現が沢山出てきます。これらの生きた言葉も楽しんでもらいたいものです。
この単元を勉強するにあたり、子供たちに少しでもスイミーを身近に感じ、スイミーの取った行動や気持ちに気付いてもらいたく思います。そして、想像を広げながら読み、感想を書くことを目標とします。手元に教科書がありますが、原作絵本も参考にしながら授業を進めていき、同時に日本語訳のすばらしさにも触れたく思います。このお話は、教科書のために書かれたお話ではなく絵本のお話を教科書に載せるために構成させられていますので、教科書には挿絵が原作に比べて少ないので、より深くお話を楽しむ点では原作の絵が必要だと思います。次回の授業で、作者について(レオ=レオニはオランダのアムステルダムで生まれたグラフィックデザイナー・絵本作家。)そして原作を日本語に訳した谷川俊太郎(日本の詩人として多くの作品があると共に、外国の本を日本語に訳して紹介している)のことも簡単に紹介できると良いと思います。
宿題:
1. 漢字プリント3(先週の続きが終わっていない場合)を終わらせる。
2. 「スイミー」の音読練習
3. 「スイミー」の新出漢字の練習
4. 「スイミー」の初発の感想をノートに書く。その際、どこが楽しかった、ドキドキしたか、心に残ったか、うれしい気持ちになったか、すごいと思ったかなど、短くてよいのでお話のどの部分を読んで、どのように感じたか、そしてなぜそう感じたかを書けると良いですね。

□□□□□□□□□ 6月3日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:

最初の10分を使用して、漢字のテストをしました。ほとんどの子供が時間内に終了していましたので、きっと休み中の練習の効果が出たのだと思います。その後、指導者がホワイトボードに正しい漢字の読み書きを書き、子供たちに自己採点をしてもらいました。本日気が付いたことは、漢字が書けていても送り仮名(高い、書く)を忘れたり、漢字のはね、はらい(例えば「読」の漢字の作り(売)の3画目が1画目より長くなったり、最後が反っていない)などの点です。これらは繰り返しの練習も必要ですが、最初に新出漢字として学習する際に間違って覚えないように(書き順も含めて)ご家庭での補佐をお願いしたく思います。そして、今後も引き続き漢字の学習を頑張っていけたらと思います。

その後、「たんぽぽのちえ」のすごいと思った知恵、もしくは「かんさつ名人」で書いてきた観察記録文のどちらか一つ発表したい方を各自発表しました。観察記録文では、しっかりと五感プラス頭と心を使って、色々な方面から観察がされており、分かりやすい文章がしっかりと書かれておりました。ご家庭でのご指導、ありがとうございました。

3時間目:

「ともこさんは どこかな」(教科書p44~)
この単元の目的は「大事なことを、落とさずに話したり、聞いたりしよう。」です。ご家庭での音読がしっかり出来ていた為、子供たちはすでに「ともこさん」が何処にいるかを理解しておりました。そこで、教科書p44の絵を見て、状況(遊園地で人が大勢いること)を説明して理解させ、子供たちに「迷子」になった経験があるか、そして迷子を捜すために流れる「お知らせ」を聞いたことがあるかを問いかけました。それと同時に、「迷子」になった時の気持ち(悲しい、寂しい、不安)を理解し、早く親が見つかるようにする為に「お知らせ」では、何が必要・大切なことか、そしてどのように「お知らせ」を流すのが効果的かの説明をしました。

p46の「迷子のお知らせ」を指導者がまず読み、何が聞き取れたか問いかける。そして、お知らせを話すときに注意した方が良い事(話し方のスピードや間の取り方、特徴が解るようにはっきり話し、特徴を区切って話す)を説明した上で、この「お知らせ」の「目的」は何か(→係までお知らせください。)を説明しました。
迷子のお知らせの場合:名前、年齢、性別、着ている服装や靴の様子(色・形)、持ち物(色・種類)、動きなど大事な「様子」がいくつあるかを確かめながら聞き、服装の特徴を話す際にただ「青い洋服」と言うのではなく、「青いワンピース」と複数の情報を加えることが大切なことにも注目しました。

次に、準備したワークシートを使って、聞き取りゲーム(教科書p44の絵を参考にし)をしまいた。子供達には、探偵団になってもらい、3人の人(下記がお知らせとして読んだ文章です。)を遊園地の人ごみの中から探してもらう設定です。最初に一人目の「お知らせ」を読み、何が聞き取れたかを確認した後、大切な事・特徴をワークシートに書き込んでいきました。さすがに1回目ではすべて聞き取れなかったので、一人目は3回読みました。ニ人目、三人目となると、子供たちも要領をつかんだようです。「聞き取る」ことは簡単に出来たように思えましたが、それを「書き取る」という行動に時間がかかる様子でした。

1. 一人目は、木村ゆうたさんという9歳の男の子です。ゆうたさんは、緑色の半そでのTシャツに、青いズボンをはいています。そして、白いリュックを背負い、Tシャツと同じ色の帽子をかぶっています。見つけたら、すぐ知らせてください。
2. 二人目は、宮田一郎さんという男の人です。宮田さんは、眼鏡をかけていて、白いひげを生やしています。手には杖を持っています。見つけたら知らせてください。
3. 三人目は、田中みち子さんという10歳の女の子です。みち子さんは、赤いジャンパースカートを着て、黄色いリュックを背負っています。手には、大きなゾウのぬいぐるみを持っています。見つけたら、知らせてください。

予定ではこの後、教科書p44の絵の中から一人選び、お知らせを作る活動をしてもらう予定でしたが、時間が無くなってしまったので宿題として用紙を渡しました。

宿題:
1. 教科書ワーク p20~23
2. 迷子の「お知らせ」を作る。用紙は渡してあります。特徴を書き込む欄もワークシートに書きだしましたので、参考にしてください。授業でやったのと同じ要領で絵の中から一人選び、「迷子のお知らせ」のアナウンスを作ってみてください。
3. 同じ部分を持つ漢字 p48~49音読・新出漢字の練習
4. 漢字問題プリント(3)「かんさつ名人になろう」「ともこさんはどこかな」http://work.m4688.com/2015/08/02/2japanese 今週は(新出)漢字の学習が沢山ありますので、このプリントは向こう2週間かけて終了させてくださっても構いません。各ご家庭で調節してください。

そして最後に、子供達には口頭で伝えましたが、スイミー(教科書p50~)を読み聞かせしてあげてください。まずは、話の内容の理解ができると次の授業を進めるにあたり非常に助かりますのでよろしくお願いします。

以上です。もし何か不明な点やご質問等がありましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

□□□□□□□□□ 5月20日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:「かんさつ名人になろう」(教科書p34~)
「かんさつ」とは?→物事をよく見ること。
「名人」とは?→その技が優れた人。(例を挙げて確認。サッカーの名人、歌の名人)と説明したら、子供たちは自分が何の名人かを教えてくれました!
「ていねいに かんさつして、きろくする」とはどういうことか?
これまでの観察した経験を問いながら(一年生の下巻で学んだ単元を見せながら、記憶を思い出させ、観察記録とは実際に見たことを書き留める事であり、物語ではない。と再確認し)この単元の目的(よく見て、気付いたことを記録し、友達にしらせよう。)を伝え、教科書の音読、語彙の説明。
p35の写真を見ながら、観察する題材は身近にあることに気付かせ、写真を見ただけで何が解るか子供たちに聞いたところ、「カタツムリがニンジンを食べている」「色々な色のトマトがなっている」「ロブスターに似た生き物(ざりがに)がいる」などの意見がでました。ざりがには川に住んでいる、と伝えると、「日本のおばあちゃんの家の裏でみた。」と言い出す子供もいました。
【観察・記録するにあたっての順序を説明】
• 観察するもの・知らせたいものを選ぶ:「ここが一番面白い」「これをみんなに知らせたい」と思うもの・事。
• 詳しく(様子や動きを)観察する:五感(そして頭と心)を使って観察メモを書こう。
o 目:大きさ(どれくらい)、形(何に似た形)、色、長さ、数(いくつ)、ぐるっとよく見る
o 耳:聞く(どんな音がするか)
o 手:さわる(肌触りはどうか)
o 鼻:におい(何のにおいがするか。何に似た匂いか)
o 口:(食べ物の場合のみ)あじみ(どんな味がするか)
o 頭と心を使って:思ったこと、気が付いたこと、考えたこと、感じたこと
• 文章にまとめる。
o 題名、名前、観察した日付、天気を忘れずに書く。
o 観察したことを丁寧な言い方で、解りやすく、友達に伝わるように書くために、文章の構成を考える。
 始め:書き出し・何をどうやって観察したかを書こう。
 中:観察してわかったことを、観察メモを素にして詳しく書こう。順序良く書くために工夫しよう。(まず、つぎに、などの言葉を使うと良い)
 終わり:まとめ・思ったこと、考えたこと、感じたことを書こう。
p38の例文を読み、文中から五感を使って観察したことを見つけ出しながら、文章の理解をしました。語彙(反り返る→実際に体や手を反って見せ理解させました。)(ビー玉→ガラスでできている小さい玉)の説明、そして何かに例える(星に似ている・ビー玉くらいの大きさ)と様子がよく分かるという事にも気付いてもらいました。
その後、ワークシートと「ふしぎなふろしき」と題して用意した物を使って、実際に「観察メモの取り方」と「観察メモを使って文章を書く」練習を行いました。
今日、用意したもというのは、ケーキのデコレーション用に使われる砂糖で作られた「小石」です。それを、小さいタッパーの入れ物(子供たちは「お弁当」と記録しました)に入れ、そのタッパーを小箱に入れてから、風呂敷で包みました。そして、子供たちは指導者が風呂敷を開いたところから、五感を使って出てきたものを次々と観察していきました。そして、最後に「口」を使って味見をし、観察メモを書き終えました。
3時間目:引き続き「かんさつ名人になろう」
観察メモ取りが終わった時点で、今度は「メモ」を使って、文章にしていく練習を行いました。この時に、ただメモを丸ごと写すのでなく、「~です。(~でした。)」と、きちんとした文章にするように声掛けはしましたが、難しく感じた子供たちもいたように思えます。そして、最後には、頭と心を使って感じた事・考えた事・思ったことを書こうと伝えたところ、ほぼ全員「おいしかったです。」と感じたことを記録していました。今回はこちらで用意したテンプレートに書き込む形にしたので、(書く量は沢山あったかもしれませんが)自分たちで書き取ったメモを使って、記録文を作り上げる手順が理解できたと思います。最後に各自で題名を付けてもらうはずだったのですが、すっかり忘れてしまいました。ご家庭でワークシートを見直す際、題名を決めて書き込んでください。
そして、最後に本来なら「たんぽぽのちえ」の賢いと思ったちえの作文を(とてもよく書けていたので)読んでもらう予定でしたが、時間切れのため出来ませんでした。次回、ぜひ時間を作って発表してもらうつもりです。作文は私が保管しております。
宿題:
1. 教科書ワーク p16~19
2. 漢字復習プリント(ふきのとう・春がいっぱい・今週のニュース・たんぽぽのちえ)6月3日にテストしますので、練習してきてください。
3. 「かんさつ名人になろう」ワークシートや教科書p37を参考にして、観察記録を書いてくる。観察するものは何でもいいです。好きなもの・お友達に知らせたい物などを選んでみてください。観察メモの内容は授業で伝えた五感を使って、そして最後に頭と心をつかって感じたこと・考えたこと・思ったことを書いてきてください。(http://happylilac.net/nikki-13-tate.pdf 用紙は渡してあります。)教科書p38の観察記録(続けて記録する内容)は夏休みの宿題としますので、追って連絡します。
4. 先週の2時間目に読み聞かせをしていただいた「いなばの白うさぎ」教科書p40をもう一度読んであげてください。そして、お家にある日本の昔話・神話を読み聞かせ(もしくは自分で読む)をしてあげてください。次の授業の時に、何のお話を読んだか聞きたいと思います(もし、読んだ本を持ってもよいです。)
5. 「ともこさんは どこかな」(教科書p44~)新出漢字の練習と音読。

□□□□□□□□□ 5月13日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
引き続き「たんぽぽのちえ」の学習です。まず最初に、各段落を子供達に音読をしてもらいました。それから、今までに習った段落での重要な点を再確認し、本日学習する段落を読み、教科書に線を引き、語彙の説明、プリントに記入する作業を引き続きしました。

6段落:種を遠くへ飛ばす知恵(知恵3)
「このころに」→時をあらわす言葉
「花のじくが~」→たんぽぽの様子
「また」←花が咲いていた時に立っていたことを思い出させる。(=再び、もう一度)
「せのびをするように」→たんぽぽの様子 (「背伸び」の語彙の確認済)
「ぐんぐん」=勢いの良い様子、ゆっくりではない。
7段落:種を遠くへ飛ばす知恵
「なぜ」筆者による問いかけ。質問。
「こんなこと」とは何か?(前の段落に書いてあることを指摘して確認)
「それは」理由を述べるときに使う言葉
「たねをとおくまでとばす」のは、たんぽぽにとってどんなよいことがあるか?
「~からです。」←理由を表す言葉
8段落:天気によって綿毛のひらき方を変える知恵(知恵4)
「よく晴れて~」→時を表す言葉
「わた毛の~」→たんぽぽの様子
9段落:天気によって綿毛のひらき方を変える知恵
「でも」←反対の事を表す言葉
「しめり気の~」→時を表す言葉
「わた毛のらっかさん~」→たんぽぽの様子
10段落:まとめ
「このように」は、まとめたものを示す言葉 (説明文には、まとめがある)
「いろいろなちえ」とは何か?いくつあるか?また、それぞれの知恵は、何を目的としたちえなのか。
「ちらして」=あちらこちらに飛ばす、ばらばらにまく。
どのようにして、たんぽぽは「あたらしいなかま」をふやすか?→4つの知恵をつかって。
「~のです。」の表現を理解する。

3時間目:
すべての段落の学習が終わったので、全体を振り返り、いくつの「ちえ」があり、「どのような ちえ」なのかの確認。ワークシートへの記入。
1. 種を太らせる知恵
2. 種を飛ばす知恵
3. 種を遠くまで飛ばす知恵
4. 天気によって綿毛の開き方を変える知恵
記入した後、子供たちに1つずつ「ちえ」を言ってもらい、その知恵を使うためにたんぽぽがどのような様子になるかを答えてもらいました。
「たんぽぽのちえ」の学習を終える前に、全文が「はじめ、中、おわり」のまとまりから成り立つことも簡単に説明しました。(これでこの単元の学習は終わりです。)

「かたかなのひろば」(教科書 p43)
6月に予定しておりましたが、前倒しで学習します。
教科書に載っている13の言葉を子供たちに一語ずつ読んでもらいました。それと同時に、書かれている言葉以外にも絵の中からカタカナを見つけられるか問いかけたところ、ゴールキーパー、サッカーボール、シュート、キック、コアラ、などが見つかりました。
そして、絵を見て分かることや想像したことを絵の中のカタカナを使って「何が(誰が)」「何をしている・どうしている」の文章を作りノートに書きました。ほとんどの子供が2つ、もしくは3つ書けたと思います。書き終えた後、必ず読み返し、意味が通じるか、また「て・に・を・は」の間違いはないかを確認すること、とも声をかけました。一応、その場で間違いは指摘しました。その際、消して書き直す代わりに、正しい言葉を書き加えたり、横に書き足したので、ご家庭でもう一度確認してみてください。
子供たちの宿題のメモ取りがとても早くなり、最後に5分余りました。そこで、顔・体・手の各部分の名前を聞いてみました。顔(額、ほっぺた、舌、眉毛、まつげ、唇、あご)体(肩、ひじ、ひざ、ふともも、お尻、背中、おなか、胸、おへそ)手(親指、小指、中指)など。半分くらい知らない箇所がありましたので、ぜひ日々の生活の中でこのような語彙も使って会話をするようにしてみてください。

宿題:
• 教科書ワーク p14~15
• 「たんぽぽのちえ」の感想。初発の感想文がしっかり書かれていたので、多少重なるところがあるかと思われますが、知恵とその知恵を働かせている理由を理解した上での作業です。教科書p31を参考にし、4つの「ちえ」のなかで賢いと思ったところとそのわけ、そして思ったことを書きましょう。もしくは、自分で見つけたタンポポの様子(絵を加えてもよい)と働かせている知恵、そして思ったことや新しく分かったことを書いてもよいでしょう。もし、新たに出てきた疑問などがあったら、それを加えてもよいでしょう。(日記用の用紙を渡してあります。http://happylilac.net/nikki-13-yoko.pdf 絵を描く場合は、表でも裏でも良いので描いてください。)
• 漢字もんだいプリント(2)「たんぽぽのちえ」「かん字のひろば」http://work.m4688.com/2015/08/02/2japanese/ をプリントアウトしてください。前回同様3ページあります。もし、全ページ終えられなかった場合は、出来た範囲を提出してください。
• 「かんさつ名人になろう」の音読(教科書p34~39)。まず始めに、保護者の方が読み聞かせをしてあげてください。もしかすると、このような形式の文章は子供たちが楽しんで読まないかもしれません。その際はp37~38の記録の文章のところだけでもしっかり読むようにしてください。「たんぽぽのちえ」の音読でも感じましたが、イントネーション・発音が正しく覚えていない子供が多くいます。音読をする際、(しつこいようですが)保護者が正しいイントネーションをしっかり聞かせてあげてください。

□□□□□□□□□ 5月6日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
先週に引き続き「たんぽぽのちえ」の学習です。
まず始めに、指導者が全文を音読し、先週学んだ内容を確認した後、ひと段落ごとに子供たちと音読、時を表す言葉とたんぽぽの様子を表す言葉をさがし、語彙の説明をしました。(先週同様、教科書に線を引き、ワークシートに記入)
3段落:種を太らせる知恵
「けれども」=接続語 「しかし」「でも」と同じように使う。
「かれてしまった~」→たんぽぽの様子
「えいよう」とは? → 育つために必要なもの。
「どんどん」=休まずに続いている様子
4段落:種を飛ばす知恵 (知恵2)
「やがて」→時を表す言葉 意味=「少ししてから」
「花はすっかり~」→たんぽぽの様子
「すっかり」の意味 → 全部、完全に
5段落:種を飛ばす知恵
「らっかさん」とは?→ 飛行機から人や荷物を地面に下す道具。パラシュート。写真で確認。
「~のように」=たとえる言い方。~みたいな。
「ふわふわと」= 軽いものが揺れている様子。体で表現。
このあと時間が少し余ったので、反対言葉のカードを使用しながらの学習・確認。子供たちが解らなかったのは、浅い‐深い、伸ばす‐曲げる、新しい‐古い、広い‐狭い、(バスに)乗る‐降りる、縦‐横、厚い‐薄い などです。反対言葉が解らないときに、子供たちは(例えば「新しい)の場合)「古い」という代わりに、「~ではない」を使って「新しくない」と、答えるケースがいくつかありました。一生懸命に伝えようとしている気持ちはわかるのですが、語彙力を増やす面も兼ねて、その状況にあった正しい言葉・表現を使うように心がけてもらいたく思います。
3時間目:
教科書33ページ 「漢字のひろば」一年生で習った漢字。
教科書に載っている14個の漢字を黒板に書き、読みの確認をしました。絵があったので、それをヒントにしながら読んでいた漢字もいくつかありました。そして、この絵を見て分かることを問いかけ、これら漢字を使って想像したお話を(宿題の一つとして)書いてくるように伝えました。書くときのルール「句読点をきちんと使いましょう」と声をかけましたので、宿題に取り組む時に再確認をお願いします。
1年生で習った漢字の復習プリント:
「漢字クイズ・たから探し」
教科書(p33)で復習した漢字もいくつかありました。各自で取り組み、わからない漢字がある場合は、教科書の後ろのページで調べてもらい、最後に黒板で正しく書かれているかの確認をみんなでしました。その後に下の欄に書かれている文章を読み取り、たくさんある宝箱のなかから、本物はどれかをさがしました。一回では理解できなかった子供もいましたが、数回読んで理解し問題が解けました。
「漢字であそぼう・あべこべの漢字・漢字のたしざん」
あべこべの漢字は、正しい文章を指導者が読み、それに従い間違った・あべこべになった漢字を探す作業をしました。一つ私のタイプミスで「王さまは、目玉やきが 大すきです。」のところが、「目玉が大すきです。」となっておりましたので、訂正をお願いします。
漢字のたしざんまで時間がなく、皆一緒に進めることが出来ませんでしたが、数名の子供たちは自ら始めていました。(例「木+木+木=森」と伝えてあります。)もしかすると「人+木=?」が解らないかもしれません。人=「にんべん」が理解していないと思いますが、「休」の漢字は「人」と「木」から成り立つ漢字なので、問題の一つに加えました。
宿題
1. 教科書ワーク p10~13
2. 教科書 p33 漢字を使って物語を書いてくる。(使う漢字数は指定しませんでしたが、なるべく沢山つかえると良いですね。もし、お話を作るのが大変であるようならば、短い文章をいくつか書いても構いません。その際、なるべく一文に最低2つは漢字を使うようにしましょう。)
3. 「たんぽぽのちえ」の音読
4. 「漢字で遊ぼう」プリントの「漢字のたしざん」。2年生では、漢字の部首や作りはまだ本格的に習いませんが、日ごろから少しずつ部首名を口にしながら授業を進めていくつもりです。
もし、何か不明な点・質問などがありましたらいつでもお気軽にご連絡ください。

□□□□□□□□□ 4月29日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
「ふきのとう」
2週間ぶりの授業だったため、登場人物の再確認をしたてから、指導者が全文を音読しました。その後に、配役をし子供たちが音読をして「ふきのとう」の学習を終了しました。
「今週のニュース」の発表
イースターホリデーとも重なったので様々なニュースがあり聞いていても楽しい発表でした。書いてきた2つのニュースのうち好きな方をひとつ読んでもらいました。その際、「発表をするとき」、「話を聞くとき」の注意事項を再確認をしてから発表してもらいましたが、自分で書いた文章にも関わらず、すらすらと読めない子供が多かったです。今後は、書き終えた後、書き間違い、言い回しの誤りなどがないかの確認をする目的も兼ねて、数回読み直しをする習慣をつけてください。そしてある程度読めるようにも練習をしてきてください。発表を聞いた後に質問がある子供たちは質問を問いかける練習もしました。全体の感想として、しっかりと丁寧に書いてあり、その上形容詞やたとえをうまく使いながら、とてもカラフルな文章が書けておりました。また、自分の気持ちも最後にかけていて絵日記よりメリハリのある生きた文章が書けている印象を受けました。保護者の方々のサポートありがとうございました。書いてきてくれた「ニュース」は(前回の「春がいっぱい」同様)私が保管しております。年末に作る文集に加えようと思いますので、預からせていただきます。
「物の(単位の)数え方」
半端な時間が余ったので、物の数え方をおもちゃの果物や動物、車など見ながら少し復習・学習しました。
個(いちご、りんご)、本(鉛筆、バナナな。1ぼん、2ほん、3ぼん・・・6ぽん、子供たちは耳で覚えているようです。)枚(ピザ、紙)、冊、匹(小さい動物、虫)、頭(ゾウ、ライオンなどの大きい動物)、台(車)、機(ヘリコプター・飛行機)、杯(カップ1ぱい、2はい、3ばい)、房(ぶどう)←これは難しくて出てきませんでした。粒(個々のぶどう)、そく(靴、靴下)、脚(椅子)など。

3時間目:「たんぽぽのちえ」
まず最初に、題名から何が書かれているかを考えてもらいました。(すでに音読の宿題が出ていた為、「たんぽぽのこと」「たんぽぽの説明」などの答えが返ってきました。次に「この文章が説明文」であることを伝え、「説明文」とは何か質問をしてみました。子供達からの答えは「インフォーメーション」でしたので、「たんぽぽのことが詳しく書いてある文章」と伝えました。
その後、「段落」とは何かを再確認し(お話の中にある小さいまとまり)、指導者が1段落目を読み、どのように段落が分かれているかをパッと見ただけでも理解できるように指導しました。(この「たんぽぽのちえ」は「形式段落」で、段落は1字下げて書かれているところから次の1字下げて書かれている前までの事を言います。)そして、2段落目からは各自子供達で探して教科書に番号を書いてもらいました。自分でできた子供もいれば、助けが必要な子供もいました。その後、段落の番号ふりの確認を兼ねながら、指導者が全文を音読をしました。
新出漢字の読みの確認:黄、色、太、毛、高、風、晴(青と日から出来ている)、多、知。(皆、よく読めていました。)
教科書とワークシートを使いながら授業を進めていきます。各段落ごとの語彙の説明、時を表す言葉、たんぽぽの様子に着目し教科書に「時を表す言葉」に線を引き「と」と、様子を表す言葉には「よ」と書き、その後ワークシートに書き込みました。(本日は2段落目まで。)
段落1、(前書き・話題提示)
a. 「春になると」=時を表す言葉
b. 「黄色いきれいな~」=たんぽぽの様子

段落2.( 種を太らせる知恵(知恵1))
a. 「二、三日たつと」=時を表す言葉、2,3日あとのこと
b. 「花はしぼんで~」=たんぽぽの様子、「しぼんで」=しおれる、元気がなくなる
c. 「くろっぽい」=~のような、黒のような、でも黒ではない。
d. 「花の軸は~」=タンポポの様子
e. 「ぐったり」=すっかり力が抜けて、元気のない様子

宿題:
1. 音読「たんぽぽのちえ」。子供たちと一緒に読む際に、上記でお伝えした「時を表す言葉」と「たんぽぽの様子を表す言葉」を探してみてください。
2. 「たんぽぽのちえ」初読の感想。びっくりしたことや初めて知ったことなど、長くなくていいのでノートに書いてきてください。今週は書き物の宿題がないので、これを「書く」練習とします。
3. 漢字プリント http://work.m4688.com/2015/08/02/2japanese/ 1「ふきのとう」「春がいっぱい」「今週のニュース」をプリントアウトしてください。3枚ありますが、読みの3枚目から始めた方が楽かもしれません。中には、難しい熟語もありますが、頑張ってやってみてください。1回で覚えられないのは当たり前です。でも、その熟語を耳にするだけでもきっと今後のプラスになると思います。
4. もし、時間に余裕がありましたら、引き続き1年生の漢字の復習をお願いします。

□□□□□□□□□ 4月8日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
教科書 p8「ふきのとう」
指導者による音読 (人物と場面・段落を考えながら)。
人物の確認:竹の葉っぱ、ふきのとう、雪、竹やぶ、お日さま、春かぜ、(語り手)
場面・段落(お話しのまとまり)に気付かせ番号をふり、人物の行動や様子に気付かせる。語彙の説明。
1. 夜明けの竹やぶ
a. 時と場所を理解させ、早朝であることに気付かせる。
b. 「竹の葉っぱが~」登場人物を確認
c. 「さむかったね。」「うん、さむかったね。」誰と誰が、どこでどんな話をしているかを考えさせる。→竹の葉っぱ
d. 「ささやく」=小さい声で話す、耳元で話す。ひそひそと話す。
e. 「雪がまだ少し残っていて、」季節はいつか判断させる。→冬の終わり
f. 「しんとしています。」=静かな様子を表現している。
2. 雪の下で踏ん張っているふきのとう
a. 「どこかで」→姿は見えない様子
b. 「よいしょ、よいしょ。おもたいな。」誰の言葉か?→ふきのとう
c. 「ふきのとうです。」主人公の登場に気付かせる。
d. 「雪の下に」ふきのとうの位置に気付かせる。→ふきのとうの上に雪がつもっている。
e. 「ふんばっている」=力を出して頑張っている様子。「ふんばって」とはどのような様子か考えさせる。具体的なイメージを持たせる。体で表す。
f. 「よいしょ、よいしょ。そとがみたいな。」誰の言葉か。→ふきのとう
3. お日さまが当たらずに遊べない雪
a. 「ごめんね。」誰の言葉か。→雪
b. 「上を見上げます。」雪と竹やぶの位置関係に気付かせる。
c. 「ざんねん」=のぞみがかなわず、悔しい気持ち。
4. 春かぜが来ないから踊れないとささやく竹やぶ
a. 「すまない」=大人びた言い方。「ごめんね」の意味
b. 「わたしたちも、ゆれて おどりたい」 ‘わたしたちも’とは、だれのことか。→竹やぶ、「ゆれておどる」とは、どんな様子か体で表現する。
5. 春かぜを起こすお日さま
a. 「そこで、南を向いて~」なぜ、南を向いていったのか、という疑問を持たせる。北風にたいして、南からの風は温かいことに気付かせる。
b. 「おうい、はるかぜ。~」誰が、誰に言ったのか判断させる。(暖かい春を迎えようとするお日さまの思いをつかませる。)
6. お日さまに起こされて、いきをはく春かぜ
a. 「せのびをして」=背筋をのばして。
b. 「や、お日さま。や、みんな。おまちどう。」誰の言葉か考えさせる。→春かぜ
7. 春かぜにふかれて、すべての人物の願いが叶う
a. 「(竹やぶが)ゆれる、ゆれる、おどる。」「(雪が)とける とける。水になる。」「(ふきのとうが)ふんばる、せがのびる。」リズム感を味わわせる。
b. 「(春風に竹やぶが)ふかれて、(竹やぶが)ゆれて、(雪が)とけて、(ふきのとうが)ふんばって、」それぞれの人物の様子から順序性に気付かせる。
c. 「もっこり。」=ふきのとうが膨らんで盛り上がった様子。
d. 「こんにちは。」ふきのとうの気持ちを想像させる。→雪から頭を出せてうれしい。(子供たちに表現させると「やったね!」「いえ~い!」となりました。)
8. すっかり春になった
a. いくつかの言い回しの例を出し、「すっかり」の意味を考える。「全然春ではない」、「少し春」、「半分春になった」、「全部春なった」→「すっかり春になった」は「全部春になった」こと。
教科書の内容を説明した後、用意したワークシートに各場面ごとでの人物の行動や会話を記入し理解を深めました。子供たちは沢山の人物が出てくるにも関わらず、誰が何を言ったかをきちんと理解している印象を受けました。でも、少し進めるスピードが速すぎたかもしれません。本日は、(子供たちに)役に分かれての音読が出来なかったので、次回に回したく思います。
3時間目
「春がいっぱい」の発表:「話すとき、聞くとき」のルール(教科書4ページ)をもう一度確認したうえで、各自発表してもらいました。そして同時に、聞いている子供たちに、書かれていた内容を問いかけました。「春」を桜とタンポポから感じた子供が多かった中、鳥の鳴き声を聞いて春を感じると書いた子供もいました。
教科書 p22「今週のニュース」
ニュースとは何か?と子供たちに問いかけたところ、返ってきた答えは:(悪い人が何かをしでかしたり)事件、事故、季節や天気のこと、だれも知らないこと、新聞に載っていること、などが出ました。
どんな事が「ニュース」になるか?
• したこと、
• 見たこと、見つけたこと
• 聞いたこと
• 季節を感じること(「春がいっぱい」で書いた事もニュースになると伝えました)
• 本を読んで感じたこと
教科書の例文を参考にして、何が書かれているか分析する。
例文:きのうのよる、そらめをさやから出す手伝いをしました。さやの中は、ふかふかのふとんみたいでした。
「きのうのよる~手伝いをしました。」は何かと問いかけ「ニュース」だと確認し、「さやの中は~」は何が書かれているか問いかけ、「自分の感想」と説明する。他の二つの例文も同様に説明し、最後にもう一つ「本を読んで感じたこと」の例文を出し書き方を説明しました。
例:こんな本を読みました。←ニュース
「そらいろのたね」作:なかがわ りえこ ←本の紹介
たねから家が出てきて、どんどん大きくなります。←本の紹介
そこが、おもしろいと思いました。←感想
書くにあたっての注意:日にち、いつ、どこで、誰が、どうしたかという事が解るように書くき、最後に自分の感じたこと(気持ち)や思ったことも加えるようにする。(絵を描いても良い)
教科書p19「~と、~する。」の文を書いてみよう。二つの絵をみて、つながりのある文章を作る。→今回は時間がなかったため、口頭でやりました。実際に文章作成は、教科書ワークの練習問題でお願いします。
1. 春風がふくと、竹やぶがゆれる。
2. ボタンを押すと、かえるが飛び出す。
3. 氷を入れると、水があふれる。(いっぱいになる、こぼれるではなくでなく、「あふれる」という表現を子供たちから引き出したかったのですが、知らない言葉だったようです。「こぼれる」と「あふれる」の言葉の違いも説明しました。)
宿題
1. 「今週のニュース」を2つ書いてくる。上で説明した5つの項目の中から、ニュースとして友達に知らせたい出来事を(書くに当たっての注意事項も忘れずに!)書いてきてください。
2. 「今週のニュース」の新出漢字の練習。(ワークの中にも漢字の練習の欄がありますが、それだけでは足りないと思います。時間があればノートで練習をし、新出漢字を使った文章を作るとより一層良いと思います。
3. 「たんぽぽのちえ」の音読練習、新出漢字の練習。
4. たんぽぽを観察してくる。次回学習する「たんぽぽのちえ」の為にも、色々な「たんぽぽ」をみつけて様子を観察してみてください。例:つぼみの時、花が咲いている時、かれたたんぽぽ、綿毛になったたんぽぽ、など。
5. 教科書ワーク:p2~9
本日の漢字の採点で気が付きましたが、下記の漢字に間違えが多かったです。漢字の学習をする際、書き順をしっかりと守ってください。最初が肝心です。一度間違えた書き順を覚えてしまうと、直すのに時間がかかりますし、書き順が間違えていると、画数も間違える可能性がでます。そうすると、漢字辞典を使用する際に(画数で引くとき)時間がかかったり見つからなかったりしますので、面倒かもしれませんがきちんとした書き順の指導をお願いします。また、とめ、はらい、はね、折れ、曲がり、反りもしっかりと守って書くようにしてください。(うるさくってごめんなさい!でも、これらをしっかり書くと、多少アンバランスな文字・漢字がとても綺麗に見えるので・・・・。)
「春」の5画目の右はらいは、二本目から出ます。
「読」の右上は、土でなく士で、下の方が短いです。
「絵」の右側の「会」のやねはクロスしないように。
本日の授業の後、絵日記の宿題について数名の保護者の方と確認を取らせていただきました。絵日記の代わりに、(先週は「春がいっぱい」、今週は「今週のニュース」など)その週で内容は変わると思いますが、「絵日記」と特定するのでなく、作文や感想文なども含んだ色々な「書く」宿題を組み入れ、絵日記の代わりにしたく思いますがよろしいでしょうか?子供たちの様子を見ながら調節していくつもりですが、もしご意見・ご希望などがありましたら、お知らせください。

□□□□□□□□□ 4月1日の授業内容 □□□□□□□□□□□□

1時間目:
授業を始める前に、「お約束」ということで、下記の事を子供たちに話しました。
授業の前に:
 時間を守りましょう。
 各自で宿題を提出して、授業に必要なものを出して席につきましょう。
 日直の人は、授業の最初と最後に挨拶をする。
授業中に:
 話すとき、聞くときのマナーを守りましょう。
 間違えることを心配しないで、楽しく学びましょう。
 解らないことは、いつでも質問しましょう。
 書くときは丁寧に、習った漢字を使って句読点に気を付けましょう。
授業の終わりに:
• その日の宿題をノートに書きましょう。
• 自分のものの後片付けが終わったら、教室の片づけを手伝いましょう。

自己紹介
• 子供たちに名前、好きなこと・もの、そして2年生になっての目標を話してもらいました。その際に「私は~、僕は~、~です。~ます。」を正しく使って話すことを意識してもらいました。目標を話してくれた際に、半分の子供たちは音読を頑張る、そしてもう半分の子供たちは漢字を頑張ると話してくれました。今後が楽しみです!

教科書 1ページ 「たんぽぽ」の詩を読もう
• 音読する際の注意事項を再度確認をしてから、指導者が最初に音読してから内容理解と語彙の確認。
• 物語には誰がでてくるかな?の質問に:たんぽぽ、ひまわり、おひさま、ちょうちょう、という答えが返ってきましたが、この中の会話は、ちょうちょうとたんぽぽ間の会話です。そして、語彙の確認として「まご」を説明してもらったところ、皆、おばあちゃん、おじいちゃんに対して自分たちが「まご」の立場という事をしっかり理解しておりました。
• 「うふんとわらう」とただ「わらう」の違いを考え、たんぽぽがどのように「うふん」と笑ったのか子供たちに表現してもらいました。

教科書 20ページ 「春がいっぱい」
• 「春」の確認:春とはいつのことか?それと同時に季節・四季とは何か。春の他には何の季節があるか?
• 「春」の漢字のなりたち:三つの小さな葉っぱが太陽の日を浴びて育つという事から「春」の漢字ができたと話し、絵をノートに書きました。また、今まで習った漢字のほとんどは象形漢字(絵からできた漢字)であり、これから習う多くの漢字は、「春」の漢字同様にパズルのように出来上がっていると、伝えておきました。(少しでも漢字は難しい、と言う抵抗を減らせるように学習できると良いなと、思います。)
• 教科書の絵と準備した写真をみて、春の植物・動物を確認しました。やはり画像にはとても良く反応していました。教科書に載っている以外で「春」を感じる植物・動物・食べ物なども確認しました。
• その後、子供たちに五感(見る、聞く、匂う、触る、味わう)を使って「春を感じる」ものを考えノートに書きだしてもらいました。
• 「はながさいた」の詩をまず指導者が音読し、この詩から感じたこと、イメージできることを問いかけました。春のイメージで、「お花が一面に咲いている、色々な色の花が咲いている、蝶々が飛び回り、みんな幸せな・嬉しい気持ちになる」などの意見交換をしました。
• また、詩の中で「はなが さいた」が繰り返されていること、「はひふへ ほほほ」と「ほへふひ ははは」が対比になっていることに気付きました。「ほへふひ ははは」が言いにくいと言いながら、子供たちは一生懸命に読んでいました。
• 「春がいっぱいカード」作成についての説明と書くときの注意を教科書20ページの「つくし」を見本にしながら話しました。「いつ、どこで、何を」を忘れずに見つけたものを説明し、自分が思ったこと、感じたことを短い文章で良いので書いてくることを伝えました。

教科書 8ページ 「ふきのとう」
• 音読をしてきたことが自信につながったのでしょう。みんな口をそろえて「これお家で読んできた」と話してくれましたので、皆で一度一緒に音読しました。
• 新出漢字を見つけ、用意した漢字プリントに読みを記入。その際、送り仮名は「かっこ」で囲みました。例:言う→い(う)また、子供たちは「読」に二通りの読み方(音読み、訓読み)があることも、気付いたようです。

宿題:漢字プリントの裏に今日の宿題を子供たちに書いてもらいましたが、細かく書くと時間がかかる為、大雑把に書いてもらいました。次回からは、国語のノートに書いてもらおうと思いますがよろしいでしょうか?もしくは連絡帳・メモ帳を準備して頂けると助かります。
1. 音読 「ふきのとう」
2. 漢字プリント2枚(7つの新出漢字の練習、そして子供たちには話しませんでしたが、その漢字を使ってノートに(短くて良いので)文を書いてください。
3. 春がいっぱいカードの作成。A4サイズの絵日記の用紙を渡してあります。そこに、上記でもお伝えしたことを忘れずに文章を書いてきてください。次回発表してもらいますので、書いた後に音読練習も忘れずに!
4. 1年生で習った漢字の復習:皆さんがどのようなスタイルで復習をなされているかわかりませんが、もし特定な方法がないのであるならば、「4月の指導目標と学習内容」のメールでもお伝えしたえびすのHPに載っている1年生の漢字の3つのファイルをダウンロードして学習・復習を進めてください。